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Smile

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SIZUKU 12枚目のアルバム。17曲入り。2001年6月完成。収録曲の「Smile life」からとったタイトル。
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#オリジナル曲

あの頃は悩みながらもーSmileを聴き終えて

あの頃は悩みながらもーSmileを聴き終えて

12枚目のアルバム「Smile」の分析・紹介が終わりました。

そして、SIZUKUが残した音楽はこのアルバムが最後です。

この後にもうひとつアルバム用に曲を作っていたようですが、音源は見つけられず。

もう一度、SIZUKUが残したアルバムを一覧で振り返ります。

当時の音楽やSIZUKUが好きなものにかなり影響を受けていましたが、それもまた面白く。

いつかたくさんの人に曲を聴いてもらいたい

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CRASH!!

CRASH!!

Smileの17曲目「CRASH!!」。

●タイトル●
“壊れる” という意味でつけたタイトル。
それは “はっちゃける” という意味で、青春のわいわい騒ぐ感じを表現したかったのだと思われます。

●歌詞●

Bメロにことわざが入っていて、青春っぽさがひきでているなあと思います。

題字にもはじけた感じがよく表れています。

●音源●
歌詞からもわかるように、明るく元気なメロディ。

当時SIZ

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歳月の音

歳月の音

Smileの16曲目「歳月の音」。

●タイトル●
“さいげつのおと” か “さいげつのね” かは定かではありません。

●歌詞●

Aメロは英語、AメロBメロを二回繰り返し、満を持してサビに入ります。

●音源●

キラキラ星

キラキラ星

Smileの15曲目「キラキラ星」。

●タイトル●
童謡と同じタイトルをつけてみたかったのでしょう。

両脇についている星マークもタイトルに含まれるのかは、不明。

●歌詞●

人間関係を星にたとえ、せつなくもありながら、前向きな歌詞にまとめています。

●音源●
聴いていて気持ちがいい、明るくて素敵な歌。

二人で歌っている風に、多重録音、途中ハモリも入っています。

掛け合いのように入ってく

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Alian

Alian

Smileの14曲目「Alian」。

●タイトル●
“エイリアン”。おそらく“異世界者” のような意味でつけたタイトル。

●歌詞●

Aメロは漢字のみで造語を作っています。

そんな“変な” 歌詞もふまえて、タイトルをつけたと思われます。

●音源●
メロディも“変な” を意識して作られています。

過去曲の「ジユウハ、アマクナイ」と同じような位置付けですね。

出発

出発

Smileの13曲目「出発」。

●タイトル●
“しゅっぱつ” 。

のちにSIZUKUが高校生の頃、音楽の授業でこの曲を披露することがあり、その際に先生に“たびだち” と読むと思われたそうです。

●歌詞●

制作したSIZUKU自身が中学卒業の時期だったので、卒業ソングのような内容になっています。

ですます調なのは、やはり19の影響でしょう。

●音源●
曲調も19っぽさがあります。

SI

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こもりうた

こもりうた

Smileの12曲目「こもりうた」。

●タイトル●
ビブラフォンを使用したやさしい曲を作るため、このタイトルをつけたと思われます。

●歌詞●

最後の2行が整っていますね。

このペンはキララペンではありませんが、お気に入りのペンだったようです。

●音源●
前述のようにビブラフォンを使い、こもりうたに相応しい曲調に仕上がっています。

AメロはL'Arc-en-Cielの「perfect b

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Smile life

Smile life

Smileの11曲目「Smile life」。

●タイトル●
“笑う生活” という意味でつけたタイトル。

このアルバムのタイトルもこの曲からきているようです。

●歌詞●

このアルバムの代表曲ともいえますが、歌詞が見にくくて残念です。

サビだけ抜粋すると、“いつも笑って過ごす日々が一番と人は言うけど あの頃は悩みながらも幸せだった気がする” と歌っています。

●音源●
二人で歌うように想

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Tragedy

Tragedy

Smileの10曲目「Tragedy」。

●タイトル●
“悲劇” という意味のタイトル。

けっこう直球なタイトルです。

●歌詞●

悲劇の歌詞ですが、抽象的な表現が多いため、あまりどういう悲劇なのかはわかりません。

●音源●
きました!ハモリサビ。

追いかけるような形で入ってくるハモリはとても気持ち良いです。

悲劇というタイトルにもよく似合うメロディになっています。

虹色無限階段

虹色無限階段

Smileの9曲目「虹色無限階段」。

●タイトル●
虹色で、無限に続く、階段。

こういう造語チックなタイトルをたまにつけたくなるようです。

●歌詞●

キララペンの白を使っているため、少し見にくい部分がありますが…。

間奏が少しお笑いっぽいですね。楽しいかんじ。

虹色、階段、とあるように、上へ上へ行くような前向きな歌詞です。

●音源●
上がっていく歌詞に合わせて、サビはメロディも上がっ

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How to Love

How to Love

Smileの7曲目「How to Love」。

●タイトル●
“愛し方” という意味でつけたタイトル。
おそらく英語の授業でHow to〜を習ったのでしょう。

●歌詞●

歌詞だけ読んでも、この世界に入っていけるなと感じました。

2番のAメロは秀逸ですね。(褒めモード)
特に“もしもずっと ずっとこの先” と“ずっと” を繰り返すところに気持ちがこもってすばらしいです。

●音源●
サビに入

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Eve

Eve

Smileの5曲目「Eve」。

●タイトル●
クリスマス・イヴの意味でつけたタイトル。
曲ができた日付も12月24日になっています。

●歌詞●

所々に読点を使っていて、インパクトがあります。

内容はやはりクリスマス。

●音源●
はじまりは少し暗く、クリスマスっぽさはありません。

サビではビブラフォンの音色を使用したり、歌詞にもサンタが出てくるのでクリスマス感が出てきます。

ハモリのメ

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With time

With time

Smileの4曲目「With time」。

●タイトル●
“時間とともに” という意味でつけたタイトル。
今気づきましたが、このアルバムではタイトルの表記をいろいろなペンで工夫しているようです。

●歌詞●

この歌詞をかいたSIZUKUは当時15歳、歌詞に出てくる11歳で1人旅はしていないはずなので、実話ではないようです。

Aメロは会話調ですが、うまく双方の同じ言葉を同じメロディにあてはめて

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昔話

昔話

●タイトル●
森山直太朗さんが2014年に同タイトルの曲をリリースしていました。
SIZUKUとは通ずるものがあるのかもしれません。(褒めモード)

●歌詞●

“隣で眠るママ” がしてくれた昔話を思い出しているのか、それ自体を昔話として思い出しているのか、奥が深い歌詞になっています。

夜も昼、晴れと雨、愛しさと憎しみ、など対になっている言葉が多く、まとまりがあります。

●音源●
イントロか

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