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法人営業に限界を感じたら読む記事〜5つの「限界説」編〜

今回は法人営業でも、特に製造業の法人営業について書きます。

限界を感じているのなら、キャリアチェンジという方法があります。とは言え、どんな職種にキャリアチェンジできるのか?このあたりを今日は考えたいと思います。

自分が辛いと思うことを洗い出す

なぜ製造業の法人営業をやっていると限界を感じるのでしょうか?何個か要因があると思いますが、自分の中で一番ウェイトを占めてる要因を考えてみましょう。

この要因分析が、自分の特性を把握するヒントになると思います。ちょっと嫌な言い方をすれば、なぜ自分は営業という仕事が好きになれないのか?なぜ苦手意識を感じるのか?という理由がわかります。前向きに捉えれば、営業以外で得意なこと、抵抗なくやれることが把握できるようになります。

自分がうんざりしていることをいったん受け入れてみることは案外と大事です。と同時に結構難しいことだったりもします。

頑張ってる人ほど、苦手なものをあえて意識することは、「自分があまえているだけなのではないか?弱みを克服せねば」という思いが強くなり、心が苦しくなるものです。

いろいろありましたが、僕は今、営業の苦手要素を受け止めていて、そういう苦手要素がない今の職種で思う存分働いた方が、自分にも、会社にも、そして世間にも良いなと心底思えています。

「人生において別に営業というキャリアを諦めてみてもいいんだ」という視点を持つきっかけとなればと思います。

ということで、私なりに限界を感じる5つの傾向(説)を考えてみました。製造業の営業に限界を感じる理由は大別すると以下の5つになると思ってます。


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「その日暮し」限界説

まずは、その日暮しということ。これの典型例は納期ですね。「いついつまでに欲しい」という顧客の要望を最前線で受ける営業は常に時間と闘っています。売上も月の目標があれば月末までに注文をもらい事務処理をして出荷まで至らないといけません。とにかく、急げ急げの世界です。良くも悪くも今日・明日をどう生きるか?刻々と変わる顧客と自社の状況を把握し、結論を出す。日々の目まぐるさがあります。


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「会話胆力」限界説

2つ目は、会話胆力です。よくあるのは接待ですね。胆力にはアルコールの摂取可能量も含みます。土日にゴルフ、なんてのも業界次第ではあるでしょう。あるいはコロナ禍とはいえ、上司と同行訪問するとなれば、その行き帰りで一緒に行動します。業務報告以外の話にもなりえますので、雑談で間を持たせたりも必要でしょう。それと会議をすれば仕切るように言われたり、資料の発表役を任されたりと人前で話すことも多いですね。


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「スキルアップ」限界説

3つ目は、スキルアップです。営業してるだけでは資格が取れるわけでもないです。部署が変われば、商品を覚え直す必要があるし、業界が違えば売り方も違います。商品が多岐に渡ればひとつひとつの商品について専門性を高めることも難しいですね。「あれ?社内最適化できても、それ以上の何かは得れらないのではないか?」という不安がよぎります。


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「キャリアアップ」限界説

4つ目は、キャリアアップです。スキルアップと似ていますが、ちょっと違います、スキルアップは技能のアップ(営業力のアップ)なのに対して、キャリアップは昇進のお話です。例えば、係長になる、課長になる、営業所長になる、とかです。課長を見てあんな風にはなりたくないなぁと思ったりしませんか?私、一生上司からも怒鳴られ続けるのだろうか?やっぱり体育会系のノリじゃないとダメ?といった不安もありますね。


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「QOL」限界説

5つ目は、QOLです。営業は忙しく残業あたりまえだったりする。別にお酒の席はきらいじゃないけど毎晩遅くなるのはいや。土日にゴルフすること自体が辛く無くても、本当はべつのことをしたい。数年でジョブローテーションで転勤させられるなどなど、営業という仕事柄プライベートが制約されまする場合があります。

ということで、この5つのパターンそれぞれについて、営業からキャリアチェンジするならどんな職種がよいかを、次回、さらに考えてみましょう。

(あ、ちなみにタロットカードは興味ないし、挿絵も適当に雰囲気で入れてるだけで、意味とかは含まれていません。見た目だけです笑。)

ということでまた。

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