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縮小でうまく稼働するフォーカスタイプ

はじめに

最近気づいたらことを
パパッとまとめるシリーズです。

これは割とつい最近気づいたことです。
当てはまるタイプの人は
少数派ではあるものの、
かなりの潜在人口がいるのではないかと
思われますので、
生きやすくなるヒントになればと
パパっとまとめてみます。

フォーカスタイプという考え方

内向型、短期集中、一点集中タイプなどの
ワードに当てはまるタイプがあります。

やや注意力散漫で、理性で制御するような
長期的な目標管理は無理しないほうが
いいです。

また、大きい集団、複雑な事情、
トレンド、マルチタスクが天敵で、
情報や感情、理由推察、力関係のノイズを
拾いすぎ、応えようと頑張りすぎ、
自分の気持ちを抑圧しすぎになりがちで
混乱の末燃え尽きるがオチです。

反面、このタイプは
めり込むと高い集中力と生産性を発揮します。
本質を極められるほど心地よくなり、
全体像や構造の概観ができると
スッキリして安心します。

これらはフォーカスタイプの
特徴ではないかと考えてみました。
もちろん私も該当します。

で、圧倒される環境や状況でうまく
回らないという事は
圧倒される理由となる条件の逆にいくと、
性質に沿った形になり、
上手く稼働するのではないかと
思いました。

ここまで当たり前に思えますか?
私はずっと気づきませんでした。

世の中のメインストリームは、
「より大きく、より多く、より壮大に」を
推奨するようにできています。
経済も政治の拡張膨張増殖へ向かいますから仕方のないことです。

ただ、この集中タイプが無闇に
世間のデフォルトイメージに沿おうとすると
不必要なまでにしんどくて、
手も足も出なくて気力を失っていきます。

というわけでシンプルに反対方向
「より小さく、より少なく、より瑣末な」
ものを考えていくことで
フォーカスタイプの稼働法則を
見つけてみることにしました。

そして嘘みたいにどんどん
見つかっていくのでした。

フォーカスタイプが稼働するキーワード

思えばたしかにそうかも、
でも共感が得られることなく、
似た人と出会ったことがないと、
自覚がしづらいことばかりでした。

キーワードを羅列してみます。
「より小さく、より少なく、より瑣末な」
環境条件が、フォーカスタイプの
心理的安全性を守り、正常状態に戻して
稼働させるようです。

・部屋の隅っこ
・限られた時間での情報処理
 (読解、読み込みなど)
・電車の中で読書や考え事
・布団の中
・範囲が狭く明るすぎない照明
・ブース空間(一蘭的なワークスペース)
・身体を縮める、丸める姿勢
・手先だけを見る、手先を使う作業
・コンテンツ視聴は小さめ画面で
 (映画館やテレビ<<iPadサイズ)
・コンテンツ消費は没入型よりメタ視点
 (FPS視点よりTPS視点が落ち着く。
 顔が見えない小説などの一人称視点の
 語り手視点の描写より、顔が見える
 漫画などの主人公のモノローグの方が
 疲れにくい)
・ソーシャルイベントは5人以下がいい
・何か書く時は小型サイズの端末orノート
 (スマホ、アナログA6手帳、PC環境なら
  ウィンドウサイズ狭めの秀丸など)
・一度で見える情報量が少ないほど
 全体効率がいい
 (同じ文字数でも、
 一度に一文前後で文字送りする
 ノベルゲーム形式と
 ハードカバーサイズの書籍形式とでは
 前者が進みやすい)
・映画より連続ドラマを完走する
 モチベーションが継続しやすい
・PCゲームはフルスクリーンより
 ウィンドウで実行したい

俯瞰効果の安心感

おそらくですが、
視野より狭い枠の中に対象があると
実感できると、
対象の全体を俯瞰できていると感じられ、
コントロール下にある、
自分の意志と安全は守られている、と
認識しやすいためではないでしょうか。

ポイントは、臨場感より安全感です。

フォーカスタイプに限らず
本来脳ややる気は
ベビーステップ、小さなタスクのほうが
モチベーションが継続しやすい性質ですので、

大きいものに圧倒されやすいなんてことは
ないというタイプでも
「小さく、狭くやる」というやり方が
機能するところがあるのかもしれません。

トラウマ対策なんかにも
似たような考え方がありますね。

嫌な記憶が蘇ったり、
フラッシュバックが発生したりして、
その苦痛に圧倒されるのは、
記憶のイメージの臨場感に抗えないという
感覚が強いためです。

イメージの中で枠をつけて
画面サイズを小さくしていくのが
うまくできていけば、
徐々にトラウマ記憶の影響力が
失われていくとされています。

記憶の現像ではなく
目の前の現在の影響力にも
圧倒されるということであれば
同じ考え方の応用、転用で
いろいろ工夫のアイディアが増えそうですね。

どうかフォーカスタイプが
自分に合う自分の取り扱い方が
見つかりますように。

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