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Lessons no.20「未来構想書 ~自己実現を可視化する書式」

こんにちは、「だんすまん」です。

既にある原稿から、note用に編集した書籍の一部を載せます。
タイトルに番号を振って、小見出し毎に載せています。
予定投稿数を数えてはいませんが、おそらく
100回くらい切り分けて投稿することになりそうです。

「あなたが社会に届く」少し長いツアーへようこそ

自己実現を可視化する書式はあるか

「未来構想書」とは、一人ひとりに備わる
自己実現の可視化を試みるabout Youが提供・
展開をするオリジナルの書式群です。

筆者注:書籍では、もう少し後で書式をお見せしますが
    ここでは、冒頭に載せることにします。
    「書式群」なので、この1枚だけではありません。

未来構想ノーマル

no.13「自己実現ー『ごみ』から『鉱脈』へ」において、
自己実現のことを「挑戦と成長によって自らが抱く
価値を社会に未来に解放したい気持ち」

と編集したことを伝えましたが、about Youでは、

一人ひとりが抱く社会への挑戦を、
未来に向かって成長したい気持ちを預かり、
他者に代わって提案・展開する

という使い方を考えています。
編み上げたアイデアをお伝えする前に、
その経緯を振り返ってお伝えします。

「ソーシャルビジネススタートアップ講座」への参加

私は、2017年9月から12月迄、横浜市主催の
「ソーシャルビジネススタートアップ講座/2017後期」
という講座に通っていました。

ソーシャルビジネスを起業したい方に向けた
入門・実践講座として企画されたもので、
2016年度から委託形式で展開していたようです。
2020年現在も、名称は変わっているかもしれませんが、
横浜市の方針に変更なければ継続している取組みです。


私は、川崎市居住なので開催情報さえも知らなかったのですが、
その時期色々と人と会っていたうちの一人から
「一緒に受けませんか」とお誘いされました。
申込をしたところ、審査に通過したので、
自らの考えをまとめる一助となればと思い、
参加日程を確保しました。

市民が対象であったことから、様々なレイヤーにある方が揃いました。
20代前半から60代での定年後の方が、
何をやるのか決めていないところから
具体的なアイデアをお持ちの方まで、受講生は30数人居ました。

受講生の方々とは講座を受けているという意味では
仲間ではありますが、レイヤーが全て違うことから
世間話に終始し、一緒に受けた方のみ感想戦を時折していました。

講座初日に、「最終日は一人5分でプレゼンをしてもらいます」
とガイドされたので、私は早々に、
「5分」でまとめることを意識して準備をしました。

私の場合は、それまで練っていた構想はあったものの、
構想をどう計画または実施に落とし込みするか決めかねていたことから、
「5分」でまとめるにあたり、シナリオを何度か書き直しました。

「未来構想書」のアイデアは、
この時期にふっと舞い降りたものです。


「過去」を表す履歴書に代わるヒラメキ

私は2012年に「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」から
インスパイアされた「ヒューマンキャンバス」を活用した
about You」と名付けたコミュニケーションシステムを
思案していました。しかし、私の私生活において
資金が手元になく、実力不足も痛感していました。

やむを得ず、システム構築と投資を前提としない
「場づくり」「働きかけ」に舵を切替え、

立ち位置の違う者同士が語り合うことができる
「共通言語」について考えました。

私自身が、就転職活動において過去に何社も経由していることから、
履歴書や職務経歴書を眺めてもらっただけでは、
「履歴が汚れている」と選考の基準に引っかかることから、
とにかく通らないことに歯がゆさを感じていました。

一方、実力を測定される選考では、私は何社か内定したことがあったので、
過去の都合でしかない履歴や実績ではなく、私の今の実力や、
これから何を編み出すかという未来に着眼して欲しかった
という想いもあったことから、立ち位置の違う者同士が
語り合うために使う「共通言語」について

「過去」を表す履歴書ではなく、
「未来」を表すものとして編み出す書式を
「未来構想書」と名付けました。

計11回に及んだ講座の最後に、5分にまとめたプレゼンを行いました。
ソーシャルビジネスについて周辺の知識を得た以上の
出来事はなかったですが、手づくりで行う場づくりや
働きかけの準備につながったことは成果でした。

アイデアを見つめ、やり方を変えてみる。

自身が長く抱いたアイデアをアレンジしようとするとき、
代替案がなかなか思い浮かばないことから一時期は辛いですが、
変革すべきテーマに挑もうとする時、
一度手放してアイデアを見つめてみることも一つの手です。

私は、5分用に作成したこのアイデアの元を、
後に事業計画書の中にオリジナルツールとして書き込み、
ガイド用に動画を制作することになります。
広く展開する前ではありますが、展開に備えてカタチにはしています。

3つのパートに分けたガイドについて
本書では、2019年中に未来構想書について
3つに切り分けてガイドしたスライド動画の
原稿を編集して書き込みます。

Part1.導入
Part2.レイアウトと使い分け
Part3.未来構想、その使い方

3つに切り分けたうちの「Part1.導入」は、
これまでのガイドと重複することから、一部を編集して掲載しています。

あなたに備わる価値を解き明かすスライド動画の案内

この3つに切り分けたガイドは、about You
一人ひとりに備わる価値や自己実現をどう捉え直すかを
ご紹介することになりますが、
自らに潜む価値を未だ見出されてない方においても、
共に解き明かすやり方を確認して頂ければと思います。
あなたの目の前に私がいるわけではありませんが、
語りかけているつもりの書き振りです。

動画そのものはabout Youのホームページ中に
You tubeを利用して掲載しています。
筆者注欄に貼り付けたリンクからご覧いただくことでも構いません。
その場合は、ここに書き込んだ内容は、
一部の言い回し以外は同じとなりますので、
確認用として眺めてみてください。

筆者注:
既に書き上げた「書籍」では、スライド動画を
原稿形式に書き起こしました。
noteでは、Youtubeに貼っている動画のリンクを貼ります。
それぞれリンクを貼りますので、お時間の余裕あるときにご覧ください。
Part1.導入 (10分)
Part2.レイアウトと使い分け(23分)
Part3.未来構想、その使い方(25分)


筆者から補足

ここまで、ご覧いただきありがとうございます。
次は、no.21「未来構想書 Part.1 導入」を掲載します。

全文について

no.07から毎回貼り付けることにしました。
目次を見て興味あるところからご覧ください。
よろしくお願いいたします。


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