最近の記事

羨ましさが消えない

ポッドキャストを聞いていて当たり前に聞こえたフレーズに時間が經ってから違和感を持った。「人間には二種類いる。米が送られてくるやつと買いに行くやつだ」という、都市生活者の恨み言めかした冗談(冗談めかした恨み言)で、米が送られてくる側の人間としてはハハハと笑つて聞いてられたが、よくよく考えてみるとそうでもない。その人は首都圈で生まれ育ったようで、高校の頃から下北沢に演劇を觀にいってたそうで、そんなのド田舍の暮らしでは経済的に旅行規模なわけでできないから、できないことを当たり前に享

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    • はっぴいえんど関連のメモ

      『驟雨の街』ってはっぴいえんどの未発表曲じゃなかったのかよ。 松本隆のインタビューを読んでたら『驟雨の街』の話がでてきてた。はっぴいえんどのときにつくったものの沒にしたと以前に読んでたのだが、記憶と違ってたのでググった。 はっぴいえんど解散後に細野晴臣に頼まれて作った曲で、ライブではやったことあったらしいものの『HOSONO HOUSE』に入るかなと思ってたら入らなかったのが、2015年の『風街であひませう』のときに細野晴臣が作った『驟雨の街』のデモテープが出てきて、なんとな

      • 半年で6キロ痩せた

        半年で6キロ痩せた。特に運動はしていない。 特別なことはしていないが続けていることはあって、それは朝ご飯たべない、昼はタンパク質と野菜、夜もライスは食べない、である。ちなみに酒はストゼロ類か蒸留酒ばかりで、ビールはまず飲まない。 朝ごはんについて。「朝ご飯は食べても太らない」という言説を真に受けて朝から刺し身で2合くらい食ってたらあっという間に太ったことがあった。そらそうだ。今は糞をしたくなくて朝は珈琲一杯だけにしている。 昼は鳥はむと野菜炒めと納豆にした。腹持ちはいいし血糖

        • シティポップまだ流行ってる?

          昨日のNHKの番組、町田啓太と橋本マナミが持ち込み漫画家と編集者というテイで、新しい事象について説明する番組を見たのだが、その内容が「今流行りのシティポップとは」だった。 シティポップってまだ流行ってるの?とまず思った。数年前からじわーっと話題になってたし、数ヶ月前にもアサイチでやってたし、NHKが取り上げるってことはもう古くね?と反射してしまったんだけど、番組のないようなさすがにそうでもなかった。 少し前に興味あって(ネットでだけなんですけど)調べてたらシティポップについて

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          今週のまとめ

          仕事が限られていて、インターネットばかりしていることが多く、それをまとめては自分にメールをしていて、その中からの備忘録。 ・ダグ・リカードという寫眞家。といっても写真を自分で撮るのではなくて、グーグルマップのストリートビューから選ぶんだそうで、なんとも先端芸術表現! ・フレーミングが先に来た写真はデザインによっていく。 ・ミッチ・エプスタインという寫眞家 ・エリック・ケッセルスという西洋のみうらじゅん ・キューブリックの撮られなかった『ナポレオン』の脚本のPDFが入手可能 ・

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          坂本龍一が亡くなった

          坂本龍一が亡くなって、悼むためになにか曲を聞こうと思ってアップルミュージックで検索したものの、良い教授リスナーでなかったため、ピンとこなかった。 教授は私にとってはアレンジャーとドラマーなので、大貫妙子の「色彩都市」と加藤和彦の「ソルティドッグ」と「あの頃、マリー・ローランサン」を聽いた。ヨーロピアンでテクノな編曲は今ではとても時代がかって聽こえる。あと重いドラム。不思議と重く伸びないタッチがなんとなく教授印に聽こえる。 あとは少しだけ大滝詠一のレコーディングに参加してるのが

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          シンプソンズ、シーズン15から日本語版声優変更へ

          シンプソンズをシーズン15まで見たら日本語吹替版の声優が変わっていた。はじめはシンプソンズ的な洒落かと思ったけど、そうじゃなかった。 シーズン14まで吹き替えが作られてから、日本語版はしばらく字幕だけだったそうで、だいぶ經ってから吹き替えが作られるようになったらしい。その再開までに大平透が死んだので、ホーマーの声は変更せざるを得なかったし、それに伴つての一新ということだけど、旧吹替版のファンとしてはドッと言うしかない。 もちろんそんなことは初めてではない。今までも主要メンバー

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          シンプソンズ、シーズン15から日本語版声優変更へ

          方言

          「そじる」という方言は「謗る」から来ているのではないか。「悪くする」という意味で。

          『全作品』の自筆年譜

          「ひかうきも春がきたのでうれしさうだ。ひかうきが春をはこんできたやうだ。」(国民学校での作文) 詩的な表現を10歳以下でしてたことに驚かされる。 『奇妙な仕事』についての解説では、『自選短編』のあとがきにある飼い犬を逃した話は、この時点では明かされていない。

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          大江健三郎をゆっくり読もう計画

          大江健三郎が書いたレイテストな文章が何か気にしてたくらいに大江健三郎を追っかけてたので、最近ずっと書いてなくて、死期が近いんではないかと思っていたものの、訃報にはショックを受けた。もう大江健三郎がいない!という事実が効く。もう大江健三郎がいないのだ。 と、いうことはですよ、もう大江健三郎の文章は増えないわけで、つまり原理的には全作品が読めるようになったわけだ、と思っていた。で大江健三郎の著作年譜を眺めてたら、全作品を読むにはけっこう面倒だとわかった。雑誌にでただけで単行本にな

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          川内倫子展に行った

          オペラシティでやってる川内倫子の写真展に行きました。 中回顧展と言えるくらいの近年のをまとめたものといった感じで、川内倫子っぽいなーと思うものからこういうこともしてるんだと知るところまであった。 そういうものだと言われてしまえばそれまでなんだけど、ピントが甘い写真が多くてびっくりした。それまでは大きなプリントでは見たことなくて写真集をちょこっと眺めるだけだったので、え、こんなにピント合わせないものなんだ、と驚きました。 あと、インスタレーション的な写真や、インスタレーションも

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          一週目終わって

          無職をやめてとりあえず働くことにしたが、当たり前に初めてのことが多いので頭がずっと散らかっていて落ち着けないでいる。 とにかく疲れる。無職のときに体力づくりをしておけばよかったと後悔している。 仕事の仕方はいいとしても、なかなか明文化されて教えられないのは、何が普通かということで、明文化されない普通を探ることにも疲れる。普通すぎるので、違ったことをした時にだけ「それはそうしなくていいよ」みたいに言われるけど、いや先に言えばしないで済んだだろ馬鹿、とつっこみたくなるが抑えて

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