ひらめく技術―――もう一つ「すごい答え」が見つかる頭の使い方/川北 義則

・データはあくまでデータで、「それらを整理し、体系化しないと情報とはいえない」

・データをたくさん持っていれば仕事ができると思うのは錯覚。人間、しだいにバカになっていくだけだ。そこには感性がないからだ

・ひらめきと直感は顕在意識と潜在意識のなせるわざ

・忘れたことを必死に思い出そうとする努力が、ひらめきや直感を磨く

・考えに考え抜いた末、ふと気を休めた瞬間にひらめくことがよくある

・コンピューターがすべての生活に浸透するまで、優秀な人間というのは情報や知識をたくさん持っている人だった

・ある会社で選択した方法が正しかったとしても、同じ方法が他社でも正しいとは限らない

・つねにいくつかの選択肢が用意されているのが多様化社会。その中から、あなた自身にとっての正解を選択しなければならなくなる

・最初に示された特定の情報・数値に縛られる

・先に情報をいろいろ頭に入れてしまうと、純粋な判断ができなくなる

・選択なしに人生は過ごせない

・大事な選択を誤ったら、人生はうまくいかなくなる

・自分の最初の印象というものについて、「正しかったか、どうか」を検証するクセをつける

・知識は知識のままでは役に立たない

・自分の人生のシナリオは自分で書き、自分で演じなくてはならない

・人間関係には 拭いがたく、似たような人間同士が寄り集まる傾向がある

・人脈の狭さと所得の低さは比例している

・好奇心をうまく生かしながら、日常生活の中でもっとも自分が面白いと思うことをやっていけばいい

・直感力を磨くには、ときどきふだんと違った生活を経験してみるのもいい

・手っ取り早いのは、その環境に身を置いてみること

・未来へ向かって夢を膨らませていいはずの二十代から、もう老後の心配を始めてどうする? 年金など中年になってから心配すればいいではないか

・脳にいちばんいいのはとにかく歩くこと

・「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

・人というのは、満ち足りているとき、何の悩みも問題もないときは、ひらめいたりしない。現状維持で満足している

・人間は「怠けたい」「楽をしたい」という意識がつねにあるから、怠けられる環境に置かれると、徹底していくらでも怠けてしまう

・港を出て行く船は、必ず目的地を持っている。目的地もなく船を出せば、海の上を漂うだけだ。人生も同じ

・あらゆる分野にデジタル技術が普及することで、私たちはますますやることがなくなる

・短く、シンプルに

・ワンフレーズで端的に物事を説明できるのは頭がいい証拠

・聞かされる側に心構えがあれば、いつでも刺激的な一言に出会える

・つねに考え続けること。求め続けること

・世の中には誰に教わるでもなく、正しい直感に導かれて、穏やかな一生を送る人もいる。そういう人たちに共通するのは、何事も無理せず「自然体」で生きていること

・人と争わず、ウソをつかず、自分を偽らず、無理をせず、何事も誰かのせいにしない

・人間は困難の壁にぶつかると、必ずひらめきや直感が生まれる

・困難や障害を人はとかく避けようとするが、そういう態度は決して人を成長させない

・直感やひらめきを得る人間になるためには、進んで困難に立ち向かっていく姿勢が求められる

・「いろんな問題にぶつかって、はたと困る、ということは、素晴らしいチャンスなのである。その人が過去に積み重ねてきた知識を総動員し、最良の手を打つ判断をしなければならないからである」

・できるのは挑戦するか逃げるかどちらか

・筋道を立てて深く考える

・言葉は考えるときの部品のようなもの

・言葉という部品の質と量によって、考えには自ずと限界が出てくる。よい言葉をたくさん知っていれば、それだけよい考えが生まれてくる

・近くを見たら、遠くも見る

・つねに自分の中に問題意識を持っている人は、どんなことでも、そのことと結びつけようという気持ちがあるから反応がいい

・必要なのは、なるべく「 生」の情報に接することと、情報の裏に潜む真実を見抜く眼力を身につける

・どんなにデータが揃っていようと、また理路整然と説明されようと、 鵜呑みにしない

・大人になっても子どもっぽさは絶対に失ってはいけない

・何でもいいから小さな目標を達成して、脳に喜びを与えることだ。脳は、喜ぶとドーパミンという報酬物質が出て気分がよくなる。そうすれば自分に自信が持てるようになる

・脳は放っておくと「怠け者」になる

・何かに頼ろうという人が最近増えているが、依存心くらい直感力やひらめきを阻害するものはない

・やれば自分でもできるのに何でも人に頼るのはやめたほうがいい

・自立とは自分の人生を自分で選ぶこと

・人の発想も行動もすべて脳の産物である

・世界は感情で動く

・何でも面白がってみる

・人生の豊かさや生き甲斐というのは、ほとんど好奇心にかかっている

・意識することは、かえって発想の枠を狭めることになってしまう

・脳は目先が楽しくて、楽で気持ちのよいことに、どうしても引っ張られる

・いまの世の中は変化が激しく、おまけに情報過多だから、筋道を立てて結論を出そうとすると、なかなか決められない

・こうありたい自分をつねに意識

・一日一回は心からくつろげる時間を持つ

・音楽や美術など、優れた一級品に触れる

・自然との触れ合いを欠かさない

・つねに物事を肯定的にとらえる

・すべてに感謝の気持ちを抱く習慣をつける

・やるべきことには、一生懸命に取り組む

・成功の秘訣は「失敗すること」

・失敗とは「そのやり方ではダメだ」ということに気づくこと

・失敗を恐れて行動しない人の人生は、ただ「失敗しないための人生」になってしまう

・失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である

・考え込むより直感で決めて、前へ進んだほうがいい

・下手の考え、休むに似たり

・困ったとき、人間はとかく悪い想像をしがちである。考えれば考えるほどそうなる。正しい意思をきちんと持っていても、最悪の想像のほうが強いから、結果的には悪い想像どおりの現実を迎えてしまう

・未来の 萌芽 は必ず現在に姿を現わしている

・頭から否定した場合と、一応受け入れたのとでは、脳へのインプットのされ方が違ってくる

・「否定的な言葉」で頭の中をいっぱいにし、ワラをもつかむ心境で人の話に耳を傾け、よく考えないでそれを受け入れることがいちばんよくない

・どんなときも肯定的な言葉を使い、否定的な言葉は自分も使わず、他人からも受け入れない

・意識しない自己は、意識する自己の考えや言葉を素直に受け入れる性質がある


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