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ダブルベーシック

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記事一覧

Wbasic(錯視的アプローチ)

Wbasic(錯視的アプローチ)

私は常にWbasicという概念を深堀するために又は自己認知するために様々な角度からアプローチして皆さんを説得しようとしている。ごく一般的な人間が何かの原理を語ることは机上の空論であり何の信憑性もない。

それでも私はWbasicという概念を通して皆さんに生きやすくなって欲しいと本気で思っている。また、どこぞの学者や最もらしい肩書をもつ人間が流布する原理ならば、信用に値して信じる人もいると思う。しか

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感情の価値とは(脳科学)

今回お話しするのは感情の役割は何なのかに迫る不思議な事例です。

30年以上米国に在住し、アイオワ大学神経学科教授を務めているポルトガル人脳神経学者のアントニオ・ダマシオは、「感情」を

「根本的に、諸々の感情は、有機生命体に対する脅威やチャンスのときに自動的に起こる反応である」と定義しました。

ダマシオは人間の感情を司るシステムの手がかりを下記の調査結果から得ました。

アメリカにエリオットと

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共感と個性のWbasic

今回は、人には共感と個性のWbasicがあるというお話です。

結論からいうと共感は相手に近寄る機能で、個性は相手が近寄ってくる機能であるということです。

私たちは社会の何かしらの集団に属しネットワークを形成し社会活動を行っています。個人から組織になる場合、原子が分子となりアミノ酸に変化するように一定の結合と離脱を行います。社会生活においてミクロのレベルで行われるこの行為を仕切るのは共感と個性で

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マシュマロテスト(Wbasic2)

今回お話しするのはスタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルなどが行ったマシュマロテストを通してWbasicについて解説していきたいと思います。この実験は有名なのでご存じの方が多いと思いますが、まず実験内容を説明します。

アメリカに住む幼稚園の4歳から5歳の子ども186人が、何もない机と椅子だけの部屋に通されて椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが2個載っている。

皿の

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脳科学的アプローチ(Wbasic)

今回はダブルベーシックをいう概念を脳科学的アプローチから解説していきたいと思います。

私は思考する個(自分)思考しない個(自分)を分けて考えることが現象や行動を理解するうえで最適と考えます。これは、貴方は二人いて二重人格者なんですよというわけではありません。貴方の体は一つであるし心も一つでしょう。しかし私たちはやらなくてはいけないことを行動に移せなかったり、自身では否定的な事柄を選択してしまった

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