鐘白_

エッセイやルポとか。文化史風俗史好きなんだけど詳しくはない。

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エッセイやルポとか。文化史風俗史好きなんだけど詳しくはない。

最近の記事

新宿駅のこの辺で食べた日記〚DUG〛

 平日の昼間はソフトドリンクが200円引きなので、平日14時に入店。新宿ピカデリーと有名チェーン「イタリアントマト」に挟まれた地下一階のここは、有名なジャズ喫茶。  店内は大音量でジャズがかかっている。そして、お客さんのお喋り声も比例して大きくなっていて賑やかで洒落た場所だった。  ホットコーヒーとチョコレートブラウニーを注文。  コーヒーは苦みの少ないまろやかなお味。チョコレートブラウニーは甘さ控えめでチョコがたっぷり使われていた。生地をオーブンで焼いたときに直に火が当た

    • 私が日記、創作、レポを書く理由

       頭の中の下らない妄想を書き起こして小説の真似事をしてみたり、ただどこかに行って感想を脳内で喚き終わりにするのもつまらないのでエッセイのようなものを書き散らしてみたり……  特に何もならないし、書いてSNSに上げて何がしたいのか分からなくなる時が多々ある。  書くことで、今の文芸ヲタク界隈で自分をアピールしている部分が多い。  ただ自分の下らない喚きも、こうやって書くと形になるので満足できる。いつかこれで不労所得を手に入れたい。  

      • 新宿駅のこの辺で食べた日記

         昨日の昼から無性に山盛りスパゲッティとそれに絡むパンチのあるトマトソース……が食べたかったので、『VIOホームズパスタ』来た。  皿から溢れ出すソースで有名なお店。  ミートソースと挽肉、オリーブオイルの「絶望パスタ」が売り。ランチタイムは老若男女で溢れかえっているて、大抵のお客さんは「絶望パスタ」。日替わりのカルボナーラも人気。  店員さんが南米の方?っぽい感じ。ホールを仕切る、50代くらいの女性がテキパキとしている。イタリアと中南米の暖かい気候の料理  以前、絶望パ

        • 新宿駅のこの辺で食べた日記〚BERG〛

          住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目 38−1 ルミネエスト B1  新宿駅を降りて、地上に出る途中にあるこちらのお店。店先の美味しそうなメニュー写真に、どこからか取り寄せたおもしろ雑貨が目を引く、おもしろ喫茶店である。    メニュー写真には、ソーセージ、ハム、ハラミ、黒パン、ビールに珈琲。ドイツの食事。  というわけで、モーニング。  コーヒーは苦みが強く、脳と胃にガツンとくる。そしてかなり濃い。  トーストは噛みしめると、小麦とイースト菌の香り。ハムは香

        新宿駅のこの辺で食べた日記〚DUG〛

          新宿駅のこの辺で食べた日記〚珈琲貴族エジンバラ〛

          住所:〒160-0022 新宿区新宿3-2-4 M&Eスクエアビル2F  観に行くか悩んでいたら上映館が減ってきた『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』通称『デデデデ』の上編を新宿バルト9でみた。  少女たちの馬鹿げた楽しい日常と影のコントラストで情緒が掻き乱された。下編も楽しみだ。  で、お向かいの喫茶店『珈琲貴族エジンバラ』へ。  店内は思ったより広々。自由に読める本や雑誌が多く、目移りする。トイレ横の本棚のミステリマガジンを取る。2001年発行のもの。

          新宿駅のこの辺で食べた日記〚珈琲貴族エジンバラ〛

          新宿駅のこの辺で食べた日記    〚珈琲西武 本店〛

          令和6年4月1日(月)11:00 〚珈琲西武 本店〛 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目6−12 ハナミチ東京歌舞伎町2階  都営新宿線、新宿三丁目駅から歩いて10分。昭和39年創業の言わずとしれた新宿の名店。それが珈琲西武。令和5年8月末まで、新宿駅から程近いメトロ会館に構えていたが、建物の老朽化を切掛に歌舞伎町に移転オープンした。  新宿区役所の裏手側。人通りが少なく、雑居ビルがひしめき合う場所にあり、以前の「大都会の華やかな老舗喫茶店」という印象から、「

          新宿駅のこの辺で食べた日記    〚珈琲西武 本店〛

          新宿駅のこの辺で食べた日記

          東京都新宿区新宿3丁目38−1 新宿駅の住所です。 さてここで、雑に新宿駅周辺の紹介を。新宿駅東側―山手線内側には、風光明媚な新宿御苑や夜の街・歌舞伎町。西側には東京都庁をはじめとする高層ビル群。 読者の皆様は、そんな新宿に対してどの様なイメージを持っていますでしょうか? 私にとって新宿は「エンタメの街」です。 上映作品のラインナップが豊富な映画館の数々、ビル丸々が本屋という紀伊國屋書店本店、多様な人間が行き交う大通り。 もっぱら新宿へは映画を観に行っています。そして、映

          新宿駅のこの辺で食べた日記

          沖縄旅行〜アメリカへの布石〜(まえがき)

           2023年、師走の末。実家のコタツで悶えていた。  仕事で担当していた案件を降ろされた。  私生活で他人が判らなくなる(端的に言うとマッチングアプリで大迷走)    ぐっ、心が撹拌機でグチャグチャにされ、自我が崩壊しそうだ…    そんな中、年末にNHKの『ドキュメント72時間』を久々に観た。  この番組・・・「ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。偶然出会った人たちの話

          沖縄旅行〜アメリカへの布石〜(まえがき)

