ネガティブなレッテルを自分に貼らない〜「大丈夫」と自分を信じる
「私、〇〇なんです」
「私、いつも〇〇なんです」
とご自身をネガティブに評価する言葉を耳にすることがあります。
たとえば、
・忘れものが多い
・よくミスをする
・何も続かない
・◇◇ができない
こうした言葉を聞いたとき、私は
「〇〇、と思っていらっしゃるのですね」
と返しつつ、（私はそうは思いませんが）という気持ちをこめて一呼吸おきます。
そして、お相手の表情を見て受け取る準備がおありのようなら、ネガティブなレッテルを貼ることの無意識への影響についてお話ししたりします。
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「私はいつも〇〇だ」
というセルフ・トーク＆セルフ・イメージはなかなかに強烈。
たとえば
「私はいつも忘れものをする」
と脳内会話（セルフ・トーク）を繰り返していたら、『いつも忘れものをする自分』というセルフ・イメージが強化されて、
「あーあ、またやっちゃった」
となる状況を引き起こしてしまうのです、無意識に。
「忘れものをしないようにしよう」
と気をつければ気をつけるほど（意識すればするほど）忘れものをしてしまうなんて、皮肉ですよね。
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「いつも三日坊主なんです」
とおっしゃっる方がいたら、
「いつだって再開できますね。また始められてはいかがですか？」
と私は笑顔で答えます。
「自分で決めたことも続けられないなんて」
と自分を責める必要などないんです。
「あら、私らしくない」
と呟いて、何事もなかったかのように、また始めれば OK。
『三日坊主』『何をやっても続かない私』といったレッテルを自分に貼って、
「ね、やっぱり私は続けられない」
と証拠集めをするなんて、もったいなすぎます。
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ネガティブな脳内会話（内省言語）が出た瞬間、否定しましょう。
「あーあ、またやっちゃった……」
ん？ 「また」？
あ！うそ！
いまのはナシ！
私らしくなかったわ。
「次は、大丈夫！」
ネガティブなレッテルを貼りそうになったら、即座にはがします。
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「ミスをする自分が嫌だ」
と思うのなら、
『いつもミスをする自分』というレッテルを、いますぐはがして捨ててしまいましょう。
「どうしてミスをしちゃったんだろう」
と原因を探すよりも、
「次はどうやったらうまくいくだろう」
と次の手立てを考えるほうが、状況は改善します。
くれぐれも
「あーあ、またやっちゃった」
と『いつもミスをする自分』を肯定・強化しないこと。
「あら、私らしくない。
次は、大丈夫！」
セルフ・イメージを『いつもミスをする自分』から『ちゃんとできる自分』に貼り替えるのがポイントです。
『ちゃんとできる自分』がデフォルトなら、うまくいかないことがあっても「あら、私らしくない」
と思えますよね♪
「しまった」
と思うことがあっても、自分を責めたり否定したりせず、それはそれとして受け止めた上で、淡々と次に進む。
そもそも、「いつも〇〇、これからも変わらない」なんてことはありえない。
できるようになるのは時間の問題。
だから、大丈夫！
まずは自分が自分を信頼する。
それが自信につながります。（自己信頼→自信）
自分を責めたところで、萎縮してミスを誘発しちゃうだけですから。
ミスをした自分にOKを出し、めげずにチャレンジする自分に
「私、よくやってる♪」
とエールを送りましょう。
自分のいちばんの味方は自分ですもの。
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ちなみに、
「私は〇〇」
というセルフ・イメージは、ポジティブなものがオススメです。
たとえば、
「私、天才！」
という強烈なセルフ・イメージをもっている私の娘は、いつも軽やかで、心地よい自信に満ちています。
「私も天才！」
「大丈夫！」
と私が自然と思えるのは、娘の影響も大きいですね。
（どっちがコーチなんだか、という感じですが、笑）
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あなたがセルフ・イメージとセルフ・トークを書き換えていったなら、きっと周りの方のリアクションも変わってくることでしょう。
『できる私』のセルフ・イメージが身につくと、『できない私』がデフォルトだったころが思い出せなくなるくらい、人生が楽しくなってきます。
自分に対するネガティブな言葉が浮かぶことがあったときは、
「いまのナシ！」
と訂正することを、ゲーム感覚で試してみられませんか？
私も日々、
「あら、私らしくない」
と楽しんでいます。
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御影石 千夏
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