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クールスカルプティングで痩身した体験談

私は、いくつかの医療ダイエット(ダイエット系美容外科)のメニューを利用したことがある。



クールスカルプティング


ポピュラーな"クールスカルプティング"も、3年前に試した。

クールスカルプティングとは、脂肪細胞を冷却して破壊して、老廃物として体外に排出する部分痩せの技術である。

水分は0℃で凍るのに対して、脂肪は4℃で結晶化し始めるので、体の一部分を冷たくすると、脂肪細胞だけ死亡して「さようなら〜」と身体の外に排出されるというわけ。


私が脂肪細胞を滅する理由


その頃は、実は今より3キロ痩せており、余裕でBMI値の下の方の数値であった。
ただ、体調不良で運動が出来なかった時期なので、これ以上太らないように、と脂肪細胞をやっつけることにしたのである。

食べても太らない羨ましい人は世の中に沢山いるけど、私は、ご飯を普通の量食べているだけ、お酒も350ml缶1日1本なのに、週6、7日、ハードに動き回っても、気を抜くと直ぐに太る呪われ体質。(ちなみに、妹や娘は痩せているので、家族の遺伝が強いわけではなさそう)

なので、とにかく元凶である「脂肪細胞」を少しでも減らすのが最適解だと思ったのだ。


施術


料金明瞭だったという理由で、某大手美容外科で、クールスカルプティングを受けた。

簡易な紙製の下着に着替える。

看護婦が、機械のセッティングをする。
クールスカルプティングのアプリケーターを、ターゲットの部位にあてて、固定する。
スイッチが入る。
その後数十分、私は施術台の上で、スマホをいじりながら寝てるだけ。

アプリケーターからは冷たい空気がガンガン流れてくるけど、思ったよりも痛くも冷たくもない。
私はターゲット部位に、臍の下あたりを選択したから、感覚が鈍くて痛くなかったのかもしれない。

施術が終わると、冷気が当たってた場所が赤くなり、ヒリヒリしている。

次第にピリピリ感が強くなってきた。
後遺症として2〜3ヶ月は、痛みや感覚の鈍麻があるという。


後遺症


確か数日間は入浴はシャワーだけだったけど、皮膚が痛くてギャーだった。

1週間は走ると皮膚が擦れて痛いので、歩くだけにしていたが、歩いていても痛かった。
結局私は3ヶ月、下腹部の皮膚に違和感があったので、快適に動けなかった。

ターゲット部位を1箇所だけにしていて良かった。


効果


効果は、少しは感じられたけれど、劇的ではなかった。
1回しか受けていなかったから見違えるような効果はなかったけど「まあ、少しはマシかな」とは思えた。

本当なら最低3回、すごい人なら10回くらいやるのだろうな。

でも1回の施術でも「恐怖」があったので、「もういいや」と思った。

その恐怖とは・・・。


恐ろしい副作用


内出血・凍傷・色素沈着など様々な副作用があるが、中でも一番恐ろしいのが、逆説的過形成(皮下脂肪の部分的な増加)。

脂肪細胞を減らそうとしたのに、爆増する副作用があるというのだ。

私は幸い、その副作用は現れなかったが、3ヶ月くらいは毎日不安を抱えていた。


万が一、こんな副作用が出ても、美容外科とは裁判をする以前に、契約書面にクライアントが裁判で勝てなくなる文言が仕込まれていたりする。(私は別件ので、そういう契約書を渡された)

裁判を起こしても、あちらは金の力があるので、弁護士とクリニックが全力で潰しにくる。
原告側は、メンタルがやられるし、費用も痛い。
そして、大抵は「和解」となるが、納得のいく和解が出来ないのに和解条項には「口外するな」と書かれて口封じをされる。

全てのクリニックがそうかはわからないけど、まあ、どこもそんなもんだろう、と別件で悪徳弁護士と戦いまくっている私は想像するし、知人の看護士の方からも、そういう話を聞いている。


私は好奇心から、ものは試しで医療ダイエットをやってみたけど、後遺症は長引くし、副作用は怖いし。

特に「呪われ体質という自覚のない、普通の人」なのであれば、医療ダイエットなんかはしないほうがいい。


流動食ダイエットや筋トレ、ランニングで頑張って痩せるのが一番。


医療HIFU


HIFU(ハイフ)が話題だったからしてみたけど、効果は一時的だった。

今は消費者庁から『注意勧告』が出てるから、やらないほうがいい。


医療ダイエットより痩身エステの方が安全


ハイフをやるくらいなら、医療ダイエットではない、痩身エステの部類に入る「ハイパーナイフ」のほうが、安いし、安全だと思う。

他にも超音波カッサやキャビテーションなどあるらしい。

私もダイエット停滞期を抜けたら、やってみたいと思っている。


普通のもみほぐしでも、上手い施術者に当たったら、老廃物が流れて、翌日0.6キロ痩せたことがある。

0.6キロとは!
恐るべし、老廃物。


最後に


手術と薬の副作用が抜けて、ようやく健康体になった私は、運動(筋トレ、登山とランニング)と食事で、思う存分ダイエット出来るようになったが、それでも体質的に太りやすいのか、少しでも身体を動かすのをやめると、2、3日ですぐに太る。

食べないのに動き回っても痩せないとか。飢餓の世界でも生き残るのかもしれないけど、そんな特殊能力なんかいらない。

私のような『コスパが悪い体質の人間』は、医療ダイエットや痩身エステを活用して、効率的に痩せるのはタイパがいい。

ただし医療ダイエットはリスクが伴うし、BMI値が高すぎる人は、お金がかかりすぎるので、ある程度痩せてからにしたほうがいいと思う。

食欲抑制ホルモンGLP-1注射やサノレックスで、数十キロ落とせた人を知っている。
まずは、そういうところから、対処した方がいいかもしれないね。


ちなみに、美容系のクリニックは、大手でも、小さなクリニックでも、雰囲気が悪い・スタッフが悪い、医師がチャラい・評判が悪いようなところは気をつけた方がいい。

雰囲気が良く・スタッフも医師も良く・評判も良いところがあれば、そういうクリニックを選んだ方がいいに決まってる。
実際、天地ほどの差がある。



私は個人的には、「普通の皮膚科・形成外科も併設している美容外科」のほうが、安心感があるし、信頼できると思っている。


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