パリでインドカレー、餃子が食べたいときに駆け込む安くておいしいお店。

インドカレー、焼き餃子。これらはわたしの大好物で、パリで恋しくなったときに決まって駆け込むレストランがあります。今回は、そのお店を紹介。どちらのお店もおいしくて値段も安いので、気兼ねなく本場の味をお腹いっぱい食べることができるのが魅力です。メニューが豊富なので、友達と違う料理を頼んでシェアしながら、いろんな味を試してみるのもおすすめ。

navel

「インドカレーが食べたくなったら絶対ここ！」と決めているお店が、18区にあるnavelです。店内はインド音楽が流れ、内装もインド感が溢れています。ここはコースメニューがお得で、9ユーロ〜22ユーロまで５種類あります。９ユーロと12ユーロのメニューはランチ限定で、22ユーロのメニューはディナー限定。14ユーロと18ユーロのメニューはランチとディナーどちらでも注文でき、もちろん単品メニューもあります。

わたしはお昼に行ったとき、よく12ユーロのコースを注文していました。このコースでは、「野菜のサモサ２個」または「パコラ（野菜の揚げ物を盛り合わせた料理）」から前菜を１つ選ぶことができます。メインプレートのカレーは、「タンドリーチキン」「マサラチキンカレー」「マドラスチキンカレー」「野菜のコルマカレー」の４種類から選べて、いずれもバスマティライスが付いてきます。デザートは、「ハルヴァ」と「グラブ ジャムン」から１つを選択。ハルヴァは、ココナッツやドライフルーツが入ったライ麦粉のケーキです。グラブ ジャムンは小さな丸い揚げドーナツのことで、navelではローズミルクに浸った状態で出てきます。

Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨

写真は、友達とディナーで訪れたときに注文した14ユーロのコースです。このコースでは、12ユーロのコースに選択肢がプラスされていて、例えば前菜にはチーズナンなどを選ぶことができます。手前に写っているのがチーズナン。カレーは注文時に辛さを調節してもらえるので、自分にとって丁度よい辛さで楽しめます。サフランやカルダモンが香るバスマティライスも素晴らしい。お皿に山盛りなので、かなりお腹いっぱいになります。

ウェルカムドリンク（写真の薄ピンク色のドリンク）をサービスしてもらえるのも魅力。このエリアは少し治安が悪いので、１人ならお昼に行くか、夜行く場合は複数で訪れるのがおすすめ。

[Information]
住所：4 rue de Suez, 75018 Paris
営業時間：毎日12時〜14時30分、19時〜24時（月曜の昼はクローズ）
公式サイト：https://www.navel-restaurant-paris.com/

阿国餃子館（Restaurant Guo Xin）

阿国餃子館は手作りのおいしい餃子がリーズナブルに楽しめるレストランです。パリにある中華街の１つ、Belleville駅の近くにあります。お昼時はとくに混んでいますが、回転が早めなので長時間待つことはありません。餃子は店内で作られていて、冷凍餃子の販売もおこなわれているので本場の味を自宅でも楽しめます。

餃子の調理法は「焼き」か「蒸し」の２タイプから選ぶことが可能。わたしはカリッとした焼き加減が好きで、いつも焼き餃子を注文していました。皮はつるんとしており、もっちりした食感です。餃子の具材は牛肉、鶏肉、エビ、セロリなど豊富なメニューから選ぶことができます。１皿に小ぶりの餃子が15個程度のっており、値段は６ユーロ程度。ご飯は、お茶碗１杯１ユーロです。

チンゲン菜の炒め物や鶏肉のサラダなど、副菜のメニューも充実していて、どれも３〜５ユーロ程度と安くておいしいのが魅力。わたしはよく友達と異なる餃子を注文し、シェアして食べていました。青島ビールもあるので、ビールと餃子の黄金コンビが楽しめます。

[Information]
住所：47 rue de Belleville , 75019 paris
営業時間：毎日11時30分〜15時30分、19時〜23時
お店の情報（parisnavi）：https://www.parisnavi.com/food/304/

この記事は、𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨が訪れた2017年当時の情報をベースに、思い出を振り返りながら書いています。お店を訪れる前には、ご自身で最新の情報をチェックしておくことをおすすめします。あなたがパリで素敵な時間を過ごすお役に立てば幸いです。