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さーて  何の話をしようかなあ

今日も今日とて貴方の笑顔で全てがおっけーになっていますよ僕は

実際におっけーになることといったら  今この瞬間の僕の心くらいだけれど  いいんだよな  それで
僕のおっけーにしたいことは僕がおっけーにするから  唯一僕だけではおっけーにできない僕の心さえおっけーにしてもらえたら  あとはドミノ倒しみたいにおっけーになっていくからさ  実質貴方が全てでした  なんなんだ  ほんとうに  絶対に地獄へ裁いてくださいね神様閻魔様  見合ってない見合ってない





ラベンダーの香りのリップを買いました

ラベンダーの香り苦手なのに

あほなんかな


シャッフル再生でよく出会すラベンダーに気が付いて「シャッフル再生すると毎回聴くなあ」と思っていた頃だったから仕方ない  仕方ないよ
ただ  まあ  無意識下とかではなく「最近ラベンダーばっかり聴いてるしなあ」と思って手に取りレジへと運んだ数分に関しては  仕方はあったかもしれない  なんかもうごめんね

「なんかごめん」って  だいぶ苦手で
僕をテレビだとした場合かなり基本的なコンプラに引っ掛かるというかもう羽交い締めにされるレベルの台詞なんだけれど  けど  自分に向けてなので全然言っちゃう
自分だけは僕を雑に扱ってもいいことになっている  愛のあるそれだって疑わなくてもわかっているから  愛のないのはしないよいつだってなんだって  いいよ安心してずっと愛してるから  アッこの愛は登場人物が僕一人のときのそれなのでまじで一生愛だしおれのへんさちはに

ラベンダーのリップも安心して
君も例に漏れず苦手ではあったけれど ちゃんと最後まで使うよ  慣れたり好きになったりもあるかもしれないし  とりあえず今度こそはデニムのポケットに入れたままで洗濯水に溶かすようなことはしないように気を付けるね
本当にごめんね前のリップ  これはなんかとかじゃない  再会したら最後に見たときの半分くらいの背丈になっていて 一瞬迷ったけど いや駄目だよなって  完全に僕だけが悪かった  反省しています





キャベツに触れただけでこんなにもするするといくものなのか  おなかのなかから文字たちが健気にてとてとてくてく歩いてくる  てくてくってかわいいね  誰が言いだしたんだろう  てくてくてくてく
キャベツにくすぐられた心で書くときはいつも寄り道の公園の心地でそうだったなあのしあわせと素直  ほんとうにぼくはきみでよかった


とても好きな文章を書く方がいてさ
その方の文章を読んでいると  僕が知っている限り  ほとんどの文章に登場するお話があってさ
僕はそれに安心をもらっていることに  このあいだ気が付いて
ああ  いいのかもなあ  って

いや  勘違いしちゃいけないのはさ
その方は  いつも同じお話なのではなくて  たとえば 何百とある色鉛筆の中から その時その時の一本が選ばれていて  そのなかで いつも  目立ちはせずとも大切な  木の部分か  或いは  あの  フェルールっていうらしいですね  今知りました  そう  それとか  そういうものがある  というようなことで
もし 僕が  いいのかもなあといって  勘違いをして  したとして  その先の僕がするのはきっと  毎回毎回同じ色の鉛筆で同じ形を描く行為なんだよな  ぐりぐりぐりぐり  いつも変わらない要素があるどころか  いつも何から何まで同じで  ぐりぐりぐりぐり  何の変化も起こらないようにみえる僕の日々では  どうしても


だから  僕は  ときどき キャベツに触れて  速度をもらって  できる限り  よりあと一歩だけ踏み込みたい くらいの  いろんな言葉や表現で  ばれないように キャベツキャベツって いっていられたらいいかなあ  と
思ったんだー  っていう話  でしたー


あとね  このあいだ  その方から スキをいただいて  うれしかったです  ありがとうございます  これはただのごきげん





筋トレを終えて飛び付いた携帯でアーカイブを観ながら洗濯物を畳む時間  その往復で余生を埋められたらいいのにな  なんて  そんなことはないんだけれど  そんなことを思いたくなる

怖いことも  難しいことも  無くなりも忘れられもしないけれど  無くなりも忘れられもしないままに  穏やかや暖かを滲ませられたり
平気も  大丈夫も  大して変わらないくらいには おまじないでしかないけれど  おまじないさえあれば不安などないと  ああ大丈夫だと  気が付けばそうであったり


十年以上僕を見ていたプロが意外そうに聞いていた話は未だに僕だって不思議だけれど  たぶん  そのくらいだったからなんだと思っています
それらしいではそれらしいしか起こることはなかった  らしくないは過ぎて焼けた眼で復習を深めるばかりだった  狭い狭い生き残りの素肌に気紛れの風で滲み込んだのは偶然だけれど奇跡だったよ  たぶん  諦めたい偶然を運命だといって愛したい偶然を奇跡だというんだと思う  思います  たぶんね


あのね
届かないと思うけれど
いま  僕  ほんとうにほんとうにしあわせですよ

最後に見せてくれた人間味も  焦って焼き付けてくれた過失も  優しさだったって信じています  十年は怖いから信じさせてくれ

もう直接伝えることはできないけれど  それでよかったと思っているのは  僕よりも先に僕に気付いた貴女は最後まで僕よりも僕が見えていたからです  心細さで上げる悲鳴のなかで願ったのは親でも神でもなく貴女だった  戻りたいと思わせないのすら計算かもとときどき思います  流石にそれはないか

ほんの少しでも溢したら  その優しい両手をこの両肩に添えて 身体を揺すって 目を覚めさせようとしてくれそうな  あの時の人間味をまた見せてくれそうな  そんな しゃぼんだまみたいな希望を  それはそれは大切に抱えて生きています  あれからずっと  しあわせだよ  いつもそのときがいちばん

そういえば  貴女だけが証人でした
もしも僕の身体が貴女の身体よりも先に止まったら  そのとき僕の近くの人たちが生きていたら  伝えてあげてほしいです  彼女たちを傷付ける覚悟で僕を守ってうっかりを悔いていたんだと思わせてほしい  あれほど僕をわかっていながらの見当違いの優しさは通用しないよ  無理ならばっさりと切り捨ててくださいね  貴女が特別でなくなる以外に起こることは何もないから  あるとすれば 貴女の質量分だけ またしゃぼんだまの煌めきが増すくらいかなあ


なんて  そんなことを頼まなくたって  身体が止まらなくたって  隠しても伝わってしまうように  そのために僕はいまも  一画一画 丹精込めて  ときどき足の指とかも使って  でも心は込めて  刻み込んで  いるわけで

だから  やっぱり  必要ないや

記憶の中で綺麗なままでいてくれていたらそれでいい  記憶の中で綺麗なままは僕次第なので何も  貴女は何もしないでいいですよ
面倒な僕を愛してくれて有難う
解ろうとしなくたって解ってしまうことばかりだったとしても  当時の僕がそれに救われていた事実は変わらないので  どんな背景が有ろうと無かろうと  それでいいです  それでよかったです
貴女の名前も遺していこうかな  これは当時の僕のためと  あと少し  いまのしあわせの証拠の足しになればいい





ああ  結局またキャベツだったな






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