2019→2020
今年は初めて、実家ではなくホテルでの年越しです。年末年始のだらだら感はなく、緊張と疲れと、興奮が入り交じった夜です。
ところで、先日はたちになりました。ついに、成人です。それも含め年末に感じたこと、考えたことを書きました。
2019
たぶん、今までで一番充実した年だった。(来年もその先も同じことが言えるといいなあ)12月に誕生日を迎えたとき、近くにいる人も、遠くにいる人もたくさんの人に祝ってもらって、ああ幸せだな、今この場所にいることは間違ってないんだなと思えた。もちろん実家に帰るときは、帰省と言う言葉を使うけれど、こっちの方がホームだ、と思ってしまうこともある。小さい街だけど、この一年間でとても好きな場所になった。
まず今年うれしかったこと。受験が終わって緊張から解放されて次のステップに進めたこと。新しい場所でたくさんの素敵な人たちに出会えたこと。一人暮らしで自分で生活を選べるようになったこと。離れていても会いたくなる大切な友人の存在に改めて気づいたこと。
今年がんばったことは、入試の緊張や不安の中でちゃんと成果が出せたこと。新しい場所で新しい人間関係をつくったこと。じぶんを楽しませるための努力を惜しまなかったこと。ありすぎる選択肢の中からじぶんに合うもの選ぶこと。
大学に入って、ずっとやりたいと思っていたあることをはじめた。大変だとはわかっていたけれど、もう心は決まっていたのでやることにした。でもやっぱり大変で、なんとかがんばって、それでもなにかうまくいかなくて。結局悩んだ末やめてしまった。以前のじぶんならそもそも始めてもいなかったし、がんばることはできても、やめることはできなかったと思う。今はまだ冷静に振り返ることができない。けれど、なにかしら貴重な経験ができたのは確かだと思う。
それを辞めたのが11月のおわり。それから少し焦るようにこれからどうしていきたいか、ということを考えた。
2020
来年の目標は、かっこよく。
かっこいい、にはいろいろな意味が含まれる。人によってその意味は違うと思うけれど、私自身が思うかっこよさを目指したい。
1.じぶんがありたい姿であるためには、妥協しない。
2.おもしろさを求める。
3.近くにいる人を大切にする。
この3つがかっこよくあるために、考えた行動指針。では具体的にどうやって行動したらいいのか、考えることにした。
そこで、何か参考になるものはないかと、(少しお金はかかるけれど、大きめの本一冊くらいの値段でできる)能力テストのようなものをやってみた
その結果、じぶんの能力の上位5つが順に以下の通り出てきた。
収集心、内省、共感性、規律性、原点思考
内省、共感性、規律性に関しては自覚があったものの、収集心、原点思考に関しては少し驚いた。別にコレクターではないし、過去のことをそんなに考えているつもりはない。
この用語の詳しい意味をサイトで見てみると、納得した。収集心とは、モノだけでなく情報などを「集めたい」という強い思いのことを指すらしい。たしかに、なにかを学ぶというよりも新しいことを知ることが楽しいし、そういえばever note が大好きだし、人間関係の観察も情報を集めたいということなのかもしれない。原点思考とは、過去の事実から今を考えようとする考え方のことらしい。そういえば理系なのに歴史がすきだったし、なにか問題があればその原因から考える癖がある。
なるほど。そのサイトにはそれぞれの性質について、どんな行動をすればよいか、ということまで書いてあって。とてもおもしろかった。
それを読みつくし、じゃあどうすればいいのか、考えた。
1妥協しないは2019年から少しずつできるようになってきている。それは、このテストで言うと「内省」のおかげだと思う。浪人しているときに一人で考える癖がついたのと、今まで制限されていたことへの反動もあって。
今思うありたい姿は、学生として医学の勉強をちゃんとやること、身なりや生活空間を整えること、「いつかやりたいこと」を行動に移すこと。もちろんこれには、3の人を大切にすることも含まれる。
それでも、まだお金や時間や性格なんかを言い訳にしてあきらめていることもある。どうにかならないこともあるけれど、どうにかなることをちゃんと見つけ出して、妥協しないようにしたい。しかし、頑なに一人で閉じこもろうとしたり、考えすぎて煮詰まることがあるので気をつけたい。
2おもしろさを求めるは、収集心、原点思考を使えばいいんじゃないか?映画、本、その他芸術にはたくさんのおもしろさが隠れている。難しいからと避けていた古典作品だって味わったらきっとおもしろい。じぶん一人でおもしろくなろうと思ったってそう簡単にはいかない。そういうのを地道に集めていくのもいいかもしれない。そう考えて映画や本用のログを残すアカウントを始めてみた。
3周りの人を大切には共感性でできるかもしれない。共感性の能力とは、
あなたは言葉に発せられない問いかけを感じ、人々が何を必要としているかを理解します。
なんて、すばらしいことが書いてあるが、私の場合ほとんどは、空気を読みすぎて疲れてしまう、というマイナス面でしか働いていなかった。
本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。
でも、少し考え方を変えれば、周りにいる人の理解者になれるかもしれない。この能力をじぶんを守るためだけではなく、他人のために使ってみてもいいかもしれない、と思った。うーん、でも具体的にどうすれば。
そこで最後にしいたけ占いに頼ることにした。私にとっては、占いというより迷ったときの方向性を決めるためのもので、いつも楽しみにしている。
これをまとめると、2020上半期は
今までと違う勝ちパターンを獲得する
今までと違う、ということは先に挙げた5つの能力だけでなく、新しい能力を手に入れることが必要ということか。ぬぬぬ。大変だぞ。
そのために必要なこととして、
面白さの原点回帰、自分で流れをつくる、童心に返る
この3つが大切だと書いてあった。なるほど。
面白さの原点回帰は直接2おもしろさを求めるに繋がっている。
「ただ時代の流れに乗ったり、人マネをしたりするのではなくて、よりクリエイティブの源流のほうに進んでいきたい」という気持ち
を持っていようと思う。よし、がんばろう。
自分で流れを作る、童心に返るはまさに今の自分に足りないことだ。いつも誰かについていくだけだし、遠巻きに見ているようで冷たいと言われたこともある。
あ、さっき1妥協しない、や3人を大切にする、で行き詰ったことはこれで解決できるんじゃないか?
