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「経理DX」の実現だけで終わりじゃない、経理に関わる人たちが輝く未来の実現のために

事業開始から3期目に入った株式会社ReaLight。代表を務める山本さんにこれまでと、今後のビジョンのお話を伺いました。

経理業務を、テクノロジーの力で変えていく


―まず改めて、事業内容をお話しいただけますか?

経理にかかわる全ての人々が、輝く時代をつくる」未来を目指し、経理DX支援・アウトソーシング・人材支援といった経理に関わるトータルソリューションを提供しています。経理DXに関しては、多数の経理システムの導入実績のあるコンサルタントが、全体の業務設計からシステムへの実装、運用フォローまでワンストップで支援しているのが当社の特徴です。

経理DXと一言で言っても、企業フェーズや社内フローの状況によって、それぞれの企業様とシステムとの相性が変わってきますので、最適なものを選定し、運用までの導入支援を行います。

実際に新システムを導入するにあたり、上記の図上部の「新システムのマスタ設定」や「過去データの移行」といった部分が企業様にとって大きな負荷となるんですね。これらの代行まで弊社で行っています。また、API連携システムの開発も同時に進めています。

弊社の場合、IPO準備をされている取引先様も多いのですが、上場を見据えた場合はこのシステムが良いとか、IPO準備ではこの機能が良く使われているなど、寄り添ったご提案ができるのが強みだと思っています。

―開発中のシステムについて教えてください

社内のシステム間をAPI連携できるミドルウェアを開発中です。

例えば、売上管理のシステムと会計システムが別々にあり、社内で同じ情報を2回手打ちするといったケースが良くあると思います。データが別々にある事でダブルチェックも必要になり工数がかりますが、ここをつなげることで工数を削減できるんですね。会計データと社内の経費や売上データの合計チェックもできるので、決算処理もスムーズになります。

経理ご担当者様から、「システム間の連携をスムーズにしたい!」というお声を良くいただくので、出来るだけ早く世の中に出したいと思っています。

経理システムの知識や導入経験は今後必ず求められてくるスキル


―これまでの3年間どのように事業成長されてきましたか?

以下の記事で、創業時の想いをまとめていますが、その気持ちは今でも変わっていません。経理の方々に対してソリューションを提供して輝く未来を実現したい、と強く思っていますし、実現のためにやりたいことはまだまだたくさんあります。

▼設立から約1年の時の記事

この3年で、おかげさまで着実に案件数が増えてきました。システムの導入実績が増え、さまざまなツールに対応できるようになり、昔に比べると提案できるソリューションも確実に幅広くなっています。

ある程度社内の経理業務フローは整っているものの、人手が足りず経理の業務効率化が必要になってきた、といった成長フェーズの企業様からのお問い合わせを多くいただいています。また、業界内でのアライアンス(つながり)も増えており、紹介をいただくことも多くなってきました。

―メンバーも増えて、事業の幅も広がりましたか?

立ち上げ当初は3名でしたが、現在は業務委託やインターン生を含めると20名を超えました。弊社の事業に共感して集まってきてくれるメンバーが多く、開発など今までやりたくても出来なかったことが実現できるようになっています。

組織としては、メンバーの多様性が出てきて、それぞれの強みに応じて案件をアサインできるようになってきました。経理DXやアウトソーシングなど事業ごとに案件が発生しますが、得意分野を活かしながら、裁量を持って活躍してくれています。

―事業開始当初から変わらないリアライトの強みとは?

リアライトのメンバーは、私も含めて公認会計士が多いのですが、公認会計士がシステム関連の知識にも強いというのは業界ではかなり珍しい存在です。会計士のコンサルティングというと、経営課題の解決やIPO支援といった領域が主流で、システムの選定・導入までのコンサルティングを行うサービスはほぼありません。ここがリアライトとしての社会への付加価値ですし、設立当初から大切にしてきたことです。

日本の経理業務が大きく変わるきっかけをつくり、その先の未来にまで導く存在に

―経理DXの先に目指す未来を教えてください

経理業務は現在大きな過渡期にあります。そう遠くない未来に、経理業務はほぼ自動化されるだろう、というのは誰しもが思っていることではないでしょうか。そしてそれは、何もしなくても自然に変化していくわけではなく、経理業務を担っている人たちが意思を持って変えていく部分だと思っています。いま一歩踏み出せていない人たちを、我々が後押しをすることで経理の自動化が進み、担当者が考えることに時間を使えるようになり、クライアント様の事業がよりうまく回るようになる。そんな未来が実現出来たらいいですね。DX化することが目標なのではなく、経理の方が輝く未来を実現することが我々のゴールです。

経理というのは、出てきた数字に意味を持たせるのが大切な役割であり、そこには人が必ず必要になります。なので、数字を読み解く分析力や、説明する力という部分は今後さらに求められると思います。現在は世の中の経理業務の自動化を目指していますが、それが実現できた先には、経理の方への研修事業なども視野に入れています。

リアライトでは一緒に働く仲間を積極採用中です!

いかがでしたか?記事を読んで当社に興味を持っていただいた方は是非、お気軽にお問い合わせください!

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