下塗り

約4ヶ月ぶりのnoteを今このタイミングで
自分の思うままに綴りたいと思います。

結論から言うとめちゃくちゃ辛い時期を送ってます。

今は何もかも落ち着かない時期を過ごしています

季節の変わり目、だいぶスペインでの生活に落ち着きが出始めてきた頃、ここから新しいことにチャレンジしてみよう。

有り余る時間の中で、今日はこういうことをしてみよう、
今日はあれをやってみよう。
そう考え始めた時期でした。

「Tu adaptación a este futbol es difícil」

「君がこのチームに適応するのは難しい」

はっきり監督から伝えられた。
練習での扱いに不満を持っていた自分が相談した結果の
返信がこれだった。

自分でどうしたらいいか分からず代理人に相談したら
移籍を提案された。

移籍については遅かれ速かれするものだと思っていたので
準備ができているものだと思っていたけど、まさかこんな早く、しかも1週間後にサラマンカというセビージャから約700km離れた場所にトライアウトを受けにいくと伝えられた時は頭真っ白でした。

日本帰りたいな
サッカーやめてトレーナー目指そうかな。

多分自分が生きてきてサッカー自体を辞めたくなることは
今までになく初めての感情だったと思う。

契約を解除してもらうためにトライアウトまでの練習に1週間
行き続けなきゃいけない時はモチベーションのかけらもなく
もうどうでもいいや、自分のやりたいことしよう。
そう思った。

普通に考えて戦力外扱いされてチームにも残らないってなって
その時はまだトライアウト受けるチームすら決まってないのに
どんな気持ちでチームメイトと会話してどんな気持ちで練習に取り組めるの？

やっぱり、スペインにきてはっきりわかったけど
自分はまだ大人じゃない。こんな誰もが経験しないことを
詰め込んだ出来事は1日や2日で切り替えられるわけがない。

まだまだ道は続く、
自分で選んだ道、
次に向けてやるしかない
自分でそう言い聞かせてたけど心は限界だった

不安で寝付けないのに朝4時、5時から家で大騒ぎしてる同居人のやつら、日々の生活でのストレス、日々の人種差別
空気のように扱われている感覚、一時的ではあるけど銀行の残金が3000円しか入っていなかった時

あんまり、表情とか話は出さないようにしてたけど
多分気付かれてたと思う。
自分の軸、思考があっちこっちいって自分でもなにをしてるのかわからなくなることが数えきれないほどあった。

ポジティブに生きていこう。
そうずっと考えて生活してきたけど
ネガティブな感情を全開に出していた1週間近くだったとサラマンカ行きのバスで思います

人の悪口を言い、環境に文句を言い、自分が行動しない言い訳を作り続ける。
言葉選ばずにはっきり言うとくそみたいな日々を送っていました。

しんどくてたまらない時に自分を支え続けたもの

いくらしんどくても自分の中で変わり続けないものがあった

親の存在。

いや違う、それに対する気持ちが変わらないのは当たり前だししっかりと感謝している。

『自己証明』

こんな自分勝手なものでした。

スタジアムに行った選手になったらって考えるあの瞬間
憧れの選手になってファンサを求められたいあの瞬間
ゴールを決めて味方が寄ってくるあの瞬間
ファンがゆうまコールをしてくれたあの瞬間
子供がハイタッチを求めてくるあの瞬間
誰かもわからない奴が写真を一緒に写真を求めてくるあの瞬間

きっとこの瞬間を子供の頃から目指していたんだ。
だから本気でプロを目指しているんだな。

今まで気付けなかった心の奥底にある
自分が求めていたことの本質に気づいた

だからやらなきゃいけない。
明日の自分を少しでも自己証明に近づく行動をしなければいけない。

結果的になれるかどうかじゃなく
この本質に基づいてボロボロになっも前に自分を進めなきゃ

こういう経験がなきゃ一生気付くことがなかったと思う

サッカーが好きじゃなかったら
もっと早い段階で折れてたんだろうな

きっとサッカーが大好きなんだな。

そう考えたらもう物事をネガティブに考える必要はないな

8部のチームで戦力外喰らってプロになった方がストーリーあって面白いじゃん！
むしろ6部でトライアウトできるってプラスでしかないじゃん！

大学退学して、後先がない状態の方が自分に火つけれるじゃん！

人が一生賭けてもできないような苦労や経験してるじゃん！

考えれば小学、中学、高校、大学、どこでもスーパーになれなかった。
でもそんな奴が成功した方が説得力増すじゃん！

もちろんむりにポジティブなることが最適ってわけでは
ないとはおもいます。笑

不安や恐怖、不快感があるのは人間なんだから当たり前。
ありのまま受け入れて、常に自分に自己証明の本質を突きつけてやっていきます。

最後に

さっき言ったように今回はネガティブなことも
ポジティブなことも、自分の思っていたことを全て書き出しました。
今は前に進むために少しでも成長していこうって考えてます。
心配しないでください！

来年の5月、日本に帰る時には人として、1まわり、2まわり、
それ以上大きくなって帰るので期待しておいてください。

家族へ
たくさんの支援ありがとうございます。
おっちょこちょいすぎて不安はありすぎると思うけど
3ヶ月は生きてるんで安心してください。
もっと連絡する回数増やします、

同居人さん、出待ち職人さん

ありがとうございます。
とりあえずまだセビージャには帰るけど
バスでどんな表情でこの文を書いてるかは想像してください
3人してそれぞれ抱えてる不安や悩みはスペインにいる時点で尽きないと思いますけどまた沢山話して沢山語りましょう

最後まで読んで頂きありがとうございました。
タイトルにある通り自分は今は耐えの時期です
この文章を読んで俺も頑張ろう。そう思ってくれたら
本当に最高です。

次のnoteの更新は自分の話に深みが出てきたなって思ったらします。笑

まだ知らない地域で、知らない外国人と同部屋での生活、
言い出したら不安ばっかだけど
トライアウト頑張って自分の人生変えてきます。

行ってきます