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食べたもの読んだもの(冬子の日記)

7月5日 水曜日

食べたもの
りんご、トースト(バター、ゆであずき)、チョコモナカジャンボ、枝豆、野菜いため(ピーマン、しめじ、切り干し大根、しらす)、ごはん少し(麦入り)

読んだもの
『早稲田文学増刊 女性号』
責任編集 川上未映子
今橋愛「そして」、東直子「青葡萄」、小澤英実+倉本さおり+トミヤマユキコ+豊﨑由美+斎藤美奈子「われわれの読書、そのふたつの可能性〜批評と書評〜」

カコちゃんに借りた本。持てない重さ。今橋愛さんのところで、専業主婦は「合法的ひきこもり」かもしれません、とだれかの一文を引いてたんだけど、そういうふうに思ったことなかったな、と専業主婦の夏子が言っていたところを読む。ひきこもり、という言葉のイメージは前より少し軽くなっているように個人的には思うけど、どうなんだろう。

くれなずむ東海道の平塚の痴呆の部屋のなんという薔薇  (岡田幸生)


同じく今橋さんのところに引かれていた、いいなと思った短歌。哀しい感じはなく、薔薇の色が鮮やかに迫ってくる印象を受けた。えっ、薔薇の名前がわからない、なに薔薇だっけ、って話じゃないの、と夏子が言う。ひとりで読むのもいいけど、だれかと読むのもやっぱりおもしろいな、短歌は。






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