見出し画像

1年間応募がなかった『専門的な知識が求められる製造スタッフ』を1カ月で採用できた理由!!採用をするために必要な5つのこと/「採用できない!」から「採用できた!」に変わった理由とは?

採用するために必要な5つのこと

採用ができない要因を掘っていくと、これらの5つのいずれかに課題があるからだと思います。
どこの求人広告に出したらいいですか?どんな採用手法(方法)を使ったらいいですか?と考える前にこれらを見直さないと、ラッキー採用はあり得ても、狙って採用をすることは難しいように思います。

<採用するために必要な5つのこと>
自社が採用したい人材を明確にする
採用したい人材が転職で重視するポイントを明確にする
③-1採用したい人材が転職で重視するポイントに対して、他社(同業界/他業界)が訴求しているメリット・価値を明確にする
③-2採用したい人材が転職で重視するポイントに対して、自社で提供できるメリット・価値を明確にする
自社が採用したい人材に適した採用手法(方法)を選択する
改善、運用の具体的なPDCAサイクルを回す

わかっているつもり、やっているつもりなどなど、この「つもり」が採用ができない結果につながっています。
これらの5つのポイントを見直して、日々の採用活動を振り返っていただければと思います。

今回ご支援させていただいたのは隠れた優良企業である「様々な製造業で不可欠となる蒸気エネルギーの計測・制御機器メーカー様」でした。

■企業情報
・70年以上の歴史を持ち、売上規模は100億円以上を超え、ニッチトップを誇る計測・制御機器メーカーです。

■採用の状況と課題
<知名度問題>
BtoB向けの事業が主のため、意外と知名度がそこまで高くなく、応募がない。
<自社の強みの言語化ができていない>
自社の魅力を言語化できていないため、訴求が弱く応募がない。
<地方採用>
純都市圏、地方の採用がメインのため対象者がそもそも少ない。
<採用方法(チャネル)の選択肢が狭い>
人材エージェントなどを活用していたが、全く応募がない。
<ターゲットとする母集団が少ない>
採用ターゲットは理系出身で機械や製造分野での経験者であり、対象者がそもそも少ない。

求人広告と人材エージェント複数社を利用されていましたが、応募はほぼなし。
また応募があっても対象外の推薦ばかりでどうにもならない‥とご相談をいただきました。

①自社が採用したい人材を明確にする

採用したい人材を明確にすることは非常に大切です。
では?どの粒度で明確にするのか?
今回は以下で対象グループを作りました。

<設定した対象グループ>
①第二新卒層(18〜24歳)- A × B-1
②若手層(25〜32歳)- A × B-2

A.学歴(理系)×業種(製造業やプラントなど)×職種(技術系職種)
B.年齢(B-1「第二新卒層(18〜24歳)」とB-2「若手層(25〜32歳)」)

具体的には、(学歴+業種職種)×年齢です。
なぜならば、年齢、業種、職種によって転職を考える理由、転職理由は全然違うからです。

画像3

②採用したい人材が転職で重視するポイントを考える

では、それぞれの対象グループは何を考えて転職を考えているのか?
転職理由、今回の転職で重視するポイントは何か?
これらを考えて行きます。
ここではあくまでも仮説で以下を考えました。

①×②第二新卒層(18〜24歳)
<転職時に重視するポイント>
・自分のキャリアって同世代と比較して大丈夫かな?
・もっとチャレンジできる環境あるかも?(年収/働く環境/キャリアパスなどなど)
・今までの経験を活かしたい
・別のフィールドで自分に合う業界、職種があるかも?(年収/働く環境/社格などなど)
・コロナの影響もあって安定企業が良い

①×②若手層(25〜32歳)
<転職時に重視するポイント>
・今までの経験を活かしたい!
・今までの経験を活かしてよりキャリアアップできる環境があるのでは?
・ライフスタイルも変わってきて、改めて見つめ直す時期かも?
・コロナの影響もあって安定企業が良い

③自社が採用したい人材が転職で重視するポイントに対して自社で提供できるメリット・価値を考える

③-1.採用したい人材が転職で重視するポイントに対して、他社(同業界/他業界)が訴求しているメリット・価値を明確にし、③-2.採用したい人材が転職で重視するポイントに対して、自社で提供できるメリット・価値を明確にしてきます。
ここもあくまでも仮説で考えます。

<転職時に重視するポイントと訴求した内容>
■①×②第二新卒層(18〜24歳)

・自分のキャリアって同世代と比較して大丈夫かな?
→あなたの経験は素晴らしい。
その経験をより高いレベルで伸ばしませんか?
キャリアとして飛躍しません?あなたの経験ならできますよ?

