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2019

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2019→2020

2019→2020

今年は初めて、実家ではなくホテルでの年越しです。年末年始のだらだら感はなく、緊張と疲れと、興奮が入り交じった夜です。

ところで、先日はたちになりました。ついに、成人です。それも含め年末に感じたこと、考えたことを書きました。

2019たぶん、今までで一番充実した年だった。(来年もその先も同じことが言えるといいなあ)12月に誕生日を迎えたとき、近くにいる人も、遠くにいる人もたくさんの人に祝ってもら

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秋が苦手だ

秋が苦手だ

去年の今頃も頻繁にnoteを書いていたように、この時期ひとりで悶々と考え事をしている。考えると悩むというのは似ているようで全く違い、その違いは決めるか決めないかにあるように思う。さっき考え事、と書いたがこの時期なんだかだるくて体が疲れているのでなかなか決められない、つまり結局はだらだらと悩んでいる。

以前はそんな自分に酔っていた部分もあり、悩むのは大事だ、なんて思っていたけれど、今は、じぶんがす

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主人公から脇役へ

主人公から脇役へ

 わたしは主人公から脇役へ転じたあの境目をくっきりと覚えている。

たぶん小学校三年生くらいのことだと思う。それまでの私は、何かの代表を選ぶとなれば迷わず手を挙げて立候補するような子供だった。自分が世界の中心にいるような気持ちだった。

あるとき、社会科見学に行って班で撮った写真を見た。そのとき、気づいた。

ああ、じぶんは”あの子”じゃないんだ。

”あの子”とは、クラスでも有数の、背が高くてか

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書けない

書けない

最近noteが思うように書けない。たくさんの人に見てもらいたい、もっといい文章を書かないと、ということではなく(もちろん少しあるけれど)、そもそも何を書けばいいのか、わからない。でも書きたい気持ちはある。

 考えていることはたくさんある。ただ、そのどれも、なにも早急に結論付けて書くようなことではないと思ってしまう。考えていった先にわかりやすい答えが待っているとも思わないけれど、なぜかそう思ってし

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大学生ってなに

大学生ってなに

ずっとずっと「大学生」に憧れていた。受験勉強をしていて行き詰ったときは、「大学生になれればもう何でもいい」とまで思っていた。そして今年、念願叶って大学生というものになった。空きコマに友達と勉強したり、パソコンでレポートを作成して提出したり、夜遅くまで飲み会に参加したり‥。いわゆる「大学生」らしいことを一通り経験した。

そして今、大学生ってなんだろうか、とぼんやりと考えている。

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過ぎゆく時の中で

過ぎゆく時の中で

こんにちは。かなり遅くなりましたが、大学に入学しました。これから6年間医学生として学ぶことになります。以前から読んでくださった方は報告が遅くなりすみません。なんとなく気持ちを切り替えたく名前とプロフィール画像を変えました。特に意味はありません。

一人暮らしを始めてちょっとした家事をして、新歓のイベントに顔を出し、少しだけ勉強をするというのが近況です。あ、あとは馬術部に入りました。土日含め毎日早朝

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もうひとつの場所。

もうひとつの場所。

去年の4月。予備校に入塾したのとほぼ同時期にスポーツクラブ(利用したのはプールのみ)に入会した。

主に、昼は主婦、夜は仕事おわりの男性で占められている。夕方行くとキッズスクールの子供たちでいっぱいだ。

プレッシャーにしたくなかったから、特になにも決めずに、行きたいときに行き、好きなだけ泳いだ。基本的に週に1,2回。1回30分~1時間。フリーコース(いつでも使える)に入っていたので、おそらく全く

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はじめたこと

受験が終わってから、いままでやらなかった新しいことを始めた。もうすぐ新生活が始まるのでこれが続いていくのかはわからないけれど、なんとなくわすれないように残しておこうと思う。

1.料理をつくる
「きほんの練習帳」みたいな本を買ってきて、センスなど全くないのでレシピ通りにきちんと作っている。もともとほんのたまに作った料理はなにか楽しかった。あと戻りできないスポーツ競技のような面と、熱さや香りを感じな

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がんばったんだね

がんばったんだね

進学先の大学が決まってから、近くで見守ってくれた母や、支えてくれた塾のスタッフ、親しい友人など、たくさんの方々からお祝いの言葉をもらった。おめでとう。よかったね。がんばったんだね。私は照れながら、ありがとうございます。と何度も言った。

振り返ってみれば、 ほとんど文句のないような結果だった。しかしその裏にあるどろどろした部分はみんな知らない。もちろん、苦労話を相手に伝えたところで、自分も相手も

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夜と和解し空と友達になった

夜と和解し空と友達になった

わたしはこれまで夜が怖かった。犯罪的な意味での怖さもあるけれど、それ以上になにか得体の知れない感じが恐。だから外に出掛けていても、暗くならないうちに家に帰りたかった。

そんなわたしが、1,2月の寒くて暗い夜にひとりで外を散歩していた。
冬の夜は空気が澄んでいて、住宅街でも空には星が見える。どこまで歩いても見上げると月は側についている。怖さの原因だった闇は、真っ黒な気持ちと同じ色で、心が闇に溶け込

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後輩にもらった言葉と、自分のことばで語ることについて

引退のときにもらったアルバムを眺めていると、ある後輩のコメントが目に留まった。その子をひな(仮)とする。

なぜだろう、と考えると他の人はよくありがちな、お疲れさまでした、感謝しています、という言葉ばかり(自分が書くときもそうなってしまうので非難しているのではない)なのに、ひなだけはその言葉はなく、代わりに「まじめで、でも固すぎない理想の先輩です。」と書いてある。なんだかじわじわと嬉しくてにんまり

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選ぶ色と心の温度

あなたの好きな色は?

こう聞かれたとき、私は物心ついたときから、青、と答えていたように思う。実際、複数の色の中から選んでものを買うような場面では、たいてい青を選んでいた。青といってもいろいろあるが、私が好きなのは明るすぎず、少しくすんでいる青だ。

受験生としての生活がおわりにさしかかった二月中旬、ふと持ち物をみると、わたしはあることに気がついた。最近新しく買った手帳、ノート、ファイルなどすべて

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私が好きな犬のこと

自分の家で飼っている犬が好き、というと、親バカだ。みんなそうだ。という声が聞こえてきそうだが、ほんとうに好きなのだ。

種類はパグ。

ブルドックみたいだけどもう少し小さいやつ。
よくCMに出てくるやつ。
宇宙兄弟のアポ。

と言えばわかるだろうか。よく「ぶちゃいく」と形容される。

彼女が一番好きなものは、ごはん。次に、昼寝するときの太陽の光。そして夜寝るときのクッション。
(つまり、食べるか寝

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表現することにエネルギーを注いでみる

最近気がついたことがある。それは、

私はじぶんを表現するためのエネルギーを節約している。

ということだ。じぶんを表現する手段にはいろいろあるが、代表的なのは、

話す、身だしなみ(髪型、服装、持ち物)、芸術(絵画、詩、写真、躍りなど)

かな、と思う。私はこのすべてをさぼって生きてきた。

さぼるのは簡単だ。簡単に言い訳を作れる。私の場合、

「話す」背が低くて、声が小さいのでどうせ届かない。

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