沖縄旅行〜アメリカへの布石〜(まえがき)

 2023年、師走の末。実家のコタツで悶えていた。
 仕事で担当していた案件を降ろされた。
 私生活で他人が判らなくなる(端的に言うとマッチングアプリで大迷走)
 
 ぐっ、心が撹拌機でグチャグチャにされ、自我が崩壊しそうだ…
 
 そんな中、年末にNHKの『ドキュメント72時間』を久々に観た。
 この番組・・・「ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取ります。(公式から抜粋)」という内容である。
 
 そこで思い出した。2015年6月19日放送「沖縄・追憶のアメリカンドライブイン」を。
 内容は、下記の通りだ!自分で表現するのが怠くて公式サイトに頼りました…

〜 ジュークボックスから流れるオールディーズ。おばあがステーキを頬張り、米兵がフライライスをかきこむ。ここは沖縄本島を縦に貫く国道58号線沿いにある古びたドライブイン。占領時代に米兵相手に始まった店では、今も60年代アメリカそのままの懐かしい風景が繰り広げられる。ベトナム戦争時に台湾から渡ってきた人や、恋人を追いかけアメリカへ渡った女性。時代のうねりとともに生きてきた沖縄の人々のソウルフードとは?~

 集団的自衛権やらトランプ大統領で混沌を極めてた2015年。そんな時代に、多感な時期を過ごした(?)私にとっての沖縄は文化が「日本の端の南の島に残る、冷戦時代の米国」だった。
 ビーチ沿いのダイナーに止まるジープ、米兵向けのAサインバー、フェンスとコンクリートブロック越しの合衆国… 

 てなわけで、ペーパードライバーだが、とにかくハンドル握り、いざ往かん。国道58号線!   
 米国文化を巡る沖縄旅行!!

 参考文献:「アメリカのパイを買って帰ろう 沖縄58号線の向こうへ」著・駒沢敏器


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