組織になる1

世の中には色々な集まりがありますが、
仕事としての集まりの場合は、成果を求められます。

前回のリーダーにも関係しますが、人が集まり成果を出す中で高い成果、
意味合いを持って働く事が出来る組織と、
成果・結果が出ず、働く意味が分からない組織とあります。

成果・働きがい(意味)が有る集団=組織
成果・働きがい(意味)が無い集団=集まり

仕事等の対価としてお金を貰う集団であれば、組織でなくてはいけないです。
趣味のサークル等、対価が無い集団であれば集まりでも良いと思います。
今回は、集まりから組織へ変化させて来た経験の中で、ポイントとなる事を残していきます。

・現状の理解
・縦と横
・前と後
・物差し
・見方

｢現状の理解｣

まず始めにしなくては行けない事は、現状の理解です。

それは、組織の自分のポジション・組織の大きさ・組織の成長状態・組織内の関係を理解してから進めましょう。
外から見える状況と、内から見る状況が違う事は良くある事です。
明確にポジションを与えられていれば良いのですが、明確では無い場合は最後にポジションを決めましょう。

組織が大きければ大きい程、人数・中間が増えて伝言ゲームが難しくなります。日常繰返す内容・作業は作業する人が行いやすいか？教わる・教える際に確認する物が整っているか？等、組織の準備・環境が整っているのかはとても重要になってきます。

今までに経験した事では、準備されていない事で最適な方法が精査されていなく、覚える人は指導者Aの作業方法、指導者Bの作業方法を覚える等、人によって違いが発生している組織も有りました。これだけでも成長する時間が2倍になります。

指示を与えるポジションであれば、日常業務ルーティン作業が精査されているか、ミッションへの方向性はズレていないかを把握して進めていきましょう。状況を把握し現状とゴールはどう繋がっているかを理解していきます。

｢縦と横｣

組織の中では、上は上司・経営者を示し、下は部下を示し縦のラインと示されます。その中で、ミッションを与える上が設定したゴールを下で効率良く達成していくのです。

この縦のラインで日常の仕事・ミッションが与えられて行くため、このラインでのコミュニケーションが出来ないと違った方向・非効率な方法になる事が多くなります。

自分のポジションは何処なのか？明確に捉える必要が有ります。
明確になったポジションの中で、こちらを気にして行きましょう。

作業者・メンバー・workerの場合
管理者層が指示した内容を早く行います。
色々と細かい点は在るのですが、まずは確実に遅れなく行う事が一番大事です。その後に遅れている所へのサポートや、次の指示を確認します。

＋α優秀な人は、繰り返し・ルーティーン作業の場合は、更に効率良く行う為にはどうすれば良いかを考えておきます。
更に優秀な人は、次の指示への準備を行います。

管理者・リーダー・マネージャーの場合
やる事がいっぱいです！
１点目、優先する事は与えられたミッションをメンバーに振り分けて、
期限内にやり遂げる事が優先です。

この期限内で行う中で、メンバーを適材適所へ配置し遅れの無い様にするのがポイントです。その為、メンバーとのコミュニケーションの中で得意な点・前向きに取組める点を知っておく事が必要です。

２点目、ゴールに向かっているかを把握する。
残念ながら知識や努力をしないトップは多く存在します。
ゴールとなる事へ向かっている道が遠回りになっている事も有ります。

それは、知識や努力をしたメンバーが最良の道を知っていた時、
歯車は廻り難くなっていきます。
その為、最良の道を事前に知っていたならば、提案し良きサポート役にも
ならなければいけません。

こうした自分のポジションを理解し、個人の高い能力・低い能力を知っておく為の方法は、コミュニケーション能力となっていきます。

様々な点で、このコミュニケーション能力は役に立つので、改めて記事を書いて行きたいと思います。非常に必要なスキルで、奥の深いものとなっています。
是非、気にしてフォローして頂けると喜びます。

TOPの場合

多くの人が背中を見ています。
全ての行動をついていきたい人なのか・ついて行くべき人なのかを判断されています。人として魅力を持っていなくてはいけません。
TOPのポジションを行う人は、作業者・管理者として評価された人です。

組織の魅力はTOPの魅力といっても良い程、組織に影響を与えます。
このままで大丈夫！そんな考えでは、誰にも影響は与えられません。
近年の変化はどれをとっても、すごいスピードで進化・変化しています。
当たり前から変われる対応力・適応力を身につ行けましょう。

「前と後」
「物差し」
「見方」
次回の記事をお楽しみにしてください。