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デジタル・DXのレシピ

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DX=デジタル・トランスフォーメーションの推進を行うことは、マネジメントにデジタルを活用してイノベーションすることです。DXはIT業界のものではなく、製造、流通、エネルギー、金融…
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2021年7月の記事一覧

中小企業のための、コストをかけないDX。

DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉は聞くものの、何をすればいいのか分からない、小さな会社にはコストがかかるから無理だとお考えの方も多いのではないでしょうか。 ■DXとは:経済産業省による定義経済産業省は「DX推進ガイドライン」において、DXを以下のように定義しています。 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化

選挙DX―ネットの前にマインドセットの変化から

こんにちは!グローバルでDXの調査・支援をしている柿崎です! 先月から「選挙」をテーマに書いています。 現在、私は「#横浜STARTUP」という今年8月の横浜市長選に出馬表明した福田峰之氏を支援する団体に所属し、実際の選挙現場でDXに取り組み、実験と学習を繰り返している立場にあります。そして、日本全体の政治・選挙活動のDXをしなければ真の変革には至らないという思いから、他の現職議員・候補者にも勉強会を開催しています。 日本国民は自らの考えを発信することをためらう 7月26日

DX推進。事業部門より、まず管理部門を巻き込んでイケていないルール・慣習を根絶やしにしようぜ

DX推進。 「事業部門を巻き込め!」 「事業部門と一体となって」 良く言われています。もちろん事業部門を巻き込む……のも大事ですが、まず管理部門を巻き込んで固定的な社内ルール、慣習、神経質なチェックプロセスなどを根絶やしにすべきと私は考えます。 まずは、 「管理部門を巻き込め!」 「管理部門のマインドシフトを進めよ!」 「管理業務のスリム化、ペーパーレス化、効率化を進めよ!」 どんなにアプリケーション(直接価値を発揮する事業部門、研究部門等)がイケていても、全社の動

東京オリンピックでデジタルの話題をお届けしたいのに、感動と涙が止まらない毎日、まだ4日目なのに|DX企画書のネタ帳

こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか? 東京オリンピック・パラリンピックが始まりましたが、東京開催2度目の大規模イベントに向けて、準備をしてきた最新のテクノロジーやデバイスなど、デジタル関連ではたくさんの有益な情報があります。 本来ならば DX企画書のネタ帳として、オリンピックのデジタル・トランスフォーメーションについて解説したり、ITやシステム構築、裏方のテクノロジーなど話したいのですが、オリンピック代表選手の活躍に感動と涙が止まらない毎日です。 まだ4日目な

中国企業のサステナビリティレポート紹介(2)

前回に続き、今回も中国企業のサステナビリティレポートを紹介したいと思います。 〇 中国移動 (正式名称: 中国移动通信集团有限公司、英文名称: China Mobile Communications Group Co.,Ltd) 会社概要: 同社の設立は2000年4月で、通信キャリアとしては最大手の国有企業で、フォーチュン500では65位(2020年)にランクされています。 グループ従業員総数454,332人になり、同社が抱えるモバイルユーザーは9.42憶人に達し、20

失敗しないビジネス戦略

サラリーマン生活から抜け出し、新しい事業を立ち上げたい!独立して自らがやりたいように活動していきたい!ただ、一歩踏み出すのには勇気がいるし、どんなことからはじめればいいのか?どんなことに気を付ければいいのか? こう思われている方も多いのではないでしょうか。私もこれから事業立ち上げを試みている立場として日々悩んでいることです。 今回は、上記のような悩みに対して少しでもヒントとなるべく、解決策のひとつとして参考になる情報をお伝えしていきたいと思います! この記事でインプット可

DX関連銘柄の優等生!メンバーズ(2130)

個別銘柄をとことん分析するマガジン 今週は 2130 メンバーズ を分析してみました! メンバーズとは? この銘柄は、 いつも会社四季報での銘柄チェックの際に、 いつも気になる銘柄の一つに入っていて、 特に最近の成長は目立っていました。 そして、DX(デジタルトランスフォーメーション)の支援ビジネスをメイン事業としていて、2030年までに10倍近い成長という野心的な中期経営計画を掲げています。 果たしてこの計画が実行することはできるのか? その時の、目標

税理士業界におけるDX化とは?

こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。 前回記事で事業再構築補助金やものづくり補助金についての情報についてお伝えしましたが、今回は会計士・税理士業界のDX対応についてお伝えしたいと思います! (前回記事もご参照ください!) 1.そもそもDXとは? この一年で注目を浴びているDXですが、 「AI」や「クラウド」のようにバズワードの一つとりつつありますが、 そもそもDXとは何か、そして会計事務所におけるDXとは何かについて考えていきます

DXでは「D」が重要なのか?「X」が重要なのか?

「DXはXを重視すべき。Dはツールでしかない」という発言をよく耳にする。果たしてそうなのだろうか? おそらく「X」を重視する方たちは、成果を求めているのではないかと思う。 ただ、世の中の変化やイノベーションを起こすのは技術である。なので、決して「D」を軽視してはいけない。「D」は「X」のための機会をもたらすからである。 つまり、より多くの「D」を評価して、自社にあう「X」を創発すべきではないか?経営課題から入るアプローチではどうしても限界が見え視野が狭くなるリスクを負う。

DX時代に求められる人材とは?

DX時代に突入して求められる人材に大きな変化が起こっています。 さまざまな分野で、デジタルに精通した人が優先的に求められているのです。 とはいえ、知識の量だけでニーズが決まるわけではありません。役割とスキルの両方において合致するデジタル人材が重宝されています。 ここでポイントになるのはITとDXを混同しないことです。 両者には共通点もあるので同義だと捉えている人が少なくありません。 IT技術者もデジタル人材に該当しますが、その役割とスキルは多岐にわたります。 DX時代

正解を引かなくても良いが、間違いを引いてはいけない

 明らかにDXの取り組みが進んでいる企業と、それに比べるとだいぶ手前のところに取り掛かっている企業との間には一体どんな差があってそのようになっているのだろう? と疑問に思っていた。  進んでいる企業は1周目でよくある失敗を明らかに乗り越えていて、その次の取り組みを始めている。特徴としては「自分たちの言葉で語る」ことが出来ているように思う。その組織としての思想があるように感じるのだ。DXを自組織としてどう捉えているかに回答が出来て、自分たちの言葉で語れるだけの経験を既に経てい

DXの勉強その4-ユーザーとベンダーのパートナーシップ-

みなさん。こんにちは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。 今回もその3の続きです。経産省の会議の議事録を読んでいきます。 アジャイル開発アジャイル開発を行う事で時代に即した迅速で柔軟な開発を行う事が出来る。ただし、そのアジャイルという言葉と概念はアメリカ生まれであり、言葉だけではそのまま上手く適用できるとは限らない。 ユーザーとベンダー側でどのような関係性でビジネスを進めながら開発をするのか意識した方が良い。議事録当時ではユーザーとベンダーの間にペナルティが発生する関

事業のDX化を推進するために

1.社内でDX化を進める為に  社内でDX化を進める為に何をすれば良いんでしょうか?簡単にまとめれば以下となります。 (1)改善課題を洗い出ましょう (2)本質的な改革を進めましょう (3)デジタル化要員の育成しましょう

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DXは営業方法を変革するための『X』なのです #DX #デシタル【No.550 】

心を知ること、脳🧠を知ることが、生き方のヒントになります。 DX(デジタルトランスフォーメーション)は、これからのビジネスのヒントになります。 モノを売る方法が変化しています。 もちろん、自分たちがモノを買う方法も変化しています。 私はコロナ前に『車』を購入しました。試乗はしましたが、実車を見る機会が減ったことを覚えています。 一つ前の車は、試乗もせず(試乗ができなかったのですが。。)に購入を決めました😅 購入するための情報は、ディラーのブログ、Youtube