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境界線はどこのお話。

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

おとなのクリエイター、という話を
前回させていただきました。

おとなと聞いて大人と聞いて、どんなイメージがわくだろう。人それぞれに違うとは思うけれど、しっかりとした定義はもちろん存在する。電車やバス、映画や美術館などを利用する場合、料金なども大人と子どもでは違ってきます。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

この場合の大人と子どもの違いは、単純に年齢だと思います。否応なしにも年齢を重ねれば大人になれます。
しかし、社会に出れば会社に入れば、年齢で慣れたはずの大人が実はなれていなかったりします。
年齢がきたからと言って「はい今日からキミは大人だ」となるのは難しいです。

赤ちゃんから幼児になるのだってみんなバラバラだったはずです。ハイハイしはじめた月日も違えば、歩きはじめた月日も違うのですから、大人になれる年齢も月日も人それぞれできっと違うはずです。違っていいはずです。

まして、年齢以外で何が出来たから大人だ、何をしなくなったから大人だ、なんてモノがモノサシがあるのかないのかよくわかりません。
でもきっとモノやモノサシがあるのだと思います。さまざまなモノやモノサシがあるのだと思います。
世界のモノサシが、社会のモノサシが、世間のモノサシが、個人のモノサシが、きっとあるのだと思います。

大人のクリエイターなんて言い方が言葉が、少し違和感がありますね、と自分で言いながら思ったり思わなかったりしています。
なぜならば、クリエイティビティは若くまだ年齢上は子どもと定義されている人がいちばん高いと言われているからなのですが、、、しかし、クリエイターに必要な能力はクリエイティビティだけではないので、その他の能力とのバランスやクリエイティビティ以外の能力の高さなんかを「大人」と評しているのかもしれません。

「いや、評してはいないだろう」と私がひょんと登場した。
「確かに評してはいないね、表現しているんだと思う」とボクは訂正した。
「でも大人って表現は、良い意味と悪い意味の二面性を待ち合わせているから面白いね」とボクは合わせて言った。
「え?それは面白いけれど、渋谷のハチ公前とかで?大阪ならばロケット広場で?」と疑問をなげかけてくる私。
「えーっと、ごめん待ち合わせてはいないね。持ち合わせているんだった。それとロケット広場ってまだあるの?もうロケットもアイスクリーム屋さんもないけれど」とタイピングのミスをツッコむことなく話を膨らませてきた私にボクは丁寧に訂正をした。
「いや、大人のクリエイターはどこかで待ち合わせてどこかへ出かけるんだと思っていたのに、そうか持ち合わせているのか」と本気とも冗談だとも思える返しをしてきた私。
「ロケット広場は?」冗談でボクがいじられていることは100も承知なのだろう、ボクは違う話を次の話を訪ねてみた。
「あのロケットがあった広場は、ロケットが飛び立ったあともロケット広場じゃないのかい?」と今度は真面目に生真面目に応える私。
「ロケットは飛び立ってはいないけどね、あの跡地はロケット広場なんだ」と納得した。
「まあ、通称だけどね」
「勝手に言ってるだけやん」

社会に出て、「大人になれよ」なんて言われれば少し悪いイメージがありますね。「綺麗事だけじゃ社会はまわらないんだよ」なんて言葉もセットで語られたりして。つまりは「大人」を汚いことをする人の隠語に使っているわけですね。
「大人になれ」と言われたほうが、
「汚いことをしろ」と言われるよりも全くやりやすいですよね。「ああ、オレは大人の階段をまた一段登ったぞ」とも思えます。
そんな大人になることが良いことなのか悪いことなのかは、ボクにはわかりません。

「大人の事情」って表現も面白いですよね。
単純に契約上の都合や著作権や権利などの関係のことを「大人の事情」なんて表現で納得させてします。
バラエティー番組などでよく使われていますから、演者の方々は、俺たち私たちは子どもみたいにそんな契約や権利なんて関係なく楽しくやりたいんだけど、大人ぶった偉い方が怒るから出来ないんだよ。と言う感じですかね。

全く違ったらごめんなさい。

でもしかし、バラエティー番組に出演している演者の方々も大人の演者ですから、子どものふりはしていますけれど、当たり前ですがしっかりと契約などを守ります。

大人と表現されることは、良い悪いの分別が出来ることだと思ったり思わなかったりしています。

おとなのクリエイターは、果たしてどんな人物なのかどんなことをするのか、どんなことをしないのか。
この言葉だけでどんなイメージを持つのか、持たれるのか。
なんてことをお話すればよかったのか、と思ったり思わなかったりしています。

いやいや、そこは大人になれよ、なんて言われそうなので、このあたりで。


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