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仕事は意外なところから舞い込んでくる

「YouTubeの台本を書いてください」

突然、想像もしていなかった仕事が舞い込んできました。

「え?」
「えーーーーーYouTube??台本ですか???」
ワタシ、webライターですけど
台本なんて書いたことないですけど
しかもYoutTubeだなんてぇぇぇぇぇ…(汗汗汗)

とにかく驚きました。

でも……ちょっと興味ある。
興味あることにはチャレンジしたい気持ちが先立ってしまう性格なので、うずうずしてきました。
でも、でも…台本なんて書けるのワタシ?

【未経験の仕事依頼】受ける?受けない?


面白そうな仕事の依頼がきたものの、台本執筆の経験はゼロ。
仕事を受けたい気持ちはあるけれど、まったく書けない可能性もあるのでは?
断った方がいいのかも、と少し悩みました。

そこで、正直に「YouTubeの台本は書いたことがありません」と伝えつつ、通常の執筆よりも安くして、お試し価格で1本書くことをご提案。
すんなりご承諾いただいて、仕事を引き受けることになりました。

フリーで仕事をしていて面白いと思うのは、いつどこからどんな仕事が舞い込んでくるかわからないということ。
朝メールを開いたら、のんびりコーヒーを飲んでいたら、知らない人から仕事の依頼が入ってる。そんな予想もできないことが起きるのは、フリーの仕事の醍醐味です。

後悔しない選択が大事

未経験の仕事が目の前にある。
いい結果を出せるかどうかはわからない。

そんなときはどうすればいいと思いますか?

自信がないから断るのか、それとも思い切ってチャレンジしてみるのか。
それは自分の心に聞くしかありません。
私は直感を信じているので、自信がなくてもピンとくれば飛び込みます。それが必ずしもプラスに動くとは限りませんが、あの時やればよかったという後悔は残りません。

YouTube台本執筆で感じたこと

台本を書く前に、まずは依頼主の過去動画を見てみました。
どのようなテイストで、どんな言葉づかいをしていて、どう表現しているのかをチェックして、方向性をさぐります。続いてライバルであろう動画もぬかりなく確認。

そうして何本か動画を見ているうちに、再生数が上がっている動画のよい点が見えてきました。

YouTube台本執筆の初心者なりに、ライティングで大事だと感じたのは次の5つです。

  1. 依頼主の個性を活かす

  2. 過去の動画からテイストや方向性をくみとる

  3. 1文を短くする

  4. 印象に残る強めの言葉を間にはさむ

  5. 表現を誇張しても嘘はつかない

必要な内容を台本に盛り込むだけでなく、依頼主の過去動画を見て、違和感のある部分の訂正や、強調するとより印象がよくなる箇所などもご提案しました。

チャレンジはプラスにしかならない

「依頼主の個性を大切にする」「動画を見ている人の視点や気持ちを考える」「誇張しながらも正しい情報を伝える」この3つを特に意識して一気に書き上げ、即日納品しました。

嬉しいことに、依頼主からは「クオリティが高くスピーディーで驚いた」
とお喜びの言葉をいただきました。
ライターとして一番嬉しい瞬間です。
チャレンジしてよかった!

でも、もし今回の執筆がうまくいかなかったら?
それでもライターとして失うものは何もなかったはず。それよりも、依頼主に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思うでしょう。

チャレンジしたことで、新しい執筆分野があることや世の中の需要を知ることができました。また、それが自分に向いている分野なのか、どう書けばいいのかなど、試行錯誤したことで得たものは十分あります。

動画は来年アップされるそう。
楽しみで仕方ありません。

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