![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11091618/rectangle_large_type_2_cf601be5fec3cfe1b9156dce7943a0cf.jpg?width=800)
しあわせかみしめる瞬間のこと
あなたはどういうとき一番しあわせを感じますか?
こういうとき、ああいうとき、ではなく、たったひとつ、ナンバーワンです。
✳︎
わたしのそのときは、夜、寝かしつけに成功して、二人の子供の真ん中でようやく寝られる瞬間。
いつのまにか、ふたりの母親になっているという実感とともに、波のように押し寄せてくる。
わたしにとって嘘みたいなほんとの事実。
ふたりのよく似た顔。
安らかな表情。
かわいい。。かわいい以外の言葉が見つからない。
理屈じゃなくて、ただただしあわせ。
✳︎
どちらかというとキャリア思考で、男性と同等にバリバリ働く先輩をスマートでカッコいいとロールモデルにしていた。
経済的にも自立していて、好きなものを躊躇なく買える。
そんな人を目指していた。
だから、仕事が趣味。
土日返上、徹夜も厭わない。
誰かに認めてもらいたくて、感謝されたくてがむしゃらだった。
たぶん、承認欲求に飢えていた。
今思えば、もっと効率的にやればいいのに、ちゃんと休めばいいのにと思う。
いつもエンジン全開で、ガソリンを無駄に撒き散らしたりもして。。
自己満足の空回り。
やがて体調を崩して、ふと立ち止まったときに、家庭を持つという選択肢とまじめに向き合った。
方向性を変えて、仕事と家庭を両立してバリバリやるはずだった。
ワンオペ育児。
思いっきり仕事ができない不完全燃焼感。
時間との戦い。
体力との戦い。
うまくいかず、中途半端に揺れる自分に苦しみながら、いつのまにかたどり着いた場所がここだった。
✳︎
昔からなんとなく自分は結婚しないだろうなと思っていたし、まして子供を持つなんて想像もしていなかった。
人生には想像できないこともたくさん起こる。
起こってしまうと適応して、当たり前になるけれど、その前にその感情を味わい尽くしたい。
人生に身を任せていたらたどり着くしあわせもあるんだなと思った月曜日。
肩肘張らずにしなやかに生きていこう。
読んでいただきありがとうございます。 いただいたサポートは、Webデザインのスキルアップのために使わせていただき、同じくWebデザインを学んでいる人たちのヒントになるようなアウトプットをしてお返しします!