サラリーマン起業してすぐの知人が言ってて驚いたこと
マーケティングに関する大きな勘違いをしている方がいました。
そこまで知っている方ではなく、1度会ってSNSで繋がった知人、というレベルですが、、、
この方のそのコメントを見て、「そもそもこういったマーケティングに関する勘違いをされている方が多いような気がする」と思ってこの記事を書いています。
その背景とコメント
その方は、少し前に何かWEBサービスを立ち上げたようです。
会社員をしつつ、副業として新サービスを立ち上げたとのこと。
しかし、ある程度の期間がたっても、伸び悩んで苦労している様子。
正直、私はあまり詳しくない分野なので、延びない理由は、そのサービスがよくないのか、マーケティング方法が悪いのかはわかりません。
ただ、こんな事を言っていました。
「たくさんの人に届けるマーケティングはいらない、だからマーケティングはしないことにした」
「サービスを欲しがって使って感謝してくれる1人の人間に届けるように頑張っていく」
ということを言っていました。
マーケティングとは…?
ちょっと待ってください、、、
そもそも、マーケティングとは、「その感謝してくれる1人の人を探すこと」です。
そのための流れをきれいに整えるのがマーケティングです。
・商品を知ってもらう。
・商品に興味を持ってもらう。
・商品を購入してもらう。
・満足してもらう。
この流れを無駄なく、きれいに整えるのがマーケティングです。
全く興味のない人に届けたり、買いたいと思っていない人に買うように圧力をかけるのはマーケティングではありません。
誰でもいいから届けようというのは、スパム行為です。
買いたいと思っていない人に圧力をかけるのは、詐欺か押し売りです。
マーケティングに関する勘違い
マーケティングは悪いものというような勘違い。
確かに、スパムまがいの行為をして、「最新のマーケティングだ(ドヤ顔)」という輩が多いかもしれません。そのため勘違いしているかもしれません。
この人もおそらくそうですし、それ以外にも「マーケティング=良くないもの」のようなイメージを持っている人が一定数います。
でも、例えば、ナイキの看板を見るだけで不快になる人は少ないと思います。さわやかでスタイリッシュなスポーツブランドのイメージがあると思います。
それもマーケティング(とブランディング)のなせる業です。ただの靴や服を売っているブランドですが、うまいことマーケティングをしているから私たちの生活に馴染んでいます。
あなたのお気に入りのアプリも身の回りのモノも、それらのマーケティングがあったからあなたに届きました。
マーケティングというのは、スパム行為とは全く別のプロセスです。「販売元がターゲットの選定をして、その顧客に不快な思いをさせずに、うまく購入してもらう。そして満足してもらう。」というのがマーケティングです。
そのため、商品が売れない人、サービスが伸び悩む人が「マーケティングを捨てること」ではなく、「マーケティングを勉強して改善すること」です。
さいごに
もちろん、マーケティングといっても非常に定義の広い言葉なので、何が唯一の回答だ、というものはありません。
それぞれの事業なので、それぞれ好きにするのが正解です。
ただ、サービスや商品が伸び悩んでいる場合は、マーケティングが悪いか、商品が悪いかのどちらなことが多いので、マーケティングに関して勉強することは、事業を行う上で必須です。
せっかくいいものを売っていても、マーケティング方法が悪く、売れていないものも多いので、そんなことが少しでも減ればいいなと思いつつ、書きました。
今日言いたいのはこれくらいです。
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