２歳までに抗生物質を服用したか否か

「SOYJOY」（大塚製薬）は、ご存知の方も多いと思います。
大豆を丸ごと使用して焼き上げた大豆バーで、炭水化物ダイエットをしている方、タンパク質補給に食べておられる方もいると思います。

大塚製薬が、同じ大豆から作った「エクエル」（エクオール）（大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させたもの）もあります。

大豆イソフラボンには、乳がんや更年期障害の予防に効果があります。
食事やサプリメントで大豆イソフラボンを積極的に摂っている方おられませんか？

しかし、イソフラボンの効果が出やすい人と出にくい人がおられるのです。
「エクオール」に変換出来るか出来ないかと言う所にあります。

大豆食品を食べても、「エクオール」を作れる人は約５０%なのです。（大豆食の習慣がない欧米では２０-３０%）
そして日本でも関東に比べて関西の人は「エクオール」生産が少ないのです。（腸内細菌叢のバランスによるのですが、納豆を好んで食べる人が少ないからと言われています。）

若い女性だと２０-３０%になってしまいます。

「エクオール」が作れない人ほど更年期症状が重いのです。

「エクオール」を生産できなくなってしまう原因の一つ

腸内細菌（エクオール生産菌）の有無は、２歳までに抗生物質を服用したかしなかったかが原因となっている様です。

今は風邪症状で抗生物質を処方されることも減って来ましたが、
我々が子供の頃は、風邪の処方に抗生物質は必須のように出ていたと思います。


腸内細菌叢が乱れてしまっていますね。
（明日に続く）



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