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天職の見つけ方

私の友人の友人は保育士さんをしているのですが、その仕事を自分で「天職だ」と言っていたそうです。

自分で自分が今取り組んでいる仕事を「天職だ」と言えるなんて、とてもうらやましいと思いますし、何よりすごいことですよね。

そこで今日は、「天職ってどうすれば見つけられるんだろう?」というテーマで書いてみたいと思います。

先日から何度かご紹介している以下の本には、

得意なこと
無意識な思考・感情・行動のパターン

と書かれていました。簡単にいうとクセのようなものが、「得意なこと」だということです。

これをふまえて私は、じゃあ天職とは「自分が日常生活の中で無意識にやっていることを仕事としてできる職業のこと」だと考えることができるのではないかと思いました。

つまり、「たとえお金が得られなくても無意識にやっていること」を自分の職業にすることで、結果的に自分の天職が見つかりそうな気がします。

たとえお金が得られなくても無意識にやっていること」とは、たとえば私ならこのnoteを書いていることも一つだといえそうです。あとは自己分析も日々無意識にやっていて、かつ続けようと思っているわけではないのに気づけばずっと継続してやっていることなので、もう趣味に近いような気がします。

もちろん簡単なことではないですが、こうした無意識な思考・感情・行動のパターンを職業に結びつけていけばいいのだと思います。

noteを書くことや自己分析が好きな私なら、ライターとかキャリアカウンセラーとかになるのでしょうか?

ーー先程、「たとえお金が得られなくても無意識にやっていること」を仕事にすることで天職が見つかるだろうと書きましたが、社会にはベースとして、「仕事とはお金を得るためにやることである」という共通認識のようなものがあると感じます。

だけど一旦その共通認識を取っ払って、お金という外発的な目的のためではなく、その営み自体に取り組む楽しさや充実感などの内発的な目的のために取り組むことを「仕事」にすることだってきっとできるという希望を持つことが、本質的には大切なのかもしれないですね。

ーー昨年就活をしていたとき、ある面接官に「今後のキャリアプランはありますか?」と私が逆質問すると、「もし貯金が1億円貯まったら、それを資産運用するだけで月〇〇万(はっきり覚えていなくてすみません)入ってくるようになるんですよ。もしそうなったら、僕がお金のために働かなくなると思うんですよね。だからその状態になりたいというのが一つです。」という答えが返ってきたことがありました。すごく面白いご回答ですよね(笑)。とても素敵な人でした。

そしてその方はもしその状態になれたら、自分が作りたいコミュニティを立ち上げたいと話していました。ただ、もしかするとこのキャリアプランの背景には、自分が真に実現したいことと、利益を追求することの二つを同時に行うことの難しさがあるのではないかと思います。

それくらい天職を見つけることや、自分が「天職だ」と思える仕事に就くことは難しいことなのかもしれませんが、この例にあげられるように、少なからず人は誰しも「できることならいつか実現したい」という熱い思いを、心の奥底にきっと持っているような気がします。


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