半沢直樹が大ヒットした隠れた理由とこれからの集客の相関性
渡辺シンスケです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して店舗経営者や個人事業主に提供しています。
半沢直樹というドラマが、大ヒットしたのを覚えている人はまだまだおられると思います。
半沢直樹が空前の大ヒットをおさめたブランディングの内訳は、登場人物のキャラクターやストーリーの作り方、 などにあると思います。
もちろんそのブランドが素晴らしかったから、 面白い作品になったわけですが、 実はそれ以外にもヒットした理由があるんです。
それが何かというと
“クチコミ連鎖戦略”
です。
ピックアップしただけでも
・人名タイトル”でインパクト
・「やられたら、やり返す。倍返しだ」のキャッチーな決めゼリフ
・決めセリフを「10倍返し」「100倍返し」と進化
・覚えやすい濃いキャラと台詞回し
・誰かと話したくなるラストシーン
などなど、口コミやすいものを並べた結果、 口コミが起き広まったという結末になりました。
ではなぜ口コミなんでしょうか?
口コミはまず、日本人が最も信頼をおく情報伝達方法です。
男性75%、女性は90%
誰かに口こまれた影響で、 購入等の決断をしたことがあるというデータが出ています。
もちろんそれだけでも拡散力があるのですが 、それに拍車をかけたのが、
X(Twitter)やFacebookなどのSNSです。
わかりやすいセリフや、キャラを口こむにはSNSはぴったりです。
天空の城ラピュタが放送された時も、セリフが一斉につぶやかれトレンド世界1位になるほどです。
半沢直樹が、SNSを意識して作られたかどうかはわかりません。
しかしSNSでさらなる興味を抱かれたのは、間違いないと思います。
結果、口コミが口コミを呼んで、 半沢直樹は初回から一度も視聴率が下がらず完走することができました。
そしてこれは過去の話と思われるかもしれませんが、これからSNSで集客をされていく人にとって重要なデータになると思います。
というのがSNSと集客といえば、インフルエンサーと呼ばれる人がいると思います。
しかしこのインフルエンサーという人の需要が、下がってきているのです。
なぜかというと、広告であるSNS投稿については、ステマが禁止になり「PR」というのをつけて投稿しなければならなくなったからです。
見てる人は
「なんだ広告か」
「じゃあこの人普段からは使ってないんじゃん」
みたいなマインドになって、逆効果というデータも出てきているのです。
フォロワーが100万人以上いる人や、YouTubeの再生数が毎回100万回を超えるような、インフルエンサーどころか本当に影響力がある人は、何を投稿しても集客効果があると思います。
もう影響力が芸能人クラスですので。
数万人程度の人のインフルエンサーとしての影響力と需要が、どんどんなくなっていっているということです。
ではそこが少なくなり、どうなっていっているかというと
「エンドユーザーによる口コミ」
の方が強くなっていっているのです。
代表的なのが「レゴ」ですね。
レゴでこんなの作れました、あんなの作れましたという、自分が好きであげている写真や動画に対して、「私もやってみたい」とレゴが売れていくというのは、まさにSNS版の口コミですよね。
飲食店なんかも、中途半端なインフルエンサーが中途半端な口コミをするより、食べ歩き大好きな人の食べ物が好きすぎる投稿の方が、需要があったりします。
ということはサービスや商品を提供する側は、エンドユーザの口コミを意識した投稿や、エンドユーザーであるお客様との繋がりを濃密にできるようようなブランディングができればできるほど、これから成功の確率は高まりそうですね。
半沢直樹やレゴなどを参考に、ご興味ある方はトライしてみてくださいね。
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