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日本語教育能力検定試験を振り返る 3/7 -勉強方法編-

この記事に遭遇したということは、これから日本語教育能力検定試験に挑もうとしている猛者だろうか。
だとしたら、きっと効率的に勉強に取り組みたいはず。

今回のトピックは1番皆さんが知りたい項目であろう勉強方法について。

勉強方法は、いたってシンプル。
シンプルなのだが、自分に合っているのかを判断するのはなかなか難しい。
すでに自分の勉強スタイルを確立していたとしても、新しい分野の勉強となると、不安を感じるはずだ。
私もそうだった。
しかし、見よう見まねで、試行錯誤して継続して独学1発合格することができた。
皆さんそれぞれの勉強法確立に役立てたら嬉しい。
それではさっそく紹介しよう。

参考書

主に以前紹介した完全攻略ガイドに沿ってやっていた。


私の手元にあるものは第4版。
これから受験する際は、必ず最新のものか確認すること。
出題範囲が変わっていたり、新しい単語が追加されていたりする。

進め方は章ごとに分野が分かれているので、取り組みやすい箇所から始めること。
初めから順番にやるのも良いが、初めが苦手分野だった場合、モチベーションが下がってしまう。
まずは自分にとって理解しやすい分野から、この本の説明の特徴を捉えること。

そして本の形式にも慣れてきたら、得意な分野と苦手な分野を少しず交互にやること。
つまりミルフィーユスタイル(別名サンドイッチスタイル)←私が勝手に呼んでるだけ

色んな章を行ったり来たりすると混乱するかもしれないが、メリハリがつくのでお勧めである。
各章の配分量を調整しながら、自分が勉強に飽きないペース配分を見つけてみてほしい。

問題集

そして、試験で問われる形式に慣れるための問題集。
攻略ガイドと同様の出版社から出ているものもあるのだが、当時の私は分野ごとに整備されているタイプが欲しかったのと、本番により近い形式は別で入手可能であったのでこちらを購入した↓

より実際のテストに近い形式で解きたい方はこちら↓

用語集

そして用語集。
こちらはゼミナールの先生からお借りして、暇な時にペラペラ眺めていた。


眺め方は以下の3点。

・知らない単語はじっくり読む。
・見たことある単語は頭の中で説明する。
・見たことあるが、曖昧な単語はノートに追加する。

フラッシュカードのような単語帳に近い。
私が借りたのは五十音順であったが、分野別になっているバージョンもある↓


なお、単語帳とういか暗記カードは、アプリを使用していた。
それについては今後更新予定なのでフォローしてお待ちいただきたい。

過去問

最後に過去問。
先程ちらっと紹介した、より本番に近い形式の問題集。
こちらもゼミナールの先生から貸していただた。


取り組みの際に意識することは、とにかく時間内に解き終えて、確認する時間を確保すること。
長丁場なので集中力を鍛えるのに最適。
なんと言っても本番の形式に慣れるトレーニングができる。

しかし、解説がないため、友達と一緒に教え合いながら勉強した。
これがなかなか効果的だったと思う。
よく、どんな勉強でも、「解きっぱなしにせず、解けなかった問題を解けるようにすることが大事。」と言われるが、それを行うことが比較的容易にできる。
どうしても自分だけでは理解し難い問題でも、友達の説明であっさり解決することがある。
また、反対に自分が分かっている解き方を相手に教える・共有することで、自身の記憶に定着しやすい。

つまり、圧倒的アウトプット
勉強は3:7で[インプット:アウトプット]が調度良いそう。

試しにコメント欄に最近覚えた日本語教育学用語を打ってみてほしい。
そしてできたら、その用語の意味を小学生でも分かるように説明してみてほしい。

やるか、やらないかは貴方次第。
ただ、確実に言えるのはやった人の方がやらない人よりも伸びるということ。
試験に挑戦する方、応援しています。


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ご高覧ありがとうございますm(_ _)m
あなたの頑張りが詰まった勉強したての単語さん、楽しみにお待ちしております(*´ω`*)

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この記事を書いた人↓

✑ 猫さんの雑用係


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更新予定項目

① 試験結果編
② 試験目的編
③ 勉強方法編(参考書、問題集など) ※本記事
④ 勉強道具編(文房具、アプリなど)
⑤ 勉強時間編
⑥ 勉強仲間編
⑦ 勉強する意味


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