          右も左もホーチミン~常夏の都☆ハノイへの旅〜

          ☆エピローグ  結局、滞在中はお土産買うために路地をうろちょろし、帰りの空港でもうろちょろしてました。目に入るのもが珍しく刺激満載、歩いて情報処理していました。    こんな感じの旅だったので、今度は、もうちょっと街や人や景色を俯瞰して眺めることができたらいいなと思う所存。  ハノイの人や天候の熱気に呑まれすぎないようにしたいです。  ハノイは繁華街を巡ることしかできませんでしたが、くるくると小回りがきく、すばしっこさがあるコミカルな街でした。    そして、目に入るいたると

          右も左もホーチミン~常夏の都☆ハノイへの旅〜

          右も左もホーチミン〜常夏の都ハノイ〜

          ☆三日目パート③  ガイドブックにも掲載されていたチェーの店「Che Bon Mua」にはいる。三日目にしてようやくのチェー。  チェーとは、豆や果物を砂糖と煮込んだもの。「ベトナム版ぜんざい」とよく説明されている。  ベトナム名物の蓮の実とゼリー入りにした。その名もチェーセン!  ヒンヤリして、砂糖水のような懐かしい素朴な甘さ。体の隅々に糖が行き渡り幸せだった。水分を含んだ蓮の実は、柔らかくも繊維がシャリシャリ、少し苦味があるがさっぱり美味しい。ゼリーもツルツルと喉に入って

          右も左もホーチミン〜常夏の都ハノイ〜

          右も左もホーチミン〜常夏の都ハノイ〜

           さっきの方々とは解散し、ホーチミンの家を見学。  因みに、ベトナム人は無料。外国人観光客は有料。外資を稼いでいくスタイルに好感。  実際に使っていた家や書斎、中の家具や蔵書をそのまま保管してあるのだ。人口庭園か知らんが、田舎の中にひっそりと佇む隠れ家みたいだった。The理想の老後。   そのまま、ホーチミン博物館へ。  入口からすぐの階段を上がり、2階の中央へ行くと白亜のホーチミンの銅像が並ぶ。デカい。これが共産圏名物・巨大な指導者像か。とりあえず写真を撮る。  ホ

          右も左もホーチミン〜常夏の都ハノイ〜

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          三日目 最終日  今日は、独りで巡る旅。ホーチミン廟、ホーチミン博物館、ベトナム軍事博物館の3箇所だ。  朝の街は、バイク・人・バイクで目が回る。高くひしめく建物、原色に大きなチューノムの看板、いろんな生活のものをぎゅっと丸めたような感じで、目が回る。  路上で、鶏とアヒルが籠にぎゅうぎゅうになって入っていた。  可愛いけど、鳴き声がうるさい。  そして、動物園のふれあいコーナーにいるような清潔さは微塵もなかった。生きるか死ぬか、という天秤に掛けられている家畜達だった。  店

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          ☆2日目   ホテルでツアーガイド、ホアンさんと合流。「一人ですか?」と尋ねられ、「はい!」と威勢良く答える。 「寂しいですね〜!」と笑われた。うるせぇ。    車の運転手さんにも挨拶し、いざ出発。ホアンさんの解説を受けつつ高速道路を進む。  日系、韓国系企業の工場。道中一番の見所は、石灰岩から作られるコンクリで財を築いたベトナム一の富豪の家だった。ロシアの玉ねぎ屋根にヨーロッパの城のような建物。色はパステルカラー。ちょっと田舎にあるラブホのような見た目だった…  チャン

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          ☆二日目朝  ビジネスホテルの無料の朝食。まあ、中クラスのビジネスホテルクオリティ感。ベトナム料理と果物が幾つか並んでいた。  いくつか皿に盛る。  お馴染みのバナナ、スイカ。あとは、甘みが強く、舌触りはねっとり、だけど後味はサッパリと水気が多い謎の果物。美味しくて、おかわりした。  後で、ホテルの人に聞くと「ルルー」と言われた。が、検索してもヒットせず。色々、調べるとパパイヤと判明。ベト語では「ドゥドゥー」。聞き取りミスだった。   あとは、一口サイズのゴマ団子と餅

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          右も左もホーチミン~常夏の都☆ハノイへの旅~

          ☆1日目夜  ハノイ中央郵便局へ到着。  入り口のカウンターでジャージ姿のおじいさんに声を掛けられた。郵便局の役人より、露天商のほうがしっくりくる爺だ。 「何しに来たのか?」「どこから来たのか?」とカタコト英語。コチラもカタコト英語で「ポストカードが欲しい」「日本に送りたい」と伝える。  爺さんは、大量のポストカードの束をカウンターに置いた。こっから選べということか…爺さんの目線もあり、早く選ばねばと、ちょっと焦る。そのまま爺さんは、ポストカードの切手の貼る所を指差し、切手

          右も左もホーチミン~常夏の都☆ハノイへの旅~

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           ゲートを出ると、両替所が沢山あった。そして若い女性がレートのボードを持ち「うちがお得!安いよ!」等とかなり強引な客引き。目が合ったとたんにロックオンされる。オー怖い。どの両替所でも余り差は無い、と『地球の歩き方』に記載されていたので、取り敢えずお姉さんと目があった所で換金。引っ掛かっている。  諭吉一枚が、大量のベトナムドン(VND)になっていく。紙幣は、ツヤがある紙で、ライトグリーンやブルーの明るめの色合い。左端に、向こう側が透けて見える透明な部分があった。面白い。  紙

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