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希望の国の海外移住 オランダ、マリファナショップとホームレスの話

フローニンゲンの街を歩いていると何ヶ所もマリファナショップを目にする。

どんなシステムだか知らないがカウンターみたいなものが見えて、ひっきりなしに客が出入りしている。

フライングダッチマンというギャグセンス溢れる名前のマリファナ販売店 ヨハン・クライフもビックリだ


日曜午後に街中でタバコを買うように大麻を買う。

日本ではなかなか想像できない話だ。

私は大麻なんぞにお金を払うくらいならビールを買いたいアル中おじさんなのでこのようなお店は素通りする。

しかし、街中はいたる所でみんなタバコを吸っているしポイ捨てはするし、あまり綺麗とは言えない。

オランダは美しいといっても、ディテールを見るとそんなことはない。ゴミだっていたるところに落ちている。よっぽど罰則を厳しくしないかぎりさタバコのポイ捨ては永遠になくならないのではないだろうか。

そしてこの副流煙を避けるために子育て家族は街中ではなく郊外に住むことを強くオススメする。

バス停での待ち時間、両サイドを喫煙者にはさまれることなど日常茶飯事だ。

そんな事を考えながら歩いていると突然背後から話しかけられた。

「俺には分かる。お前は俺と同じ匂いと目をしている。お前も昔ホームレスだったんだろう?仲間のよしみで金をくれ」とゴリゴリのホームレスに話しかけられたのだ。

斬新な切り口すぎて暫くあっけに取られてしまった。

キャッシュレス化でホームレスの口説き文句も多角化している。

「確かにもう半年働いていないけど家もあるし、風呂にもはいっているよ!」

と言ってやった。

あー、お仕事したい。

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