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【BIG BOSS】『ド派手な会見』から学ぶ!話すテクニックと最高のチームづくり!!

こんにちは。

住谷知厚です。


皆さんは、野球に興味はありますか?

今年のプロ野球日本選手権シリーズでは、東京ヤクルトスワローズが20年ぶり6回目の優勝を果たし、日本一に輝きました。

おめでとうございます。

そして、ひと段落したプロ野球界で次に訪れるのは、人事移動です。
今年は、大きな話題になったニュースがありましたよね。

プロ野球日本ハムの「BIG BOSS」こと新庄剛志しんじょうつよし新監督”です。

新庄剛志新監督

写真ACより出典

皆さんは、新庄剛志氏のことはご存知ですか?

1989年ドラフト5位で阪神タイガースに入団後、2001年にアメリカのプロ野球であるMLBの名門ニューヨーク・メッツに移籍されました。
そして、2004年〜2006年に日本の北海道日本ハムファイターズで現役引退されるまでの14年間、日米問わず数々の記録を残す等、大活躍された選手です。

現役時代は意外性あふれる打撃と強肩を生かした守備で、規格外の人気を獲得し、印象的なプレースタイルや言動、立ち居振る舞いから「記録より記憶に残る選手」とも称されました。

2020年には、48歳にしてプロ野球の入団テストである12球団合同トライアウトにも参加し、かなり注目されたのも記憶に新しいのではないでしょうか。

そんな新庄剛志氏は、しばしば「面白い人」「変わり者」と言われることもありますが、仕事の面でもしっかり期待を抱かせてくれる資質の持ち主だったといいます。


ド派手な会見と巧みな話術

写真ACより出典

新庄監督は就任記者会見で、スーツ姿ながら、シャツの大きな襟を立たせ、胸元がはだけた着こなしをするなど、ド派手に登場しました。

ド派手な登場に目を引かれがちなその会見は、ビジネスパーソンが使えるテクニックに溢れていたらといいます。

「優勝なんかいっさい目指しません、僕は。『高い目標を持ちすぎると、選手というものはうまくいかない』と思っているんですよ。一日一日地味な練習を積み重ねて、シーズンを迎えて、何気ない1日を過ごして勝った、勝った、勝った。それで9月あたりに優勝争いをしていたら、『さあ優勝を目指そう』と気合の入り方が違うと思うので、そういうチームにしていきたいなと。優勝なんかは目指しません」

下記HPより引用

「目の前の一戦一戦に向き合っていく」「その結果、秋に優勝が見えてくるような形にしていく」という堅実な思考回路からくるコメントは、最初と最後に同じフレーズを繰り返して強調することによってメッセージ性を高めているそうです。


とことんビジョンを描き、チームを作る

写真ACより出典

「もちろん選手にもなりたかったんですけど、最終的な目標はここ(監督)だったんですよね。僕は野球が大好きで、本当に真剣に受けにいったんですよ。でも最終的な目標は、『トライアウトでみなさんに注目してもらい、ファンを集め、次の年に監督になれたら、そのファンたちが流れてくれたら最高だな』という気持ちでした」
「プロ野球に入ってくる選手のレベルは一緒なんですよ。メンタル的な問題であって、僕はそれに関しては物凄く引き出す力があると思っているので。あとはチームにピッチャー3人、野手4人のタレントを作り上げていけば楽しいチームになるし、そういうタレントが生まれるってことは全国に名前も顔も背番号も覚えてもらえる」

下記HPより引用

このコメントから見えてくるのは以下の2つです。

  1. トライアウト受験を決めて練習をはじめた時から、監督になるビジョンを描いていたこと

  2. 優勝するチームには何が必要かを常日頃から考えていた

感性だけで生きているように見えて、ビジョンからくるステップをしっかり考えて、順序立てて進んでいっているのが分かります。

また、SNSでも魅力的な内容を発信しており、常識にとらわれず、様々なことに挑戦し続ける姿とチームとしての風通しの良さをとても感じることができました。


最後に

新庄新監督の現役時代の有名な話に、初任給で買った7500円のグラブを17年間使い続けたという話があります。
阪神時代も大リーグ時代も日本ハムファイターズ時代も、10度のゴールデングラブ賞を一つのグローブで獲得し続けたそうです。

そして会見でも、

「僕とあっちゃん(稲葉篤紀GM)とタッグを組んでいくんですけど、僕たち1年目じゃないですか。そのうえで、吉村(浩)前GM(現・統括本部長)という人の力が物凄く大事になってくるし、吉村GMがいてくれないと僕は嫌だし、吉村GMの推薦で僕はこの場所にいれるんで、これからはわからないことがあったら吉村GMに聞いて、相談して、ケンカしながら、あっちゃん稲葉GMと一緒にタッグを組んで、球団とファンのみんなと楽しく厳しくやっていきたいなと思います」

下記HPより引用

とのコメントしたように、人に対しても物に対しても、義理堅く感謝を忘れない姿がとても格好いいですよね。

僕も新庄監督のように”リーダーシップ”をしっかり磨いて、最高のチームをこれからも作り続けていきます。


今日はここら辺で♪


《参考》
新庄剛志監督が就任会見で見せたリーダーの資質

住谷知厚(すみたにともひろ)

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