右も左もホーチミン〜常夏の都ハノイ〜
☆三日目パート③
ガイドブックにも掲載されていたチェーの店「Che Bon Mua」にはいる。三日目にしてようやくのチェー。
チェーとは、豆や果物を砂糖と煮込んだもの。「ベトナム版ぜんざい」とよく説明されている。
ベトナム名物の蓮の実とゼリー入りにした。その名もチェーセン!
ヒンヤリして、砂糖水のような懐かしい素朴な甘さ。体の隅々に糖が行き渡り幸せだった。水分を含んだ蓮の実は、柔らかくも繊維がシャリシャリ、少し苦味があるがさっぱり美味しい。ゼリーもツルツルと喉に入っていく。ああ幸せ。
東南アジアの氷は、飲料水から作られていないケースがあり、日本人が食べるとお腹を壊すらしいが無事でした!正露丸出番なし!
生き返ったので、再び旧市街を俳諧。物・人・バイク・人・物・物・人・バイク・バイク…何だか目がぐるぐるしてくる。
熱量に浮かされて、ふらふら歩き続け、目当てのバインミーのお店「バインミー25」へ。地球の歩き方にも掲載されていた有名店で欧米人旅行者の姿が多かった。
この時点で、いつの間にやら日が暮れていた。
バインミーはお持ち帰りで購入。パクチーの量を聞いてくれるのが外国人向けって感じしたね。
パッケージがポップで可愛い。
ホテルに戻るためのバス停を歩きながら、商店街を徘徊。アオザイを買おうかと悩んだが、ベトナムドンが微妙に足りず断念した。
夜のホアンキエム湖は、灯りが水面に移り、キラキラしていた。ハノイの夜は明るく、活気があり、人々のギラついた営みがあった。
戦時中は、この辺も空襲の被害が多発していたそう。人間と経済の力って凄いね。
ホテルについたら、荷物を整理。同じ送迎バスにのる日本人旅行者の旅の感想を盗み聞き。みんな、それぞれ楽しんでいるようだった。
あれよあれよと言う間に、空港への送迎バスがきた。
車内でお持ち帰りしたバインミーをむしゃむしゃ。ふっくらしたバゲットに爽やかな酸味のナムル、臭みのないクリーミーなレバーパテがマリアージュ!
この点では、フランス万歳\(^o^)/
一人旅している女性とバス車内で話しながら、ハノイの街を見る。
満月が日本で見るより濃い気がした。
橋も過ぎて、ハノイの街とすぎる。もう一生行かないのかと思うと辛くなってしまった。
空港到着。手続きを済ませ、出発までゲートで待機。
ゆっくり座って夜中の滑走路を眺め感傷に浸っていようと思ったが、お土産屋など観てたらいつの間にか出発時間に。
深夜発の飛行機に乗りベトナムを去った。
飛行機内で、過ぎ去っていくベトナム、経路で通る中国を眺め、仮眠を取り成田に到着。
ドキドキしながら手続きや荷物チェックをして、正式に日本に帰国した。
空気が澄んでいる気がした。ツンとした、酸っぱいような塩っぱいような香りがした。
最後に帰りの飛行機を眺める。ブルーの機体はとても美しかった。
ベトナムエアライン、ありがとう。最高の空の旅でした。
こうして鐘白の人生初の海外旅行は無事に幕をおろしました。
ハノイ、xin com on!!
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