超雑談力/五百田達成

・雑談は、普通の会話とは、まったく違う

・雑談の目的とは、ずばり「人間関係の構築」

・大切なのは「内容」ではなく「ラリー」

・まずは、「雑談におもしろい話や結論は要らない。ただただ、続きさえすればそれでいい」

・調べればわかる冷たい情報ではなく、自分だけが感じた生の気持ちを共有すれば、親密な関係を築けるのは、当然のこと

・どこかで読んだような時事ネタではなく、自分のエピソードを話す。あなた自身が経験したことを話す

・肯定されると、人は気持ちを打ち明ける

・相手はそこまで深く考えて質問していない

・共通の知人の話を続けても、関係は深まらない

・「過去」「未来」「現在」で尋ねる

・知らないことは聞けばいい。それだけで話が盛り上がる

・「How about you?(あなたは?)」をつねに意識する

・共通点があることは伝えつつも、あくまで、会話の主導権は相手にゆだねるのがいい

・相手の話題は相手のもの。泥棒してはいけない

・雑談で交わすべきなのは、「はっきりとした意見」ではなく、「なんとなくの好み」

・「好き・嫌い」の話をする。「いい・悪い」の話をしない

・少しだけ自分の話をして、すぐに相手に会話のバトンを戻す

・「3割自分の話、7割相手の話」がベストバランス

・腕を組むのは「防衛」のサイン

・「適当に声を発する」「どうでもいい相手に、どうでもいい言葉をかける」をしていくうちに、「なんとなく会話を続ける」メンタルが身についていく

・「悩み相談のほとんどは、すでにその人の中で答えが出ている」というのは常識中の常識

・イメージが湧かないと、人は話に飽きてしまう

・理由を尋ねられた瞬間、人の気持ちはすっと冷めます。「なぜだろう?」と理由を考えて、頭が冷静になるからです

・「褒め」は最強無敵のリアクション

・具体的な質問のほうが相手も答えやすい

・相手をよく見て、変化に気づく。それだけで相手はうれしいもの

・話は戻ってもいい。止まらなければ、それでいい

・仲良くなりたい人、答えたい質問には、パーソナルなことを。距離を置きたい人、答えにくい質問には、一般的なことを

・ビジネスの雑談においては、背伸びをして対等に話すのではなく、シンプルに「相手からものを教わる」というスタンスこそが、正解となります

・知識やジャンルではなく、オリジナルな「視点」「切り口」を持つ

・すべての話題を串刺しにする視点を持つ

・タクシーでは、目に映る風景がそのまま話題になる

・ときには黙ってうなずくのも雑談力

・「ちょっとそのお話、メモしてもいいですか?」と言って、手帳なり、スマホなりを取り出す

・「行くかどうか」ではなく、「行きたい」という前向きなポーズを示せるかどうかが、関係構築には重要



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