【書評エッセイ】5月に読んだ本たち。
6月1日、封鎖が解かれたからというより、花粉症がおさまったので娑婆に出ました。
思えばこの2ヶ月は私にとっては花粉症の巣篭もり期間でした。
在上海2500万の民よ、私の花粉症巣篭もりに、壮大に付き合ってくれてありがとう。
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そんな壮大な社会実験が繰り広げられる中、私は細々と本を読んでいました。
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テニスボーイの憂鬱
これを読むのは何度目だろうか?
これは切ない。
女性の読者は嫌悪感を持つかもしれないけれど、好きな作品です。
私が好きな村上龍作品は、「愛と幻想のファシズム」「69」とこの「テニスボーイの憂鬱」です。
人生はシャンパンか?
間違いない、人生はシャンパンだ。
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隷属なき道
ベーシックインカムを軸にAIに隷属しない道を探る本。いろいろな角度から今の社会を検証する機会を与えてくれる良書。
筆者のルトガー・ブレクマンはオランダ人。
ところでオランダの大学に通っている我が息子は元気でやっているのだろうか?
大学でTA(ティーチングアシスタント)やることになったとのこと。
彼にとっては初収入。
それを聞いた瞬間、ご飯奢ってもらおうとたくらむ両親(私と家人)。
私はイスタンブール屈指のステーキ名店「Elbet」を希望。
家人はイスタンブールの寿司屋「マンガ寿司」を希望。
息子はトルコのケバブのファーストフードチェーン「Günaydın」を主張して譲らず。
どんな家族や…。
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