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子どもが急な体調不良を起こした時になんとかしてあげたいって思います

 子どもが急に起こす身体の異常。なんだか急に熱を出したりおなかが痛くなったり。なにか事ある度に熱を出している子どもさんもおられます。その原因は足の疲れかもしれません。そういえば子どもの頃はよく熱を出したわ、なんて思っている方もおられるのではないでしょうか?遠足の後にはいつも風邪をひいて学校を休んでいた、とか。

 今回はそのようなお話です。

 冷たく硬い体育館の床。鳥取県ではこの時期以降になりますと寒さと悪天候のため屋内でスポーツをすることが増えます。もう引退しましたがウチの長男はサッカーをしていたのですが、夕方以降の練習はほとんどが体育館でした。グランドでライトを点けて練習することも可能なのですが、悪天候の影響が多いです。雪が降って積もることでグランドが使えないということもあります。そうなってきますと子どもたちは体育館で活動することが多くなります。

 体育館の床って板張りでとても冷たく硬いです。このような環境でスポーツをしている子どもたちは足の裏が硬くなります。

 その影響から高熱を出したり、咳が出たりするのです。おなかの調子を崩す子どもさんもおられます。子どもたちは足の異常をそういった方向で表出するのです。

 この時期になると体調を崩す子どもさんが増えます。ちょっと微熱があったり頭痛がしたり食欲がなかったり、そういったほんとうに想像もできないような状態の原因が足の疲れであることもあります。遠足に行った次の日に熱が出て学校を休むっていうパターンも同じです。遠足の日に休むっていうのはまた別の問題だと思いますが。

 大人のわれわれからしますと、なんで?って思うようなことですね。

 この間も娘を迎えに近くの小学校の体育館に行きました。娘は水泳をやっているのですが、その水泳クラブの活動先が地元の小学校のプールなのでシーズン外は体育館で体力づくりをしたりレクリエーションをしたりしています。琴浦町内にいくつかの小学校があるのですがその中でもウチの子が通っている小学校に一番近い小学校です。それでもクルマで10分くらいはかかるのかな?子どもたちが自力で通うのは難しいので基本的に保護者が送迎をします。

 ぼくが待機しているクルマに練習を終えた娘が帰ってきました。「おかえり」「ただいま」ってあいさつをしてから「今日は体育館をめちゃくちゃ走ってめちゃくちゃ疲れた?」とぼくが聞きますと「うん、わたしは今日、体育館をめちゃくちゃ走ってめちゃくちゃ疲れた」ってそのまま言うのです。

 その表情と発言の抑揚から娘が相当疲れているなぁと感じたぼくはおもむろに娘の額に手を当てました。汗でしっとり濡れていた額は熱があるというよりむしろ冷たく感じました。水筒に残っていた水分を摂るように促しながら家路につきました。

 家に帰ると食卓には夕食が並んでいて娘とぼくが席に座るのを妻が待っていました。席に着いた娘を観て妻が「しんどいの?」って尋ねますと娘は首を横に振ります。それでも食欲もあまりなかったようで、早めに就寝しました。

 ぼくは娘と一緒にお風呂に入ることはもうなくなりましたが、娘にお風呂の中で足をしっかりほぐすように言いました。普通、足をほぐすときはお風呂の中ではなくお風呂以外の場所ですることをおすすめしています。

 しかし、今回の娘の場合のように原因がはっきりしているときにはいいと思います。娘がお風呂から帰ってきてから、もう一回足の裏をじっと押さえました。次の日の朝は元気に学校に出かけましたので、まぁよかったかなと思っています。足の疲れと冷えが娘の体調不良と不機嫌の原因だったのでしょうね。

 足の疲れと冷えによる体調不良。それはさまざまは症状を呈して現れます。とくに子どもさんの場合はなんだか訴えもはっきりしないままでわかりにくいものです。ウチの娘のように疲れたという場合もあるでしょうし、発熱や咳をするなどで訴える場合もあります。おなかがどうこうというかたちで訴える場合もあります。

 そのようなときには足浴をしてみたり、足の裏をほぐしてみるというような方法を試してみられてはいかがでしょうか?もしかするとよい方向に改善していくかもしれませんね。何より安心して眠る子どもの寝顔を見るのはいいものですよ。


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