millegraph[株式会社ミルグラフ]

2010年創業の建築・美術・デザインを中心とした出版社です。 http://www.millegraph.com/
    • 連載「建築におけるフィクションについての12章」立石遼太郎
      連載「建築におけるフィクションについての12章」立石遼太郎
      • 16本
      • ¥2,400

      「フィクション」の概念を通して、建築を捉える試論。全12章の構成。///立石遼太郎氏は、修士制作《静かなレトリック》(2015、東京藝術大学サロン・ド・プランタン賞)から、一貫して建築を語る語彙をより豊かにすることを志向し、新しい語りを提示してきた。そのエッセンスは、論考「建築の修辞学──装飾としてのレトリック」(「10+1 website」2018年4月号)として発表されている。本連載では、12の建築物をモチーフに、「フィクション」という視座から、凝り固まった建築の見方を解凍し、より豊穣で乱雑な現実世界へと溶かし広げていく。予告となる「序章」公開中。///2019年6月10日更新の「第1章」は、字数約17,000字。このような論考の連載を掲載できる専門誌が失われた今、現代の環境ならではの書き手と読者の関係構築を目指しています。

連載「建築におけるフィクションについての12章」あとがき 立石遼太郎

0 「はじめに」としてのあとがき 1カ月前に乗り越えたはずの締切が、もう目の前に差し迫っている。これ以上なにも出てこないと思われる状態から、またなにかを絞り出さな…

第12章 ふたつのフィクション──青森県立美術館 立石遼太郎

時間が何か奇妙な物に思える時。ここには隠された物、外から見ることはできるがその中をのぞきこむことのできないものがある、という考えに何にもまして強く誘われる。しか…

300

第11章 横たわるサバイバルライン──中心のある家 立石遼太郎

世界は一つではない。だが複数の独立した世界があるわけでもない。 久保明教『機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ』講談社、2018 0 アンカーをつくる 「土台」は…

300

第10章 裏面のヴァーチュアリティ──リビングプール 立石遼太郎

それは本当に必要か。 増田信吾+大坪克亘『Adaptation 増田信吾+大坪克亘作品集』TOTO出版、2020 0 引き続き同じ舗装の上を歩く フィクションはつくり物である。フィ…

300

第9章 リノベーションされた舗装のうえで──Sayama Flat 立石遼太郎

一方の端に触れたら他の端が揺らいだのだ、という気がした。 アントン・チェーホフ「学生」『子どもたち・曠野 他十遍』、松下裕訳 岩波書店、2009 0 もう一方の土台 …

300

第8章 アクチュアリティのズレのなかに──中野本町の家 立石遼太郎

この住宅がなくなったときに、この家族にとって白いチューブの空間がどのような記憶として残されていくだろうか、その思いをたどることがバーチュアル・ハウスであると思っ…

300