心理学を有効に使って効率よく勉強しよう。
勉強は人生最大の自分への投資です。人生を有意義に送るために、「効率よく勉強したい」。
これは誰もが思うことだと思います。
しかし「どうしたら効率よく勉強できるのかわからない」。
そう思っている人は多いでしょう。
実は効率の良い勉強は人間の様々な心理を使うことで簡単にすることができます。
今回は「どうしたら効率よく勉強できるのかわからない」という人のために効率よく勉強するための様々な心理学を紹介していこうと思います。
〇〇と勉強すると記憶力はアップする。
人は目や耳から入ってきた情報を短期記憶として保存されます。
それが反復され、中期記憶、長期記憶として脳に保存されます。
つまり反復することで記憶は定着していくのです。しかし「反復するのは面倒」と感じる方もいるでしょう。
ではどうすれば一回の記憶で長期記憶に保存することができるのでしょうか。
記憶したことを長期記憶に保存するには反復、そして感情を働かせるという方法があります。
つまり一回の記憶で長期記憶に保存するには感情を働かせればいいのです。
しかし、英単語や歴史の年号に対し、感情を働かせることは難しいと思います。なので感情が働く人、つまり好きな人と勉強すると一回の記憶で長期記憶に保存させることができるのです。
人に教えるつもりで勉強する
人に勉強を教えるのはとてもコスパのいい勉強方法のひとつです。
なぜなら人に教えたことは記憶、理解が定着しやすく、感謝もされるからです。
しかし「勉強を教える人がいない」という人は多いと思います。そう思った方は安心してください。
実際に人に教えなくても、教えるつもりで勉強すると記憶、理解が定着しやすいということがワシントン大学の実験で立証されています。
人に教えるつもりで勉強すると自然とその問題のポイントを整理し、理解するようになります。なので勉強するときは人に教えるつもりで勉強することを心がけましょう。
積極的に独り言を言おう
独り言を言いながら勉強することで学習効率は格段にアップします。
これは自己参照効果によるものです。
人は世界の抱えている問題や芸人のスキャンダルよりも身近な問題のほうが記憶しやすいです。
なので例えば英単語の学習をするとして、wearという単語を覚えるとしたら、wearという単語を書いたりするよりも実際に自分が服を着るというイメージとその単語を結びつけたほうが記憶として定着しやすいです。
これと同じで、独り言をいうと自己参照効果が働き、よりその勉強内容が身近なものとなりその情報が記憶に残りやすくなります。
もし近くに誰か人がいたら怪しい人だと思われてしまうので一人のときに、独り言を言いながら勉強しましょう。
勉強効率を爆上げする色がある
色は人間の心理・行動に大きく影響します。
元アメリカ合衆国大統領のトランプ氏も色が与える心理を活用し、ここぞという勝負時には必ず相手に威圧感を与える色として知られる「赤」のネクタイをつけていました。
このように色は大きな力を発揮し、人間の心理に影響を与えます。
そんな人に多大な影響を与える「色」ですが、勉強効率を爆上げする魔法の色があります。
それは青色です。
なぜ青色は勉強効率を上げる色なのかと言うと、青色は人の潜在意識に快適、ポジティブな環境であるという印象を与える事ができるからです。
イメージしてみてください。
晴れた青い空ときれいな青い海。
このようなポジティブな環境が人間の潜在意識にはいい環境、安全な環境であるとういことが埋め込まれています。
だから青色は勉強をする上で効率を上げる非常に有効な色なのです。
青色のいい影響を最も取り入れることができるベストな環境は勉強をするときに青空が見えるように窓際で勉強するのが良いです。
しかしそれが難しいという人もいるかと思います。
そういう人は目につくところに青を取り入れるのが良いです。
例えば勉強机を青色のものを使ったり、青色の文房具を使ったり。
様々な工夫を凝らして青色を取り入れ、勉強の効率を上げていきましょう。しかし勉強ばかり頑張っていては効率の良い勉強をすることはできません。
確かに頑張って勉強することはとても大切で素晴らしいことです。
しかし勉強をする上で頑張ることと同じくらい大切なことが休憩をするということです。
休憩なくして効率の良い勉強はありえません。
そんな大切な休憩をするときに、リラックス効果をもたらし、休憩後の勉強を上げてくれる色というのがあります。
それがオレンジ色です。きれいなオレンジ色の夕日を見て、癒やされたことはありませんか。実はオレンジ色は心を元気にし、リラックス効果を与えます。
なので休憩時にはオレンジ系の褐色のライトをつけて休憩したり、マグカップをオレンジ色のしたり。青色と同様。
様々な工夫を凝らしてオレンジ色を休憩時に取り入れて勉強効率を上げるための活力にしましょう。
ある休憩のとり方をすると勉強が捗る
先程の「勉強効率を爆上げする色がある」でも述べた通り、効率の良い勉強をする上で、休憩は欠かせません。しかし間違った休憩の仕方も存在します。
その間違った休憩をしてしまうと、逆に勉強効率が下がる恐れがあります。
そんな間違った休憩1つ目がキリのいいところで休憩するということです。
なぜキリのいいところで休憩してはいけないのかというと、勉強が再開しにくいからです。
人は怠惰な生き物です。
もしキリのいいところで休憩を挟んでしまうと、「今日はもういいか」と自分の心の甘えが出る恐れがあります。
そして中途半端なまま、休憩を挟むと、その違和感から学習したことが記憶に定着しやすくなります。
なので勉強の合間に勉強を挟むときはキリのいいところで終わらず、あえて中途半端なところで区切ることを心掛けてください。
そして間違った休憩2つ目が「休憩中にスマホを触る」です。
なぜスマホを触るのがダメなのかと言うと脳を休憩させてあげられていないからです。
スマホからは常に様々な情報が入って来ます。
脳を休ませ、学習したことを整理させることが本来の休憩です。学習したことを記憶に定着させるためにもスマホは触らずに休憩しましょう。
おすすめの休憩方法は「仮眠」、「瞑想」、「ボーッとする」です。
外部からの情報をなるべくシャットアウトして脳に情報整理させることを心がけましょう。
勉強中にスマホは近くに置かないようにしよう
勉強中、近くにスマホを置いていませんか。
実はスマホは電源を切っていたとしても、勉強するときに机においていたり、ポケットに入れておくだけで認知能力が下がってしまうということがカリフォルニア大学の研究によって明らかにされています。
なので勉強に集中したいときは、スマホを同じ空間内に置いておかない、ようにするのが良いでしょう。
しかしそれが難しいという人もいるかと思います。
そんな人は物理的にスマホを使えなくするのがおすすめです。
物理的にスマホを使えなくする方法の一つとして一定時間の間スマホを使えなくするタイムロッキングコンテナを使用するという方法があります。
これを使えば壊さない限り、設定した時間内は絶対にスマホを触ることができません。
なので脳の認知能力を下げず、集中して勉強に取り組むことができるのでぜひ利用してみてください。
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