書けない時は書かない

話題はたくさん
毎日の中に転がっているけれど
それをどの言葉でもって、文として
繋ごうかと思った時
何回書いても自分が面白くないと思うと
消してしまう。

私は意図的には書けないのだなと
つくづく感じます。

思った事を
思ったままに
見た事を
見たままに
浮かんできた言葉を好きな様に
繋いでいく。

子どもの頃にやった
ビーズに糸を通して
ブレスレットを作った時のように
好きな色の
好きなビーズだけを拾って
糸に通していく。

うまく書こうとすると
技術も知恵も何も無いから
上手いはずが無くて
結局虚しいものが出来上がる。

そんな時、決まって私は帰りたくなる。
どこにかは知らないけれど
『あぁ、帰りたい』と
それだけを想い、全ての事を止める。

穴があったら入りたい
そんな事なんだろうかとも想ったりして。

この少し度が合わなくなってきている眼鏡も
世界が適度にぼんやりしていて
不便で、時々心地良い。

イライラする事が
いかにナンセンスなのかを
私は２人の子ども達を育てる中で気が付いたし
怒りからは
何も生まれない事も知った。

昔からベタベタした付き合いが出来なくて
学生時代からの友人とは
時々、生存確認のように
連絡を取り合う。

かと思えば
お互いが必要とする時は
その手を掴んで離すものかと
そんな確実とした安堵感がある。

その微妙は距離感は太陽と地球の様だと
毎回思います。

スーパーマリオを1回もクリアしないまま
チョコボールの銀のエンゼルが4枚のまま
そんな未完成のまま
私はこれからも毎日を生きていくのでしょう。

多分いつか
何か１つでも完成したと
自分で思えるものが出来れば
それはそれで幸せだと思うし
1つも完成しなかったとしても
それはそれで面白かったじゃ無いかと
笑う事が出来る。

書けないけれど
私はそんな毎日を生きています。
それは混沌としておらず
何なら興味深くすらあります。

いつもながら話が纏まらず
で、結局何が言いたかったのかと
唸りながら今日も寝ます。

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