見出し画像

07.娘が憧れたトウシューズ〜母親としては心配の素

先生の真ん前のバーでレッスンできるのを楽しみにしていた娘が、飛び級していいよとの先生の言葉に涙したのは 小学2年生のとき

一番前のバーにはクラスで一番上手な生徒さんがつくので、進級したばかりの娘は、末席でのレッスンとなりました。

トウシューズへの憧れ


本来、3年生からの中級クラスでは、レッスンを重ねてきた生徒さんに先生からトウシューズの許可が出ます。

トウシューズのお姉さんたちを、娘は憧れるようになっていたようです。

ある日、娘からリクエストされました。

娘「カンカンする靴がほしい」

私「カンカンする靴?」

娘の擬音語が意味していたのは、「パンプス」でした。
(パンプスをはく習慣のない私にはピンとこなかったのです ^^;)

「ヒールのある靴がはきたいのね。でも……足首を捻ったら大変。大人になったら、ね」

娘にそう伝えたのを機に、私はいろいろ調べてみました。

〔トウシューズって何歳から大丈夫なのかしら?〕
と気になったからです。

先生からのサプライズ


進級して1年ほど経ってころでしょうか。

教室にお迎えに行った私は、我が目を疑いました。

え!?
先生が娘にトウシューズを手渡していらっしゃる!?

娘は、瞳をキラッキラに輝かせています。

娘と同じ歳のB子さんママも驚いていらっしゃいます。
「あら?トウシューズは 4年生か5年生から、でしたよね?」
「ええ、早くても4年生と、先生がおっしゃっていたかと……」

「日本のバレエ教室はトウシューズをはかせるのが早すぎる」

当時、そうした記事をネットで読んでいた私とB子さんママは、先生に質問してみました。
「娘にはまだ早いのではないでしょうか?」

「足の骨の成長を阻害する恐れがある」

記事にあることが本当なら、
〔まだトウシューズをはかせたくない〕
と思っていたからです。

母としてはいろいろ心配


先生いわく、
「二人は足が強いから大丈夫です! 
 もちろん、僕がレッスンで様子を見て、無理があると感じたらすぐにバレエシューズに戻します」

足が強い!?
うーん。
こんなに小さい娘がトウシューズだなんて。
本当に大丈夫なのかしら?

正直、心配でした。

一方、娘たちは大喜び。

先生から
「やっぱりまだ早い」
と言われたら、どんなにがっかりすることでしょう。

ドキドキしながら、トウシューズの初レッスンを迎えます。

続きはまた後日……


ドリームサポーターだらけの世界をつくりたい
御影石 千夏



▼関連記事



▼思春期の子どもとの関係が良くなる8つの質問


▼プロフィール


▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています
(Kindle Unlimited対象)


▼「いい人」を卒業して、ありのままの自分が好きになるメール講座


*いつもお読みいただきありがとうございます* スキ&コメントをいただけると、とても嬉しいです。 いただいたサポートは note内で循環させていただきます。