・もっとチャレンジできる環境あるかも?(年収/働く環境/キャリアパスなどなど)
→チャレンジできる環境がここにあります。
年収今よりも上がりますよ?(提示可能年収もよりも現年収が低い方をサーチしました)
働く環境も改善できるかも?(年間休日日数、有給取得率、リモートの有無、離職率、平均勤続年数、平均残業時間などなど)

・今までの経験を活かしたい
→あなたの経験は素晴らしい。
その経験をより高いレベルで伸ばしませんか?
キャリアとして飛躍しません?あなたの経験ならできますよ?
今までの経験+@を積むことができますよ?

・別のフィールドで自分に合う業界、職種があるかも?(年収/働く環境/社格などなど)
→理系で、今までの経験を活かしてこんな仕事やってみませんか?
経験も活かせるので、全く異分野に飛び込むよりもハードルは低いですし、これまでの経験がどのように活きるのか?をまず考えてみません?
もしかしたら今よりも年収も増えるかもしれませんよ?
働く環境も今よりより良いものになるかもしれませんよ?

・コロナの影響もあって安定企業が良い
→当社実は超安定しているんです、、、
知られていないだけで実は…な会社なんです!

①×②若手層(25〜32歳)
・今までの経験を活かしたい!
→あなたの経験は素晴らしい。
その経験をより高いレベルで伸ばしませんか?
キャリアとして飛躍しません?あなたの経験ならできますよ?
今までの経験+@を積むことができますよ?
特に20代〜30代にかけて選択肢を増やしておくことが重要だと思いますけどいかがですか?
マネジメント、スペシャリスト、ゼネラリストなど、これまでの経験がどのように活かせそうか一緒に考えさせてもらえませんか?

・今までの経験を活かしてよりキャリアアップできる環境があるのでは?
→チャレンジできる環境がここにあります。
今までの経験がどのように活かせるのか?そこにどのような経験が+@されるか?
結果、キャリアとしてどんなメリットがあるかをお伝えさせてください。
選択肢を広げるためにも!

・ライフスタイルも変わってきて、改めて見つめ直す時期かも?
→結婚、出産、マイホーム購入など、様々な変化がありますよね。
安定している会社が良い、年収や手当、福利厚生等が充実している会社が良い、仕事もプライベートも充実させたい、融通がきく会社が良いなどなど、不安なことや考えないといけないこと、先を見ないといけないことも増えてきましたよね…。
恐らく当社で提供できるメリットはあると思いますので、選択肢を広げるためにもお会いしませんか?

・コロナの影響もあって安定企業が良い
→当社実は超安定しているんです、、、
知られていないだけで実は…な会社なんです!

④適切な採用手法(方法)を考える

ようやく、ここです。

<ダイレクトリクルーティングを導入した理由>

地方採用ということで求人広告、人材紹介でなかなか応募がない状況です。
で、知名度も高くない。
でもニッチトップでグローバル規模でもシェアが高く、コロナの状況下においても超安定している、福利厚生なども充実しているという武器がありました。

「多くの方は知らないだけで、知っていただければ強い」

そう思いました。
そのため、ダイレクトリクルーティングを活用することをご提案しました。
求職者向けに直接的にアプローチができるというダイレクトリクルーティングのメリットを活かしたいなと思いました。

<doda Recruitersを導入した理由>
また、その中でも今回は「doda Recruiters」をご提案しました。

理由は、当ポジションは今後も長期で採用していく必要性があるポジションであったこと、そのため勝ちパターン(=成功パターン)を確率すべきであったこと、勤務地が複数あったこと、勝ちパターンを見つけるためにダイレクトリクルーティングにおいて何が課題になるのか?返信率、応募率など採用プロセスが全て見える化できるからこそ課題が明確になることで改善がしやすい、言い換えると仮説検証を繰り返しながら対象者の考えているであろう転職理由と訴求内容がどれだけ効果的なのかをテストできるため、doda Recruitersを選択しました。

画像4

⑤効果を見ながら効果改善・運用を徹底する。

勝ちパターンを作り、ダイレクトリクルーティングで効果を出すために、以下の対象グループに分けてスカウトテンプレートと求人票を作りました。

<設定した対象グループ>
①第二新卒層(18〜24歳)- A × B-1
②若手層(25〜32歳)- A × B-2

A.学歴(理系)×業種(製造業やプラントなど)×職種(技術系職種)
B.年齢(B-1「第二新卒層(18〜24歳)」とB-2「若手層(25〜32歳)」)

「対象グループに分けてスカウトテンプレートと求人票を作る」
これが鉄則です。

<ダイレクトリクルーティングの効果を最大化するために必要なこと>


実際の効果=数字を見ながら文面を変えていきます。

画像1
画像2





結果

3名の内定が出て、1名の採用が決まりました!

スクリーンショット 2022-09-28 17.57.20

是非お困りの際はお声がけください。

もしくはcs@yo-asobi.comより。!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?