【AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方】これからは、AIを使いこなす時代だ💻
こんにちは！
住谷知厚です。
皆さんは最近本を読んでいますか？
僕は本を読むことで、著者の考え方や新しい知見を身に付けられるので、本を読む習慣をすごく大切にしています。
そんな中、最近”伊藤穣一”さんの著書「AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方」を読み、衝撃を受けたので皆さんにもお伝えできればと思います。
本書でテーマは「生成AI」、つまりジェネレーティブAI（人間の出すオーダーに答えて、テキストや画像などの生成物を創り出すことのできるAIのこと）をいかに上手く使いこなせるか、とういものです。
「生成AI」によって、これから人間の働き方はどのように変わっていくのか？
どのような人材がこれからの時代、大きく活躍していくのか？
いろんな疑問があるかと思います。
人間よりも速く、かつ正確で、さらに休憩も要らず、24時間稼働し続けられるAIに勝つことは現実的に難しいです。
だからこそ、自身の仕事がAIに奪われてしまうのでないか？と危惧される方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「AIは将来人間から多くの仕事を奪うが、AIによる新しい働き方のパラダイムシフトが起こる」と僕は考えています。
僕たちの役割は「DJ的になる」
果たして、これからAIによって働き方はどう変わっていくのか？
ジェネレーティブAIは僕たちの脅威になりうるのか？
本書では脅威になるかどうかは僕たち次第で、「AIを使いこなす人」にとっては、「優秀なアシスタント」や「心強いパートナー」となり、僕たちの役割は「DJ的」になると述べています。
何故「DJ的」になるのか？
ジェネレーティブAIは従来僕たち人間が行ってきた資料作りや情報収集、文章や企画のたたき台作成といった時間と労力がかかる作業を代わりに行ってくれます。
その為、僕たちは単純作業に注力する必要がなくなり、もっと上流の仕事、つまり「考える仕事」をしていく必要があります。
また、DJは基本的に自分では音楽をつくらず、いろんな音楽の断片を寄せ集め、機材でエフェクトを掛けるなどして一つの音楽を作り上げていきます。だからこそ、「掛け合わせ、練り上げること」に人間のクリエイティビティが発揮させるという点がDJ的なのかと思います。
つまり、今後僕たちは「ゼロから生み出す」能力ではなく、「どんな言葉を掛け合わせ、どうジェネレーティブAIを扱ったら、筋の良いたたき台が生成されるのか」を考えるセンスが求められます。
また、これからは平均点を取ることよりも突出した個性を持った人間が評価される時代が来るのではないかと僕は思います。
専門性を持ったプロフェッショナルになる
今後、多くの仕事がAIと人間の分業制になっていくと思います。
しかし、その為には人間サイドの役割をしっかり果たせるような人材を育てる必要があります。
ジェネレーティブAIはあくまで、下調べやたたき台を作ってくれる優秀なアシスタントであり、AIだけで仕事が完結することはありません。
最終的には、その道のプロである人間が手を加える必要があります。
つまり、「人間の役割を全うできる人材を育てる」とは、「プロフェショナリズムを育てる学習」ということです。
プロフェッショナルとは何か？
本書では以下の3つを例として挙げています。
答えの正誤をきちんとチェック出来ること。
自分が従事する分野において習熟していること。
変わったことを発想出来ること。
僕は特に「３.変わったことを発想出来ること」がこれからの時代、とても重要になってくると考えています。
僕は常々長所で仕事をすることを大事にしており、現在は多くの個性を持ったプロフェショナルと関わり、コラボレートをしています。
コラボレートしているプロの多くがそれぞれの専門分野に特化しています。
その為、お互いの個性が相乗効果を引き起こし、今までになかった価値を世の中に提供出来ているんだと思っています。
改めて、僕自身より個性・長所を伸ばした仕事をしていこうと決意しました。
最後に
伊藤さんの本を読み、今後ジェネレーティブAIによって働き方が大きく変化する新時代において、成果を出す人の特徴を知る機会となりました。
「DJ的」な働き方が出来る人
専門性を持ったプロフェッショナル人材
改めて自分が進んでいる道は間違っていなかったのだと再認識し、より自身の事業をさらに拡大していく為にも、日々研鑽を重ねていきながら個性を伸ばして仕事をしていきます。
今回はこの辺で♪
《参考》
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住谷知厚（すみたにともひろ）
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