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移住手続き完了 オランダ北部が最高な話

本日、オランダ北部Zwolle にある移民局に再度出向いてIDカードを得ることができた。

日本からフローニンゲンに引っ越して2か月。ようやく一連の移住に関する手続きが完了したことになる。

とはいえ、手続きは実務能力の高い嫁さんが全て行った。自分と娘は2度移民局に行ったのと、市民番号をもらいにフローニンゲンの役場に行ったくらいだ。

顔写真入りのIDカード

ちなみに、私も誤解していたがオランダ移住に際してデン・ハーグの日本大使館に行く必要はなかった。

移民局もオランダには5箇所あるようだが最寄りのZwolleで完結した。

なんと、オランダ北部への移住はオランダ北部でできてしまうのだ。

よって私は移住してからかれこれ2か月、まだアムステルダムにもハーグにもロッテルダムにも足を踏み入れていない。

ここからは少し話がずれるが、都会が苦手な人にはオランダ北部を強くおすすめしたい。

オランダ北部はゆったりしていて最高だ。

私は過去に八王子、帯広、札幌、経堂、祖師ヶ谷大蔵、スイス、埼玉、北関東、甲信越などに住んだがおっさんになったいま、もはや札幌や東京は人が多すぎてもう住めない。

街中をあるいていて頻繁に人とすれ違ったり、バスや電車の席に座れないくらいの人口密集状態になると酸素不足となりしごく居心地がわるいのだ。アスファルトや高層ビルもしんどい。
それよりも菜の花にとまるてんとう虫を愛でていたい。

歳をとるってそういうことだろう。

そもそも昔から田舎が好きだから大学もわざわざ都内ではなく八王子を選んだくらいだ。ん?八王子は都内か?ただ大学からアパートの帰り道では小学生が水田でおたまじゃくしをつかまえていた。それくらい自然があった。

就職して1番の嫌な思い出は霞ヶ関への通勤だった。あの満員電車。死人がでないのが不思議なくらいだ。

そこにきてオランダ北部はいい。

フローニンゲンの街自体は栄えているし若者が多く活気に満ちている。
この秋にもオランダのプリンセスがフローニンゲン大学に入学するという噂があるくらいだから都市としての評判も上々だ。

しかしどうだ。

一歩、いや、フローニンゲン駅から自転車で15分でこんな景色に遭遇する。

ほぼ野生の馬
旧式の風車に半裸で日光浴する若者

遭遇すると言うよりは、こんな景色ばかりだ。

馬、羊、ヤギ、風車、草原、平野。馬、馬、羊、羊、平野、平野。

なんだか帯広や富良野、安曇野といったよき日本の田舎風景と重なるところもある。

しかしここはオランダ。本当にフラットだ。

移住に際して、ある程度都会がいいとか、空港に近いほうがいいとか、買い物がしやすい方がいいとかそれぞれの判断基準はあるだろう。

しかしどうだろう。
2024年夏時点、円€の為替は171円。
欧州旅行するにも、ショッピングするにも円安が重く肩にのしかかる。

だけどオランダ北部ならそんな心配はいらない。食べ物は市場で安く手に入れて、休みの日にはサイクリングや湖のビーチを楽しむ。
なんにもしない贅沢な時間がまっている。

そんな生活を楽しめそうな方には是非オランダ北部をおすすめしたい。

あー、お仕事したい。


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