「頭がいい」の正体は読解力/樋口裕一
・読むことは思考すること
・文章をたどれないということは、他人の思考をたどれない、つまりは他人の思考について思考できないということにほかならない
・語彙力とは言葉を自分のものにする力
・言葉遣いは化粧である
・書けない人は読むこともできない
・書くことは思考を明確にすること
・書くことによって、もやもやしていたものが明確に意識化される。時に、自分がどこに疑問を感じていたのかがわかる
・「それは何か(定義)」「何が起こっているか(現象)」「何がその結果起こるか(結果)」
・焦点を絞りこむ
・抽象と具体を織り交ぜる
・リアリティを持たせるには、たんに説明するだけでなく、読んでいる人がみずからその気持ちになり、自分から発見するように仕向けなければならない。「日本の地方は疲弊している」と書くだけでは、リアリティは感じられない。読んだ人が、「なるほど、地方は疲弊している」と自分で思うように導く
・想像を掻き立てる
・既知のことは読み飛ばす
・何が問題なのか、自分が何に迷っているのかなどを鮮明にする
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