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推薦で提携大学に行くという選択〜娘との終日デートを終えて考えたこと

週末、高校3年生の娘とUSJでデートしてきました。

年間パスポートを持っている娘が、段取りをすべて考え、パーク内を最短ルートで案内してくれて、なんとも充実した1日♪
(私が案内役になると、目的地に行くだけでも苦労します^^;)

提携大学への推薦による入学がほぼ決まっているとはいえ、期末試験前に楽しい時間を一緒に過ごしてくれた娘に感謝です。

中学受験時に私が躊躇したこと


娘が通っている学校は、中学受験時の第2志望校でした。

といっても、もともと娘本人は受験するつもりはなかったんです。
私と夫が、お受験レールに乗せました。

超難関の第1志望校は、息子が通う学校で、私と夫が望んでいました。
娘自身が「受かるはずがない」と公言していて、言葉通りの結果に。

進学塾での学校選びの際、「また高校で受験するのは嫌。もう(受験のための)勉強はしたくない」と娘が言い、夫が選んだのが第2志望校でした。

夫が気に入っている学校に対して、私には迷いがありました。
姉妹校である大学への進学率が95%超だったからです。

私自身は、公立の小中高を卒業。
国立にはご縁ができず、一浪して私立大学に進みました。

自分の経験上、
「大学受験は苦労するもの」
という思いこみを払拭できず、エスカレーター式の大学進学に対して、
「楽をしていいの?」
と思っていたんですね。

◎私が躊躇したこと

「これが勉強したい」
と、姉妹校以外の選択肢を考えるチャンスはあるのかな?
自分が本当にやりたいことが見えなくなってしまわないかな?

「みんな違ってみんないい」
と、みんなとは違う選択をする勇気は持てるのかな?

「私は私の道を行く」
と、思えるのかな?

学校そのものに不満はなかったのですが、
「将来の選択肢が狭まるのでは?」
ということだけが、懸念点だったんです。

娘の人生なのに、ね。
私の価値観で判断していました。
(娘には言いませんでしたけれど)

高校受験がなくてよかったこと


入学してみると……
・おっとりした雰囲気の生徒が多い
・男女の仲がとてもいい
・真摯な先生が多い
といった印象以上に、素敵な学校でした。

娘の気質にも合っていたように思います。

部活動を楽しみながら、学外でクラシック・バレエのレッスンを続けることもできました。

バレエ仲間の影響でK-POPに興味を持ち、推し活仲間との交流も広がりました。

「選択肢が狭まるのでは?」なんて、杞憂でした。

交友関係も行動範囲も、学校以外の世界にどんどん広がっていったのです。

好きなことに好きなだけ時間を使って没頭できたのは、高校受験がないおかげだと思います。

娘の選択を尊重したい

行きたい「大学」ではなく、「学部」を選ぶ。

私としては違和感がある進学指導ですが、娘なりに考えて選んでいるので反対することはありません。

ただ、他に選択肢があることだけは、伝えたくなってしまいます。

「(娘が小学校のころに憧れていた)〇〇大学を選んでもいいからね」
「宝塚音楽学校、記念受験だけでもしてみたら?日常では出逢えない、舞台を創る人たちに逢えるんじゃない?」
なーんてね。

学校以外に大切なことがある娘にすれば、進路そのものに強いこだわりがないのでしょう。

それが私にもわかるので、
「こんな道もあるよ」
と伝えるだけにとどめています。

まあ、私の想いはダダ漏れでしょうけれど、笑。

〈自分〉を持っている娘は、そうした私をスルーできるので、大丈夫です。

娘の人生は娘のもの


私の人生が私のものであるように、娘の人生は娘のもの。

私にできるのは、娘の選択を尊重しサポートすること。

私のサポートには、娘には見えないかもしれない選択肢を見せることも含まれますが、選ぶのは娘本人。

娘の選択を尊重したいと考えています。

「その学部に行くなら、この本を読んでおくといいよ♪」
なんて、声をかけたりしながら、ね。

自分が大切にしていることは、ちゃんと言葉で伝える。
でも、それを相手に強要することはしない。

一人一宇宙

エフィカシージャパン代表・衣川信之氏の言葉

信頼し合える関係をこれからも娘と築いていきたいです。

あなたのドリームサポーター
御影石 千夏

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