イライラする気持ち

イライラすることって、よくありますよね。特に人が絡んだイライラだと「なんでこの人こんなことするの？」とか「なんでわからないの？」とかそんな気持ちがどんどん膨れ上がっていく。最初、小さかったイライラが、気付いたらめちゃくちゃイライラすることに変身してしまって。そうすると他のこともイライラー！みたいな感じになる。

今日はメディテーションのクラスで「イライラしてしまう気持ち・人」を中心に話をして、メディテーションをしました。録音が、残念ながらできていなかったので、またいつか改めてとりたいとは思いますが・・・

ポイントとしてあるのは、イライラとか、怒りとかもそうなんですが、最初、小さいタネだったのが、そのことばかり考えてしまって、気付いたら大きな木になってしまっていたということがあります。大きな木になると、それを伐採するのも大変。でも、実はそのタネ→大きな木にしているのは「自分」です。そのイライラとか怒りのことが頭から離れなくて、考えてしまうんです。自分の中で水をあげて、タネから大きな木まで変身させてしまう。それって普通のことなんですが、でもタネのままにしておく方法もあります。それが、メディテーションでできます。

まずは呼吸をゆっくりと自分のペースでしながら・・・・イライラしている時にイライラをしていることではなく、カラダのどこでイライラを感じているのか・・・というのを観察します。奥歯だったり、手を握っていたり、心だったり、お腹だったり。イライラによって場所も違います。そして、そのカラダのどこでこのイライラを感じているのかなー？と考えることが、実は視点をずらしていて、イライラしていたことから、イライラをどこで感じているか、に変えているのです。そうすることによって、自分の中でイライラのタネに水を与えるのを抑えることができます。そしてカラダのどこで感じているのかがわかれば、そこに大して、そのカラダの部分を「癒すよう」に呼吸をします。吐く息を送って、その箇所を温める、感覚をもちながら、呼吸をしてみます。「イライラしてるね。うん、わかるよー」と理解をする感じで、呼吸をして、吐く息をカラダのイライラ箇所に送り込む。このようにすると自然とイライラのタネが大きな木にならず、タネのままで、気持ちも落ち着いてきたりします。

メディテーションは「スキル」なので、訓練は必要です。イライラのタネはどこにでも落ちているし、自分でコントロールができないことも多い。でもこのタネ→大きな木にしないことは、メディテーションでできるようになります。そうすると、気持ちのアップダウンがジェットコースターのように激しくなく、静かな海の波のようにもうすこし穏やかになります。なかなか「静かな海」の域に達することは難しいのですし、私も嵐がドパーン！とくることがあります。でも、いつか静かな海の波になれるよう、私も日々訓練してます！なんでも訓練すれば、少しずつできるようになります。また日によってできる日も、できない日もあります。これも含めて、楽しみながら、メディテーションをやっています☺︎みなさんもぜひ、毎日を豊にしてくれるものなので、トライしてみてください！