お仕事やめ太郎(オランダ在住専業主夫)

育児に専念する為に県庁を退職して主夫に転身したおっさんの雑記。2024年5月オランダフ…

お仕事やめ太郎(オランダ在住専業主夫)

育児に専念する為に県庁を退職して主夫に転身したおっさんの雑記。2024年5月オランダフローニンゲンへ移住。フローニンゲンで不労人間となる。趣味はフライフィッシングと料理と育児。食品メーカー➡️スイス駐在➡️食品外資➡️私立大学職員➡️県庁職員➡️不労人間 ポケモントレーナー

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オランダと日本の子育てってほんと違うって話

先日、娘が通う保育園が夏休みに入った。夏休み前に先生に挨拶しようと我々夫婦は2人で娘を迎えにいった。 すると「今日は暑いからみんなにアイスあげたわよ〜」と先生。 娘とクラスメイトは嬉しそうにアイスペロペロ。 そしてみんなの手形がプリントされたTシャツを着ていた。 「新学期は9月2日から、わすれないようにあとで念の為にwhat’s upアプリでも連絡するわね、じゃあ夏休みエンジョイしてね」と、先生。 日本の幼稚園なら学期末には色々印刷物を渡されたり提出物もありそうだが

    • 我が家の小窓から オランダ珍百景

      オランダ北部、フローニンゲンの近くにある小さな村に移住して2ヶ月半が経った。 この短い間に日本では見たこともないような光景を何度も目にした。 それは使用目的がわからないとにかく巨大な重機だったり、わけわからない部品を搭載したトラックだったり。はたまた上下に動く橋だったり、左右に回転する橋だったりだ。 ただ、外出しなくても、我が家のリビングにいるだけでも目を疑うような光景を目にすることができる。 写真におさめることができた奇景をいくつかここにご紹介したい。 まずは日曜

      • オランダ移住や物件探しのお問い合わせに関して

        最近にわかにnoteの(クリエーターへの)お問い合わせ機能から直接ご連絡をいただいたり、以下の有料記事をご購入いただいた方から移住に関するご相談をいただく事が増えてきた。 1番多いお問い合わせはやはり住居探し関連。 やはりみなさん住居がきまらないで苦労しているようなのだ。 そして移住サポート会社に家探しを依頼したけど詐欺にあった、という被害を本当によく耳にする。(加害者も日本人) インターネットで検索してヒットする業者さんに家探しを頼もうとしている方がいたら本当に用心し

        • 移住手続き完了 オランダ北部が最高な話

          本日、オランダ北部Zwolle にある移民局に再度出向いてIDカードを得ることができた。 日本からフローニンゲンに引っ越して2か月。ようやく一連の移住に関する手続きが完了したことになる。 とはいえ、手続きは実務能力の高い嫁さんが全て行った。自分と娘は2度移民局に行ったのと、市民番号をもらいにフローニンゲンの役場に行ったくらいだ。 ちなみに、私も誤解していたがオランダ移住に際してデン・ハーグの日本大使館に行く必要はなかった。 移民局もオランダには5箇所あるようだが最寄り

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          オランダ保育園夏休み突入 先生からのプレゼント

          本日7月19日(金)をもって娘が通うインターナショナルプレスクールは夏休みに突入する。 ちなみに、プレスクールには相変わらず無料で面倒を見てもらっている。 ↓無料で通学の経緯はこちら 夏休み突入を前に、何も予定がない我々を見かねたリア先生。 なんと娘に絵本を17冊も貸してくれた。 本当は夏休み中は絵本の貸し出しは不可となっているが特別な計らいとの事。 そのセレクションは娘が好きな恐竜や流行のペッパーピッグ、さらにはオランダに関する絵本など愛に溢れるものだった。 そ

          オランダ保育園夏休み突入 先生からのプレゼント

          希望の国の海外移住 オランダ保育園13日目

          保育園に通い出してから娘はほぼ毎日泣いていた。 保育園に行っても知り合いは勿論いないし、誰ひとりとして日本語は話せない。 泣きたくなるのも無理はない。 「お家にいたい。保育園行きたくない。今日はニッコリできない。」という台詞を毎日100回くらい朝も夜も繰り返していた。 その台詞を耳にする度に父も胸を締めつけられる想いだった。 親の。勝手な。移住計画に巻き込んでしまって、本当に申し訳なく思う。 でもきっとこの苦労を重ねる事で将来英語が喋れるようになれば、父のように社会人

          希望の国の海外移住 オランダ保育園13日目

          希望の国の海外移住 オランダ、マリファナショップとホームレスの話

          フローニンゲンの街を歩いていると何ヶ所もマリファナショップを目にする。 どんなシステムだか知らないがカウンターみたいなものが見えて、ひっきりなしに客が出入りしている。 日曜午後に街中でタバコを買うように大麻を買う。 日本ではなかなか想像できない話だ。 私は大麻なんぞにお金を払うくらいならビールを買いたいアル中おじさんなのでこのようなお店は素通りする。 しかし、街中はいたる所でみんなタバコを吸っているしポイ捨てはするし、あまり綺麗とは言えない。 オランダは美しいとい

          希望の国の海外移住 オランダ、マリファナショップとホームレスの話

          オランダ移住の物件探しが難しい話

          オランダ移住に際して最大のハードルは家探しだ。 これは間違いない。大変なのだ。 オランダ人ですら家探しに困っている。 例えばFacebookのフローニンゲンのグループなどを見てもオランダ人がアパートやシェアハウスを常に探している様子がみてとれる。 これさえ乗りこえる事ができれば、移住の実現性がグッと高まる。 私が以前書いた以下の記事に関する問い合わせも非常に多い。 こちらの記事は有料としておりますが、購入いただいた方には追って家探しに有用な資料も提供させていただい

