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元気になってきたので、友人に韓国語を教えてもらって、留学先の学校へ申し込みをした日~真面目人間のご自愛日記~

休職してちょうど1ヵ月が経った。
もともと休職は選択肢になくて、在宅勤務を増やして出社する頻度を抑えれば心身の不調も改善されるだろうと思っていたけれど、今となっては思い切って休職して良かったなと思っている。

なぜなら、休職前に感じていた不調が、まったくないからだ。

お腹も頭も痛くならないし、吐き気もしないし、イライラすることもまったくない。適応障害はストレスの原因から離れることで症状が改善されるが、効果がてきめんすぎて、ぐうの音も出ない。出す必要もないのだけれど。
休職する気がなかった私に、理路整然と休職することの意味について説明してくれた産業医の先生には、本当に感謝しかない。

休職を開始したのが12月中旬。そこから1週間と少しで年末年始になった。
両親には休職はもとい、適応障害になったことは伝えていなかったし、伝えるつもりもなかったので、会社の仕事納めの翌日に、何事もなかったように帰省し、丸1週間ひたすらゴロゴロした。家族と話していると気も紛れたのだが、実家から自宅に戻ってきたときはギャップが激しく、歯を磨きながらシクシクと泣いた。1人の家で、自分に向かって「大丈夫、大丈夫」と泣きながら声をかけていた。

友人が適度に連絡をくれたり、休日に遊んだりしてくれたおかげで、そんなシクシクモードから脱し、少しずつ元気も出てきた。そしていつからか、心身の不調がまったくなくなっていることにも気付いた。
休職したての頃は、頻度としては減っていたが、お腹か頭のどちらかが痛くなることがあった。それが、今はまったくない。気付いたときは、久しぶりの「普通」の状態に1人でひどく感動した。そうだ、これが普通だ。

1ヵ月で普通の状態に戻れたのが、早いのかどうかはわからない。症状がなくなったからと言って、じゃあ復職して働ける? と言われると、そこはまだ難しいなと思う。

それでも、せっかくのこの休職期間だから、やりたいなと思うことは、できる範囲でやりたいと思っている。文章を書くことも、適応障害の症状が出始めた時期からしばらく思うようにできていなかったので、今こうやって文章を書いているのもその1つである。

1つ新たに始めたのが、友人とのスキル交換。
韓国に住んでいる高校時代の友人と年始に会ったのだが、その子に「ライティングを教えてほしい!」と言われた。しかし、タダで教えるのもな……でもお金取るのもな……ということで、私は彼女から韓国語を教えてもらうことにした。高校時代から東方神起のファンなのだが、東方神起を好きになったのも彼女がきっかけなのだ。韓国語を理解できるように、喋れるようになりたい! と10年以上思い続けていたが、ちょっと学んでは放置……の繰り返しの結果、なんともならなかった。頑張って言うなら、不規則な変化がないハングルは読めます、意味はわからんけど、という微妙なレベルである。

今日が初回のレッスンで、私もライティングの講義をし、そのあとに韓国語の講義を受けた。人に教えるのって難しいと思うと同時に、新しいことを学ぶのって楽しいな、と思った。そして何より、休職期間中の平日はあまり人と喋ることもなく、ひたすらゴロゴロしてしまっていたため、少しメリハリもつけられそうな気もした。明日からは、いつもより少し早めに起きたいなと思っている。
今日教えてもらったことの復習と、単語の暗記は1人でもできることだから頑張りたい!

そして、今までずっと口だけだった夏からのデンマーク留学、やっと希望のフォルケに申し込みをした。デンマーク語がさっぱりすぎるのと、英語に翻訳しても「??????」という箇所が結構あり、40分くらいかかってしまった……。でもフォーム送信したので、今のところ、待つのみ。気力があるうちに一気に進めたい。

韓国語も教えてもらうけど、英語も勉強しなければなぁ……、とぼんやり思う。デンマーク語は難しすぎるので、とりあえず指差し会話帳だけ買って、簡単な挨拶や単語だけ覚えようかなと思っている。とりあえず英語を……英語……。

仕事のことは考えられないけれど、自分が元気になって、今までやりたいこと・やらなければいけなかったことに対して気力が出て動き出せていることにホッとしていて、自分のことだけど嬉しい。

体調は戻ったけれど油断はせず、それでも休職2ヵ月目は気力がなくてできなかったことをまた少しでも消化できるようにしたいなと思うのだ。

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