じぶんひとりで考えすぎたときは周りに話して、他の人と一緒にどうしていきたいか考えればもっと楽しくなる。
人を大切にする、とはつまり人とちゃんと向き合うことだとすると、思ったことを素直に、正直に相手に伝えるから始まると思う。それは相手を傷つける可能性もあるけれど、「童心に返る」ことで少しは防ぐことができる。(お酒も飲めるようになったし)じぶんから人を誘って、もっと深く話をしてみたい。
ということで、
1じぶんがありたい姿であるためには、妥協しない
今まで通り考える、行動する。煮詰まりそうになったら近くにいる人を巻き込んでみる。
2おもしろさを求める
吸収できるものはなんでも吸収しにいく。評価を気にするのではなく、じぶんが誇りをもっておもしろいと思えるものを見つける。
3近くにいる人を大切にする。
少し幼くなった気持ちで、思ったことを素直に相手に伝えてみる。
(ほぼ日の「やさしく、つよく、おもしろく」に近いですが、考え方の影響を無意識に受けていただけです。書いたあとに気がつきました。)
そうはいっても、、
ここまで書いて投稿しようとしたものの、なんとなくモヤモヤして保留していた。そのモヤモヤの正体は、たぶん
今まで「こうなりたい」と書いても結局うまくいかなかったよな。
という気持ち。そんなときTwitterでたまたま、やらないことを決めた方がいい、と言っている人を目にした。
たしかに、今年はやることは決めたが(今までは願望だけだった)やらないことと言われると思いつかない。
いま本当は嫌だけどやっていること、「かっこよく」と相反するもの、はなんだろう。
SNSをだらだら見てしまうこと
外食が多いこと
人と話すことから逃げてしまうこと
(人やモノに対して)否定的な発言をすること
よし、これはやめよう。
SNSはじぶんが見たいものだけにして、あとは本を読んだり映画を観たりしよう。
だれかと食べる時や、じぶんが行きたいお店に行くならいいけれど、なんとなくコンビニに入るのはやめよう。なんだかんだ、じぶんが作るごはんが一番すきだし。
はじめさえ乗り越えれば大丈夫なんだから、最初のきっかけを相手に委ねないでじぶんから行こう。
個人的に「言うとそうなる」と思っているから、人はもちろんモノに対しても、肯定的な発言をしよう。これはウソをつくとか、すべて好きになるとかではなく、自分の中での取捨選択をするということ、難しいけど。
さいごに
書きながら思ったけれど、やりたいけれどできないこと、不本意ながらやっていることは、(もちろん気持ちの問題もあるのだが)大抵、疲れているからだ。疲れると思った通り行動できず、どんどんじぶんが嫌になっていく。
私はずっと同じ場所にいることや、同じことをし続けることがすきじゃなくて、どんどん変えていきたいと思ってしまう。でも変えるにはそれなりのエネルギーがいる。時には、もうこれでいいじゃん、と休むことを忘れないようにしたい。具体的には、疲れていると妙にハイテンションになって行動しまくってしまうので、自覚してじぶんを止めるようにする。
20才の1年間過去最大に充実して、すこしでも「かっこよく」過ごせたらいいな、と思います。そのために、ちゃんと休みつつ、3つの行動指針をがんばる。
久しぶりにnote書いて楽しかったな。
よいお年を、そして来年もよろしくお願いします。
明日、元旦は初日の出を見てから、山登りです。
(部屋でごろごろテレビ観たいけど、なかなかない機会なのでがんばる)
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