          オランダ移住の物件探しが難しい話

          オランダ専業主夫日記 娘に肉を食わせたい

          うちの娘はオランダに来てから特に魚と肉が不足している。 日本では朝食に好物のシラスやたまに気が向くと鮭も食べていた。何故か鮭の皮が好物で、身はたべない日があっても皮は毎度食べていた。 肉はもともと食べないタイプで、鶏皮くらいしか食べない。特に挽肉には興味がない。 どちらかと言えば、柔らかくて油っぽい部位が好きなのかもしれない。 オランダには勿論シラスや鮭はない。サーモンはあるけどかなりの高級品だ。同量の牛肉の1.5倍くらいの値段だ。 打開策として、 塩豚スープ。

          オランダ専業主夫日記 娘に肉を食わせたい

          オランダ専業主夫日記 爆速嫁さん

          朝食を済ませて娘の登園前の身支度をしていた朝8時。 家の目の前の子供服屋に長蛇の列が。 嫁さんが「もしや今日から夏のセール?」ではないかと。 オランダ人もSALEには反応するもんなんだなと。 それにしても凄い人数。こんなにお客さんがいるところは見たことがない。 ここぞとばかりに買いだめするのだろうか。 朝8時から凄いな。 しかしその直後、普段の5倍のスピードで着替えとメイクを済ました嫁さん。 まさに秒速。 もはや界王拳。 朝8時から凄いな。

          オランダ専業主夫日記 爆速嫁さん

          希望の国の海外移住 オランダの保育園生活スタート

          娘が近所のインターナショナルプレスクール(小学校前の保育園的なもの)に通い出した。 既に5日も登園している。 よって私もチャリンコの後部にチャイルドシートをつけて毎朝8時半には娘を保育園に送り届けて、13時にはお迎えに行っている。 過去半年間ルーティンとしていた昼ビールも御法度だ。 実はプレスクールとの契約に際して、学校法人の事務方とは6月の娘の誕生日からスタートという話で進んでいたのだが、担任の先生からストップがかかった。 先生曰く「6月にスタートしても7月中旬か

          希望の国の海外移住 オランダの保育園生活スタート

          海外専業主夫日記 県庁退職して半年経過、主夫の負けられない戦い

          今日で県庁を退職してから早いことで半年。 毎日手にしていた法律の本は今井真美さんの料理本へと代わり、パソコン仕事による肩凝りは自転車送迎による心地良い筋肉痛へとかわった。 毎日昼飯をつくりながらビール、娘と昼寝、晩飯をつくりながらビールを飲んでるけど自転車の乗りすぎで痩せてきた。 移住して45日。 娘も保育園に通いだして私もいよいよ専業主夫が板についてきた。 起床 朝飯、着替え 登園 食料買い出し 昼飯 保育園お迎え 娘のご褒美アイス 昼寝 夕飯 シャワー、就寝

          海外専業主夫日記 県庁退職して半年経過、主夫の負けられない戦い

          エコノミークラスの中のファーストクラス

          我々がオランダに移住するフライトではエコノミークラスにプラス7千円を支払って、普通のエコノミーよりも10センチ前後に広い席を確保した。 それでも狭い。 ましてやオランダ人にとってはかなり狭い。 そんな中で13時間という長い時間を3歳に満たない娘が泣き出したりしないように、我々はあらかじめスマホにKindleで絵本をダウンロードしたり、ラップトップにAmazon primeの動画を保存したり、好きなお菓子を用意するなどの準備を整えていた。 右斜め前には身長190センチ、

          エコノミークラスの中のファーストクラス

          希望の国の海外移住 オランダ物件探しの必殺技

          オランダで住居を確保するのは非常に困難だ。 幸い我が家は風車を眺めるメゾネットタイプのアパートを借りることができた。 日本人のオランダ移住が増加するとともに日本人移住希望者が日本人の移住代理人に手付金の詐欺にあったり、かなり街外れにある物件を紹介されたり、移住希望者をカモにするような悲しい事例を耳にする。 オランダの物件探し。 それがどれくらい大変かというと。 日本の大学受験に例えれば、推薦入試がおわり、センター利用入試がおわり、一般受験がおわり、3月になって一般受験の

          ¥5,000

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          オランダ専業主夫日記 自転車を入手した話

          我が家のオランダにおける移動手段は徒歩とバスだ。 車は高いし、事故とか怖いからとりあえずは買わないつもりだ。 幸い、我が家はバス停目の前だし、フローニンゲンにもバスで15分しかかからない。 しかしこれから保育園の送迎がはじまるとさすがに自転車くらいは必要だ。 でも近所の自転車屋で中古をさがしても300€くらいとかなり高額。しかも我が家は嫁さんと私用に2台必要だ。 ということで、どうしたもんかとしばらく悩んでいた。 すると近所を散歩中に友達になったマウリセが自転車を

          オランダ専業主夫日記 自転車を入手した話

          読書日記 GO

          久しぶりに読んだけどやっぱり面白かった。 出だしのシェークスピアのセリフとか、父が語るセリフとか、胸熱ポイントはいくつもあるんだけど。そのポイントって20年前に読んだ時も今もかわらずに輝いている。 今回は読んでいて1番ここがハッとした。 憲法22条2項 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。 そう、我々が海外移住する権利は日本国憲法にうたわれていたのだ。 当たり前のようなことだけど、世界を見渡しても、きっと好きな国に移住できる権利を保証されている