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今日も、定時であがります

私は、会社員をするうえで一番心がけていることがある。
それは、残業をしないこと。決められた時間内で、仕事を終えること。
日本企業にはどうしてか、残業をすることが美徳のような風習が今でも存在する。
私はそんな考えに辟易している。(他にも、朝早く出社するのが偉いとか。)
というわけで、今日のお題は「仕事について」。

あ!旅エッセイの続きはまた別で投稿しますので、楽しみにされていた方がいらっしゃるようであれば先に謝ります。ごめんなさい。

さて、私は昔からの性格故か、なんでもはっきりと物事を伝えてしまう性格だ。よく言えばわかりやすい、悪く言えば生意気。
会社での私の評判は、恐らく相当悪いものなのだと思う。
上司はなんでもはっきり言ってしまう私に手をこまねいているみたいだ。

私の勤める企業は、一言で表すと、「ザ・昭和」。
正直、考え方も、制度も、上司の話す内容も、全てにおいて現代から取り残されている。未だにリモートワークを取り入れないところとか(働き方改革って言葉知ってる?って言ってやりたい。笑)、この間の会議でも、「昔はみんな休日なんてなかったんだ」と突然言われて驚いた。
だからこそ私は、そんな会社を変えたくて、広報企画室として仕事をしたけれど、結局最後まで会社を変えることはできなかった。
もちろん私の実力も、知識も足りなかったし、私自身がまだまだ青かったのだと思う。努力だけではどうにもならなかった。

私は、会社を良くしていきたくて、広報として企画職として様々な提案をした。社内制度の事、社員の考え方の事、今の環境をより良いものにしていくために、私から伝えられる意見はすべて言った。
けれど企画も提案も、理由も教えてもらえないまますべて却下され、ついに私は嫌われ者になってしまった。

わからないことに対して、「どうしてですか?」、「なぜですか?」と聞くのは、そんなに間違っているのだろうか、と思う。
それを教えてくれるのは上司の役目ではないのだろうか。私が聞いたことはそんなにいけないことだったのだろうか。
会社はみんなで作っていくもので、仕事は楽しくするもので、そのために、社員の安全や健康や働く環境を整えることが、何よりも大事なのではないのだろうか。

それは、そんなに難しいことなのだろうか。

「ザ・昭和」な私の職場。その職場に嫌気がさした私が唯一出来る精一杯の行動。それが定時であがること。
世の中の会社員の皆様、明日も定時で帰りましょう。
明日に回せる仕事は、今日やる必要ないんです。明日でいいんです。
だから勇気を持って、
「私、今日も定時で上がります」。

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