シワ・たるみ・薄毛が加速?! 若さと健康を奪う老化物質『AGEs』対策③
こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。
糖化によるAGEsの害を防ぐには?
糖化による『AGEs』を代謝する酵素を人間は持っていないので、
残念ながら、一度体内に入れてしまうと無くなるのを待つしかありません。
そのためAGEsを摂らない&発生させない工夫をしましょう。
1、血糖値を安定させる
AGEsが体内で発生してしまう主な原因は、
『急激な血糖値の上昇(インスリンスパイク)』です。
①糖類(単糖類、二糖類)を制限する
血糖値急上昇の真犯人は『糖類』です。
複合炭水化物を含む『糖質』をカットすることではありません。
間違えないようにしましょう。
糖類のなかでも、気をつけるべきものが
『果糖ブドウ糖液糖』です。
清涼飲料水、スポーツドリンクや栄養ドリンクなどにもしっかり含まれていて、
基本、これが入っているものは要注意。
ベストな糖質は『玄米』、
精製度の低い『そば(十割田舎)』、
『さつまいも』など。
しかし、『糖類』さえ制限しておけば良いわけではなく、
小麦食品➜血糖値が上がりやすい
牛乳・乳製品➜乳糖(二糖類)が含まれる
は老化を加速させるので要注意。
ちなみにGI値が低い『全粒粉パン』が白米の代わりにすすめられていることもありますが、パン食の問題は多いです。
GI値は測定方法に欠点があり、これだけで食品の良し悪しを決めることはできません。
GI値だけで糖質の良し悪しの判断をしないようにしましょう。
②しっかり咀嚼(そしゃく)する
『糖質は問題ない』とはいえ、もちろん過剰な摂取は糖化の原因になります。
また、白米などもしっかり噛んで食べないと、血糖値上昇、すい臓の負担などの問題が出てしまいますので、しっかり咀嚼し血糖値を安定させてください。
咀嚼には、脳の活性化や免疫力強化など、他のメリットも満載です。
『スムージー』を流し込むより、しっかり噛んで食べる方がもちろん栄養的に優れています。
バリバリ噛んで食べるのが、最強の栄養摂取法です。
③食物繊維を摂る
野菜など食物繊維の多いものを食事に加えるとで、糖質の吸収をゆっくりにすることができます。
野菜やキノコ類などを毎日の食事で摂りましょう。
④食後に軽く運動する
『食べてすぐ運動?!』とおもわれたかもしれませんが、激しい運動ではなく、
食後の血糖値が高くなりやすい30分〜1時間あたりに、ウォーキング程度の軽運動をすることで、血糖値の急上昇を軽減できます。
昼食で外食したら、帰りに少しウォーキングしながら帰る、という程度。
2、糖化したAGEs食品を摂らない
投稿①でも説明しましたが、とくに高温で調理されたものにAGEsは多く、
さらに120℃以上の高温で生成が加速されます。
蒸す、煮る、ゆでるという調理方法で糖化をおさえることができます。
3、糖化をおさえる食品を摂る
キノコ類(特にしめじやマイタケ)は、糖化をおさえるのによい食品です。
また、ビタミンB1・B6の摂取、
桑の葉、ヤマブドウ、ルイボスティーにはAGEsの発生をおさえる効果があったとの研究結果があります。
まとめ
老けることも、病気も、老化の三大原因
『酸化』カラダの錆び
『糖化』カラダの焦げ
『炎症』カラダの火事
の作用が大きい。
その中でも今回の『糖化』による『AGEs』は最強の老化物質です。
うまく減らして老化と病気を予防しましょう。
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