【SDGsで今を知る!】気候変動による環境の変化とは?
こんにちは。
住谷知厚です。
皆さんは「気候変動による被害」と聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?
例えば、熱波や干ばつ、集中豪雨、大型台風など、世界中でさまざまな自然災害があげられます。
こうした災害の影響は、農業や水産業、飲み水の確保、生活に必要なエネルギー源などあらゆる分野に及びます。
そして、結果的に僕たちの暮らしに深刻な被害をもたらすものになります。
このように、気候の変化が起こることで様々な問題も連鎖的に発生していますが、それを引き起こしているのが”地球温暖化”が進行しているためだと言われています。
そこで、今回は上記のような問題の対策をテーマとしたSDGsの13個目の目標である「気候変動に具体的な対策を」についてご紹介していきます。
地球温暖化の現状は?
一時期多くのメディアでよく特集されていたり、今では学校での教育でも教わる内容ではありますが、そもそも地球温暖化とは何なのか、おさらいしておきます。
簡単にいうと、二酸化炭素などの温室効果ガスが地球の上空をおおうことで、地球の気温を上昇させている現象になります。
地球の気温が上がることで、自然災害や生態系への影響が起きると言われています。
そして、原因となる二酸化炭素は僕たちの経済活動の中で発生させていると言われています。
ちなみに、1880年から2012年の132年間で、地球の平均気温は0.85℃も上がったと言われており、今後更に上昇すると予想されています。
気温は毎日変化しているものですし、平均値で見るとわずかな数値だと感じるかもしれません。
ですが、僕自身も昔に比べると今の日本の気候は、特に夏場がやけに暑く感じる印象です。
温暖化にストップをかけることは世界全体の課題となっており、各国が一緒になりこの問題に取り組むという約束である「パリ協定」が2015年に結ばれています。
協定の内容としては、地球の平均気温上昇を産業革命(1880年)の時と比べて2℃以下に抑えることを長期目標とし、努力目標として1.5℃まで抑えようというものになります。
この目標設定には理由があり、それ以上に温度が上がってしまうと、今まで以上に様々な問題が発生すると言われているためです。
更なる問題と対策とは
上記の画像でもあるように、気温が上昇するだけで人類存続に関わる深刻な問題が多数発生すると予想されています。
他にもマラリアなどの伝染病が蔓延なども言われており、上記以外にも全く予想していなかった問題が発生することも充分に考えられます。
そして、このままのペースで進行していくと、以下のように温度が上昇する可能性があるそうです。
2025年〜2030年:1.5℃以上
2050年:2.0℃
2081年〜2100年:最大4.8℃
2050年には温度上昇が2℃を超えると予想されていますが、そう遠い未来の話ではありません。
まだ僕たちが生きている間に起こりえることです。
そう考えると、地球で暮らしている以上全ての人に関わることですので、僕自身他人事ではいられないと思いました。
先程も書いたように、地球温暖化の原因は人類の経済活動による温室効果ガスの発生と言われています。
ということは、僕たち自身でそれを抑える努力も可能なはずです。
その対策として、SDGs7つ目の目標である「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」で必要とされているクリーンエネルギーをつくることで目標実現に向かっています。
この目標については以前にご紹介しているので、併せて見ていただければと思います。
最後に
SDGsで取り上げられている目標はどれも必要なものなのです。
今回の目標については日本で暮らしている僕たちにも直接的な影響を及ぼす可能性が高いと思いました。
先程紹介した記事にも書いていますが、まずは1人1人がこの問題を自分事と捉えて認識することが大事だと思います。
そして、微力ながらもできることはあると思うので、是非皆で取り組めていけると良いのではないかと思います。
それでは今回はここら辺で!
《参考》
SDGs|目標13 気候変動に具体的な対策を|危険ラインは2℃
住谷知厚(すみたにともひろ)
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