ロックダウンしても料理で世界とつながれる
3月半ばに最後の料理教室を開催してから3週間以上が経ちました。
それまで平均週3ペースで開催していた料理教室が完全にクローズ状態。
収入がガクンと減って大打撃、というのもありますが、外国人ゲストと話す時間がなくなり思っていた以上に寂しい…
英語で話すのがしんどいな〜
レッスン休みたいな〜
と思った日は正直数え切れませんが、レッスンを始めると外国人ゲストと話すのは楽しいし仕事を続けるモチベーションになってたんですよね。
そんなコミュニケーションに飢えてきた最近、
料理教室で教わった料理をついに作ったよ!とアメリカ人ゲストがラーメンの写真をシェアしてくれました!
外出禁止で外食できないので家で教わった料理を作ってみた、とのことです。まだまだ練習しないといけないけど、と書いていたけど、上手にできてますね。
前からたまにゲストが帰国後に作った料理をシェアしてくれていて、そのたびに教えた甲斐あるなと嬉しい気持ちになっていましたが
最近悪いニュースばかりで憂鬱な日々を送っていたので嬉しさ倍増!
と、同時に、離れていてもコミュニケーションのツールになる料理ってやっぱり素敵だなと改めて思いました。
わたしが外国人向けの料理教室をはじめたきっかけのひとつが、夫の海外赴任に帯同して英語がまだ全然話せなかった時に、料理を通じて外国人の友人ができたことです。
慣れない海外生活と語学のできなさで落ち込んで引きこもりになりそうだった時に、唯一自信を取り戻せたのが料理のおかげだった。
料理がきっかけでコミュニケーションを取ることができた、という経験はとても大きいです。
国連がクリエイターにコロナの危機を乗り越えるクリエイティブの制作を呼びかけているのがTwitterで話題になっていましたが
クリエイティブだけでなく、音楽やスポーツ、もちろん料理も、国籍や言葉、文化の違いがあっても世界中の人と楽しさや感動を共有・共感することができるツールだと思います。
海外の人とは歴史的や文化的な背景なしでは理解しあえないことがたくさんあるなか、料理を一緒に作る・美味しさを共有するというのは、言葉を超えられる。
それってすごいことだと思います。
インバウンドビジネスが難しくなり国内向けの仕事に切り替えた方もたくさんいると思いますし、わたしもやろうと思えば日本向けの仕事だけに舵を切ることはできる。
でもインバウンドでなくても海外に日本の料理を発信する、料理を通じて世界中の人とコミュニケーションを取ることは続けたい。
今は対面で一緒に料理を作ることはできませんが、またいつか海外からゲストを迎えられることを願って、前回紹介したようなオンライン等の別の方法で料理を発信していきたいです。
<おまけ>
ゲストが作ってシェアしてくれた料理ギャラリー。一番人気のラーメンは、麺以外は全て手作り!みんなレベル高いですよ〜!
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